ある法則
ある日空を見上げたらイルカが泳いでいた。
実は今日はイルカの話ではなくて、塾生が塾をやめる法則みたいなものをお話ししたい。
生徒に入会してもらうことは本当に大変で、入ったからには必死に指導したいと思うのは当然のこと。しかし一生懸命教えれば教えるほど生徒が離れて行くと言う事実もまた然り。
生徒さんが求めるニーズと、塾側の思惑が噛み合わないという状況が生まれると、生徒はやめて行く。
受験のテクニックや受験に勝つノウハウを教えてもらって生徒がありがたがったのは昔の話。そんなものはYouTubeを開ければ腐れるほど出てくる。
僕の塾に限って言えば、生徒は自分が抱えている不安を解消する場所として、塾を利用している感がある。学校で生じた不条理な出来事に対する怒り。自分の想いが届かなかった哀しみ。将来への不安。
僕の経験値が回答にならないことももちろんあるけれど、生徒たちは話すことでだいぶ心が落ち着いて行く。
塾だけでなく人間関係もそうだが、最初から濃密に自分を曝け出して来る生徒や親御さんは要注意。去るのも早い。即効性を求めてきて、結果が出ないとすぐに別の場所を求めてやめて行く。
これだけ状況をぶちまけたのだからなんとかしてよ、ということなんだろうけれど、2、3年はかかる指導案件を半年や数ヶ月でと言われても厳しいものは厳しい。
ふわふわと浮かぶ雲のように、困ったことがあったら、とりあえず流れに任せてみることも一考のように思う。
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