教室内に飾ってある仲良し猫ちゃんの置物である。
現代の若者たちは3人に1人が結婚を選択しない。そして既婚者の3割が離婚をする状況だ。
この猫ちゃんたちのように、仲の良いカップルが世の中にはいっぱいのように思えるのだが、どうも現実は違うようだ。
男性が言葉を変えれば父親が家族のために寝食を忘れて働くというのは、もはやはやらないのだろうか。妻のため子どものために日々を生きるというのは受け入れられないのだろうか。
若者たちの声を聞くとどうもそうらしい。ストレスになる家族は持ちたくないというのが本音みたいで、自分の生活を維持するのも大変なのに、家族の面倒などみれるかと言うことらしい。
共働きが普通になって、女性が自立する時代。夫たる父親の役割はだいぶ変わってきた。しかしである。だいぶ変わってきたと言っても誰しも歳をとって不自由になって行くことには変わりがない。
結婚するしないにかかわらず、老人となって行く両親の面倒はみなければいけない。そして独身の方は自分が年老いた時、支えてくれる家族はいない。年金が潤沢で老人ホームに入れる資産がある人はまだしも、1人孤独に死を迎える覚悟がない人は大変だ。
子どもがいたとしても老後を面倒みてもらえない時代なので、そんなの関係ね〜と言う人はいるだろうけれど、孤独を回避する人間関係は構築しておいた方がいい。
一人でいることの方が気軽だと言う気持ちはわからないではない。家族を持つと言うことは、自分以外のリスクを背負うことになる。でもそれが嫌だと言うならしょうがない。それ以上の議論は進展しようがない。
少子高齢化と言う文字があっちでもこっちでも取り上げられる。僕が住んでいる一関市では限界集落が増えている。高校を終えるとほとんどの若者たちが都会に出て行く。
今の教育ではどうにもならない現状だ。訳の分からない英語や数学なんかやめて、結婚する技術とか恋愛の極意なんて教科を必修にしたらいかがだろうか。
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