佐々木朗希の魂を込めた投球
佐々木朗希投手そして二刀流大谷翔平ともに岩手出身のプロ野球選手。このビックネームを知らない人はもはやいないだろう。
今日のWBCの準決勝、日本のスタメン選手10名のうち2名が岩手県出身選手。信じられない。僕が子どもの頃は、岩手のチームが甲子園に行けばぼろぼろにされて一回戦で負けて帰って来るのが毎年の恒例。
特に岩手のピッチャーは長軟投派と揶揄されたものだ。それが今や岩手のレベルは誰もが認める投手王国。
それにしてもである。前回佐々木朗希投手が登板した3月11日は東日本大震災が起きた日。佐々木朗希君は小学3年生の時に、この震災でお父さん・おじいさん・おばあさんを亡くしている。登板の日は彼の家族の命日。僕はそれを思うだけで、試合中涙がこぼれてきてしょうがななかった。
佐々木朗希君のあのはにかんだ笑顔に寄りそう寂しげな横顔に、僕は彼が背負っている人生の重さを感じる。
今日先発しメキシコにホームランを打たれ3失点したけれど、最後9回に劇的なさよなら勝ちを日本にもたらしたのは、間違いなく佐々木朗希投手が持っている絶望の淵から這い上がった魂の希求だったと思う。
天国からお父さんが朗希君に、最高の祝福を送っていることだろう。
当塾のホームページはこちら☞➡大験セミナー
« 自称プレアデス星人のぼやき | トップページ | 野球が東北に岩手に元気を与えてくれた »
コメント