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2023年3月

2023年3月31日 (金)

須川岳or栗駒山

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一関から見るこの山は須川岳と呼ばれ、宮城県では栗駒山と呼ばれる。一方秋田では大日岳と呼ばれている。名前が三つある山なんてそうそうない。

標高1626メートル。なだらかな稜線を持ち、登山は初心者でも大丈夫。山の麓には多くの温泉が湧き出ており、多くの人々を癒してきた。

須川の地名はかつてこの山が大噴火をした時に、川に噴火の噴出物が流れてきたことに由来する。須川は強酸性の川を意味する酸川から転じた呼び名らしい。

栗駒山の由来は、雪解けの時期になると馬の形の残雪が毎年見ることができるところから来たようだ。その姿は一関の町からは見ることは出来ない。花泉町が残雪の馬(駒)の姿が見える北限かも知れない。

一関ではこの須川岳に夕陽が沈んでいく。

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一方秋田側からすれば、朝日が昇って来る山になる。故に大日岳。

須川岳には人生で6回登っている。一度だけ死ぬ思いをしたことがある。稜線を歩いていたら突然風速40メールクラスの突風が吹き荒れ、立っていることも歩くことも出来ず、岩陰に這いつくばって風が止むのを待っていたことがある。稜線なので3メートル先は絶壁。スマホのない時代だったので、山頂の気象情報が分からず、怖い思いをした。どんな山でも山は侮れない。

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2023年3月30日 (木)

年を取ると言うことは当たり前のことですが死が近づいて来ると言うことです

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リフォームの極意は調子に乗ったら一気にやることですね。お金が潤沢ならば、業者に頼んでやればいいだけのことでしょうが、予算がなく身体が空いていればアイデアと体力勝負です。

自宅前の里山の道を通る車が、ゆっくり運転で結構眺めていきます。きっと何が出来るんだろうと思っているんでしょうね。

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作っている僕本人も実は何になるのかわかっていません(笑)。ただ40年近くも古い藁や使わない農機具をしまい込んでいた納屋をきれいにして修復する作業は疲れるけれど気持ちがいいですね。

妻とも話したのですが、僕らが死んで腐れた藁小屋を残されても、息子たちは大変ですよね。断捨離として片付けて、何かに利用出来るようにしておくことは自分達の務めだと思います。

33年前に塾を開校する時も、ぼろぼろだった壁を自分で修復して塾を始めました。もちろん現在の二階建ての教室はプロの大工さんが建てたものですが、20年近く経ってあちこち傷んできました。大家さんに明け渡す時は軽く修繕しないといけないですね。

年を取ると言うことは、当たり前のことですが死が近づいて来ると言うことです。突然やって来るか、ひしひしとやって来るかは知るよしもないですが、覚悟だけはしっかり持っていたいですね。

還暦を過ぎた爺いのリフォーム作戦はまだまだ続きます。

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2023年3月29日 (水)

花粉よ頼むから減ってくれ

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自撮りで失礼します。鼻水は止まらないし、目はしょぼしょぼで、真っ赤か。呼吸困難に陥るほど今年の花粉症はしんどい。

もちろん薬は飲んでいるのだけれど、効かない。極度のアレルギー体質。地球にやってきて間がないので、きっと地球環境への適応がままならないのだろうと思う。困った。

きっとプレアデス星では杉や檜の花粉などなかったはず、この日本の春は本当に大変。

山の中に暮らしているので周りは杉だらけ。3月の中頃は杉花粉で山が黄色になっていた。ありえない。

特に今年の春は屋外で納屋のリフォームなどをやっているものだから、杉花粉シャワーを浴びているようなもの。逃げ場がない。

塾の生徒たちも花粉症との戦いに四苦八苦している。きっと類は友を呼ぶで、彼らもプレアデス星人なのかもしれない。

それにしても、杉の木が多すぎる。住宅建材にもならず、かと言って薪ストーブの材料にもならず、伐採や山の管理が大変で尚且つ儲からないのでやる人もいない。杉も密集過ぎてストレスマックス。花粉で鬱憤晴らし。参った。

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2023年3月28日 (火)

調子が悪い時は・・・

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WBC の日本の優勝は、凄まじい勢いで日本中を感動の渦に巻き込んだ。

生きる元気を貰ったと言う人も多いことだろう。野球は筋書きのないドラマと言われるが、僕などは人生そのものを見ているような気分だった。

そうね人間調子のいい時もあればドツボの時もあるよね。フラットな人生なんて無いよね。順調な時って何をやってもうまく行くし、調子が悪い時は何をやってもダメだよね。

野球もそうだろし卓球もそうなんだけど、調子が悪い時は調子がいい時のフォームなり気持ちの持って行き方を思い出せって言うけれど、僕は違うと思うんだよね。

調子が悪い時は、調子が悪い自分を認めて、その調子の悪さを否定せず共存するべきだと思うんだよ。こんな日もあるなって。

だってさ調子の悪い時って身体がうまく機能しないじゃない。本来は休むべき時なのに、無理矢理表舞台に出された感じなわけだよね。

確かにあらかじめ決まっている大会なり発表会にコンデションを作っていくのは個々人の責任なんだろうけれど、調子の波は突然やって来るもんね。

睡眠も十分取ったし、食事も問題無し、精神状態も良いのに、なぜか結果が出せないし、失敗ばっかり。これは受験もそうだし仕事でのプレゼンなんかでもそうだよね。

俗に言う緊張してと言う言い訳が出て来るわけだけれど、緊張しない人なんて誰もいないよ。コーチ緊張しない方法を教えてくださいなんてたまに卓球会場で聞かれるけれど、わかっていたらくろうしないよ。全く緊張しないとしたら、まるっきりふざけているか、最初から勝負を完全に捨てているかだよね。

調子が悪い時は、調子の良い波が来るまで練習したり努力すること。それの繰り返しが人を人生の高みに導いてくれると思うな。

 

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2023年3月27日 (月)

夢の変遷

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渡り鳥たちが北に帰る飛翔を偶然捉えることができました。

白鳥や雁たちが近隣の沼や溜池からすっかり姿を消しました。北帰行に向かったんですね。

我が家の梅の花が昨年より10日も早く咲きました。渡り鳥たちも慌ただしく、行ってしまいました。暖かい3月でしたもんね。

納屋で毎日リフォームに励む毎日ですが、寒くない天気に恵まれ順調です。まさか還暦を過ぎて、こんな大きな納屋の改築を1人でやるとは思ってもいませんでした。ビフォー・アフターの写真を下にアップしておきます。(まだまだ途中ですが)

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ちなみに祖父は桶職人でしたし、父は農業をしながら大工の仕事をしていました。小さい頃からそんな祖父や父の働く姿を見て育ったものですから、DIY のなんたるかは自然と身についていたんでしょうね。大工仕事は億劫ではないですね。

子どもの頃、大工さんもいいかなと思った時もありましたが、シンガーソングライターそしてジャズ喫茶のマスターと夢は変遷し、寺子屋の先生になっておるわけです。

実はここだけの話ですが、予算があればこの納屋をジャズカフェにしたいと思う野望はあります。

誰かうちの休耕田買ってくれないかな・・・笑

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2023年3月26日 (日)

納屋のリフォームも10日間が過ぎて

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納屋をギャラリーcafe(のよう)に変身させるリフォーム作業も10日目が過ぎた。今日は北面の板張りが終了した。

古藁の運搬から始まり、鉄屑を業者に持って行き、なんとか窓を四つ取り付け、当初の計画の20%ぐらいまで進んだ。それにしても、ガラスが結構高いことにびっくり。

ちょこちょこ材料を集めてきて、お金をかけず手間かけてと言うリフォームゆえ完成は春休み中には無理だろうと思う。もちろん納屋にあった古材を活用しつつマイペースで頑張っているわけだけれど、危険なことも結構あって、冷や汗もののリフォームだ。

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この部屋は僕が学校を終えた後最初にリフォームした部屋。母が使った後今は妻が使っている。木材を使っている建物は加工しやすいのだけれど、今回の納屋は全て鉄骨。木材を設置する手間が半端ない。ない頭を使って考えてはトントン、また考えてノコギリや金槌を手にする日々である。

新学期が始まる4月の頭まで僕の午前中大工仕事は続きそうだ。

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2023年3月25日 (土)

多くの生徒たちが巣立って行った

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高校3年生と中学3年生の何人かがそれぞれの道に舵を取り、寺子屋を去って行った。閑散とした指導室に春の日が差し込み、花粉症で鼻水が止まらない僕は、いやと言うほど春の到来を実感し、別れの季節を噛み締めている。

昨年は今頃から、叔母や叔父や親戚が次々と亡くなり、告別式に出ずっぱりのような日々だった。コロナ禍ということもあって、慌ただしい告別だったような気がする。

そう言えば、高校を去る先生方の送別会もコロナ禍でしばらくやっていない。4月の新年度、職員室から居なくなった先生方の机を見ると、新しい先生の教材が並び慌ただしい日常が何も無かったかのように始まる。

この3月は卒業式で始まり、そして月末は引っ越しのラッシュだ。夢と希望の新生活が待っている。大学もいよいよ対面授業が普通に始まるに違いない。僕の塾も連日体験学習の児童が訪れている。今年の4月こそ忙しい塾であって欲しいと願う。

今年度は経営のことも含め、試練の1年だった。スタート4月からの生徒数は今年度の一番多かった人数と同じ。いかに今年度が大変だった分かるね。

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2023年3月24日 (金)

知ると言うことはどうしても大変さが増すけれど

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梅の花が満開になった。昨年梅の木の剪定をしたのだけれど、やはり花の咲き具合が違う。松の木同様梅の木も剪定が必要なようだ。またこれで仕事のルーティンが増えてしまった(笑)。知らない振りをして放置しておくことが出来ない性格なので、困ってしまう。

古い薪ストーブをいただい時に、煙突を自分で設置したのだけれど、数十万円もするような煙突でなくても、数千円の煙突で十分煙がはけて火事にならない燃焼を保てることを知った。その代わり週1の煙突掃除がルーティンとして加わった。やっぱり知ると言うことはどうしても大変さが増える。

知らなければそれで済むものを、知ったが故に行動に起こさざるを得ないと言う日常はどう言うことだなんだろうと、ふと考えるかねごんであるが、つまりこれが貧乏性というものなのだろう。

僕は毎月朔日参りを行う。簡単に言ってしまえば、毎月1日の日に神社に行ってあ〜でもない、こうでもないと、神社の神様にグチをこぼしたり、決意表明をしたり、時によってはおねだりしたりして帰って来るのである。言ってみればこれもルーティンだ。

神社に行って何かいい事があるの?そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるだろう。そうだな。このルーティンを始めて30年近くになるが、風邪をひいて仕事を休むことがなくなった。冠婚葬祭で塾を休むことはあるが、自分が体調を崩して仕事を休んだことはない。

私立高校の講師を10年以上やっているが、自分の体調の悪さで授業を空けたことは一度もない。自称プレアデス星人だけあって、その辺りは譲れない(笑)。

知らないことは幸いだという人もいる。でもねせっかくこんなハラハラドキドキの星に生まれたのだから、どんどん知って未知なる世界にアクセスしてみようぜ。

金にならないことには興味がないって人。死んで持って行けるものは経験値と感性だけだよ。現金も通帳もあっちには持って行けないからね。

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2023年3月23日 (木)

やっぱり神様は居て欲しい

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今年度の受験も終了した。在籍した生徒たちは全員合格したと言っても、一関一高附属中学が1.5倍の倍率だっただけで、岩手県内の公立高校入試のほとんどが定員割れだった。大学入試は推薦入試がメイン故、合格を勝ち取った生徒たちも笑顔の安堵ではあったが、WBCで優勝した侍ジャパンほどの歓喜ではなかったようだ。

かつては合格発表で自分の番号が見つかると、そのまま高校からダッシュで塾まで駆けてきて、歓喜する生徒が多かったが、震災以降はそういった光景はなくなっている。

こんな大変な世の中で、自分の喜びをダイレクトに出すことが不謹慎みたいな空気感があるのだろうか。なんとなく寂しい合格発表だ。

塾の指導室に僕がDIYで鎮座させた神棚がある。かつては受験が近づくと、生徒たちがよく手を合わせて祈っていたが、近年は僕以外手を合わせる人はまれびとになった。新型コロナで奪われた青春。理不尽な侵略戦争。宗教団体がらみの元首相の暗殺。

神様に、もはや頼ることすらしない若者たちが増えている。お願いしたって無駄じゃん的な声なき声が聞こえてくる。ちょっと哀しいかな。いやかなり哀しい。

神様なんていないと言われれば、この老いぼれ爺いは反論するすべはないのだけれど、やっぱり神様はいると思うし、いて欲しい。

昨日の決勝戦の最終章を見ても分かるように、あんなドラマを演出したのは、野球の神様だろうと思う。

神様に祈ることに、宗教は必要ないし、まして学歴も社会的地位も全く必要ない。お布施を強要される神などいない。当たり前のことが当たり前でなくなってしまった現状に、多くの人たちが疑心暗鬼になってしまっている気がする。

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2023年3月22日 (水)

野球が東北に岩手に元気を与えてくれた

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昨日は岩手県陸前高田市出身の佐々木朗希投手の話を書いた。

今日はもちろんこの人、岩手県奥州市出身の大谷翔平選手。日本の優勝は大谷翔平選手の出場がなかったならば難しかったろうと思う。彼の存在感は圧巻だった。

バッターボックスに立った時の彼の姿はまさに不死鳥そのもの。マウンドの姿は仁王そのものだ。

アメリカではそれほどWBCがメディアで注目されなかったと言うが、日本がこれだけ盛り上がれば十分だ。何か文句があっか!てなもんだ。昨日地元選手が出場した岩手県では、テレビの視聴率が60%を超えた。

新型コロナだ、戦争だと、暗い話題ばかりの近年だったけれど、昨年の仙台育英の優勝と言い、世界戦での佐々木朗希くんや大谷くんの活躍と言い、野球が東北に岩手に元気を与えてくれた。感謝以外の何ものでもない。

明日からまた仕事ががんばれる。ありがたい。

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2023年3月21日 (火)

佐々木朗希の魂を込めた投球

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佐々木朗希投手そして二刀流大谷翔平ともに岩手出身のプロ野球選手。このビックネームを知らない人はもはやいないだろう。

今日のWBCの準決勝、日本のスタメン選手10名のうち2名が岩手県出身選手。信じられない。僕が子どもの頃は、岩手のチームが甲子園に行けばぼろぼろにされて一回戦で負けて帰って来るのが毎年の恒例。

特に岩手のピッチャーは長軟投派と揶揄されたものだ。それが今や岩手のレベルは誰もが認める投手王国。

それにしてもである。前回佐々木朗希投手が登板した3月11日は東日本大震災が起きた日。佐々木朗希君は小学3年生の時に、この震災でお父さん・おじいさん・おばあさんを亡くしている。登板の日は彼の家族の命日。僕はそれを思うだけで、試合中涙がこぼれてきてしょうがななかった。

佐々木朗希君のあのはにかんだ笑顔に寄りそう寂しげな横顔に、僕は彼が背負っている人生の重さを感じる。

今日先発しメキシコにホームランを打たれ3失点したけれど、最後9回に劇的なさよなら勝ちを日本にもたらしたのは、間違いなく佐々木朗希投手が持っている絶望の淵から這い上がった魂の希求だったと思う。

天国からお父さんが朗希君に、最高の祝福を送っていることだろう。

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2023年3月20日 (月)

自称プレアデス星人のぼやき

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ぼやきその1

年齢を重ねるごとに多忙になってきた僕は、休日らしい休日がない。故に自宅から半径50キロ以上離れたところにほぼ5年間出かけていない。あ〜都会のネオンが懐かしい。

ぼやきその2

塾生の祖父母さん方が僕の年齢と同じくらいになってきた。ほぼほぼ塾生たちは孫世代。始めた頃は塾生のお兄さんてな感じだったのにな〜

ぼやきその3

めちゃくちゃ物価が上がって、喫茶店でジャズを聴く楽しみがここ3年間皆無になった。1日の小遣いをワンコインと決めている僕は、一杯600円以上する珈琲を飲むのは至難の技。年に6回ほどかな。

ぼやきその4

世の中はタブレット授業が推奨され、我々のようなお爺さん先生は、ただただ戸惑うばかり。黒板にチョークはもはや古いらしい。教室から黒板が消える日、それは僕の引退の時でもある。

ぼやきその5

同級生に会うと、話題は病気自慢と薬自慢。高血圧・悪玉コレステロール・痛風・花粉アレルギー・・・薬の量は増えるばかり。

プレアデスに帰還する前に、あとどれくらいぼやけばいいのか・・・涙

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2023年3月19日 (日)

珈琲に魅せられて半世紀

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我が家もなかなかの山奥だけれど、この珈琲専門店もなかなかの山奥である。登米市三滝堂にあるippoさん。僕が知っている喫茶店の中では、珈琲の種類が一番多いですね。もちろん味もグッドです。

我が家でいつも飲んでいる珈琲豆は一関一高そばの左惣珈琲豆店の珈琲。

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焙煎の加減がマイルドで身体に沁みるテイストです。たまたま豆が切れてスーパーで買うことがあるのですが、家族に一発でばれてしまいますね。違うって。

珈琲の醸し出す店の雰囲気を味わうのもよし。珈琲そのものの味を追求するもよし。はたまた店のオーディオをメインに珈琲を語るもよし。

僕の人生に珈琲は欠かせないですね。珈琲を淹れる人の生き様が珈琲に現れますね。そういわけで、上に紹介したお店の珈琲をぜひ味わってみてください。

ちなみに僕はグアテマラの珈琲豆が好みですが、花粉症の季節になるとなぜかケニア豆を飲みたくなります。理由は謎ですが。

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2023年3月18日 (土)

夢に出てきた神様のお告げ

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納屋の片付けをしていたら風変わりな石が出てきた。古い材木の下に置石として置かれていたもの。きっと父が生前に置いたものだろう。半世紀近く材木の下に埋もれていたことになる。

実は昨夜夢の中で神さまの声が聞こえてきて(姿は見えず)、納屋から出た石に塩を添えて祀れと言うではないか。

今朝僕が夢の話をする前に、妻が「納屋から出てきたあの石をちゃんと供養しないとダメよ」と言い出した。さすが前世が巫女だけあって、神様と同じことを僕に告げてきた。

早速妻が写真のような御膳を準備し、納屋の中央に据え、僕が祝詞を奏上させていただいた。その途端季節はずれの激しい雪が舞い始めた。

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庭の梅の木が三分咲きだったけれど、いきなりの雪に梅の花も寒そうな様子。それにしても不思議なことがあるものだ。

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納屋をリフォーム中

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30年以上も古い藁を詰め込んでいた藁小屋を妻と2人でリフォーム中。

今年の3月は春期講座をお休みして、この時期私立高校の授業もないと言うことで、のんびり過ごすつもりでいたけれど、妻の視線が怖くなり、昼の時間を利用して、3日前から納屋の片付けを始めた。

初日は古藁を軽トラックで何度も休耕田に運びようやく納屋の床が見えた。そして昨日は真っ暗な納屋に窓を取り付け明かりを入れて、作業をしやすくした。

本日は納屋の入り口にあったくんたん(燃やした籾殻)を片付けるのに手こずり終了。明日からいよいよ壁板を買ってきて本格的な作業にはいる。

妻はcafeみたいにしたいと言っているが、僕には水回りや水洗トイレを設置する技量がないので、お金をためながらちょこちょこ業者さんにもお願いしていきたいと思っている。

妻の理想は

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こんな感じらしいのだけれど、今月いっぱいで出来るのは壁くらいまでだと思うので、あんまり過度な期待はしないで欲しいと願うかねごんであった。

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2023年3月17日 (金)

僕が毎日日記を書き続ける理由

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毎日本を読む感覚と同じかな。学生時代は毎日本を読んだ感想などを書くついでに、メモのような日記を書いていた。

ある日脈絡もなく太い万年筆が欲しくなって買ってしまった。それから万年筆に申し訳ないと思って書きなぐり始めた日記だった。

子育てもひと段落した14年前から、このわくわく日記をパソコンで書き始めた。塾と同じでこの日記も何度か終了しようと思ったけれど、会った人から「毎日楽しみに読ませて頂いています」なんて言われると、やめられない止まらないカッパえびせん状態で、14年近く書き続けてきてしまった。

このブログを書き始めた頃は、長年の不摂生がたたり身体がぼろぼろ状態だった。息子たちへの遺言のつもりで書き始めた感がなくもなかったわくわく日記である。

貧乏話ばかりを書いているものだから、妻にはますますお金が入って来なくなるからねと怒られるし、本音を書くと今度はそっち方面の方からめちゃくちゃ怒られるしで、わくわく日記が怒られ日記になってしまっていた日々もあった。

どうしても書かなければならいことがあるわけじゃないけれど、毎日生きているってことはそれなりに何かがあるわけで、気の向くまま文字を打ち込む日々が過ぎて行く。40代で始めたブログが60代に突入してしまった。書き続ける理由が自分でも定かじゃなくなってきたけれど、もう少し続けようかと思っている。

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2023年3月16日 (木)

何処かで見た夢の続き

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僕の妄想癖がそうさせるのだと思うのだけれど、自分が生きていると思っているこの世界は、実は誰かのイマジネーションの世界じゃないかと思う時がある。

巨大コンピュータが作った世界かも知れないし、神なるものが作った想像の世界かも知れない。もしくは地球そのものの妄想の世界かも知れない。

突然やって来る悲しみも、喜びも全てがシナリオ通りで、僕らは演じさせられている実在しない存在。

そんなことをふと考えて現実逃避している僕はやっぱり極楽とんぼ(笑)。

この実存しない主人公たちは、死んでも死んでも、また名前と人生をあてがわれ様々なストーリーを生きて行く。そんな刹那的なというのか虚無的というのか、わけのわからない妄想をして、花粉症で止まらない鼻水をごまかそうとするのだけけれど、止まらない。

一体どこの誰だ。花粉症などというシナリオを僕の人生にはめ込んだのは。

僕の今後の人生が、何処かで誰かが見た夢の続きならば、僕という主人公が死んだのちに、地球上での次のストーリーを演じさせられるのだけは勘弁して欲しいな。

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2023年3月15日 (水)

松に癒されて

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大験セミナーの教室のそばにかつて立派な松があった。大家さんが大切にしていたものだけれど、大家さんであるご主人が亡くなって枯れてしまった。

実は不思議なもので家の松ってその家の主人が亡くなると枯れてしまうことが多々ある。3年前に近くの同級生が亡くなったのだけれど、その年に門口の松が枯れてしまった。

写真の松は我が家の庭の松である。自画自賛するわけではないが、威厳のある枝振りの松だ。60年ほど前に、父と叔父が田んぼの土手にあったものを移植して庭に植えたものだ。

33年前父が亡くなった時に、実は瀕死の状態で枯れそうになった松だったが、僕が手入れをして復活させて松である。現在の塾を始めると同時に実家に戻った僕が着手したのはこの松の復活作業だった。枯れた枝を剪定し、絡まっていた蔦を取り去り、松食い虫の予防をした。

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毎朝薪ストーブにあたりながら眺める松の風景に癒されている。正真正銘の爺いである。33周年の今日は、県立高校の合格発表である。いい天気だ。

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2023年3月14日 (火)

開校33周年

明日は開校記念日。等セミナーも33周年を迎える。29歳の時に始めたこの塾も、ふと気づいたらもうこんなに年月が過ぎていた。自分が還暦を過ぎるまでやっていようとは思いもしなかったが、やってきてしまった。

32年間ずっと通い続けた教室。正直飽きた時もある。もちろん転職を考えた時もある。でも寺子屋が天職のようで、僕の今生の仕事はこれなんだろうなと思う。

本当は自営業である塾を成功させ、古くなった家を建て替え、いい車に乗ることが夢だった。ありきたりだけれどね。しかし現実は厳しかったね。バブル崩壊・リーマンショック・東日本大震災そして新型コロナと、ようやく軌道に乗ってきたなと思った時に試練がやってきた。教室を維持するのがいっぱいいっぱいで、貯蓄する余裕など全くなかったね。

廃業を余儀なくされた塾が多い中、継続して来れたことに本当に感謝しかない。

月謝が安い塾と言うイメージが一関では定着している大験セミナーだけれど、僕は決してそうは思っていない。子どもの頃からずっと貧乏生活だったこともあるのかも知れないけれど、毎月子どものために5000円以上の月謝を払い続けるのは楽ではないはずだ。

同じスタイルの塾で数万円もする大手塾が市内にはあるが、そういう塾がいいと思えばそれでいいのだと思う。他所が高い月謝だから、こっちもという考えはない。他所は他所、うちはうちだ。

さて今日も仕事が出来ることに感謝して頑張って来るか。

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2023年3月13日 (月)

春期無料体験勉強会開催中

春の無料体験学習を開催中です。お問合せください。

今年度は春期講習会は実施しません。理由は疲れたからでも年のためでもありません。やる必要性を感じないゆえのお休みです。

高校入試の受験倍率がこれほど低いと、新受験学年の動きは遅いですからね。附属中受験希望者の無料体験勉強会の申し込みはぼちぼちですが。

それにしても今年の花粉は凄まじいですね。病院から処方された薬が効きません。参りました。

庭先にやって来るカモシカくんも、目がしょぼしょぼです。

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2023年3月11日 (土)

鎮魂

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昨日の三陸の海は雨が時折降る天気だったけれど、お昼頃には日差しが差して、春らしい陽気になった。

当たり前のことだけれど、3月11日は毎年やってくる。あの日亡くなられたたくさんの方々の想いを受け止めて僕らは生きてきた。

未曾有の大災害を目の当たりにして途方に暮れた日々、欠落してしまった何かを取り戻そうと生きてきたけれど、この12年間でいまだ見つけられないでいる。

物事の道理を的確に捉えようとしても、感情がそれを遮断する。なぜ?

ありふれた日常が喪失してしまう瞬間、個々人の思い出も、これからの未来も考えるすべはなく、立ち尽くしてしまう。

生きていれば見えて来るはずの将来も、生きていれば感じるはずの痛みも、なくなってしまった同胞の現実にどうすることもなく、ただただ傍観する人生に引け目を感じ、鎮魂の祈りを捧げる時、こぼれ落ちて来る涙は悲しみよりも後悔だ。

今僕らが歩んでいる道は正しいのだろうか。今僕らが進んでいる社会は間違ってはいないだろうか。

残された人間が不幸で、逝ってしまった人たちが幸いだったのではなかったのか。そんなことを考えてしまうような日常では決していけないのだけれど、我々の生きる道は平坦ではない。

しかし、僕らはその覚悟で生まれてきたはずだ。たとえ地球が滅亡しようとも、我々は我々であり続けるし、あり続けなければならない。

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こんなに頑張っているのに

俺頑張っているのになんでダメなんだろうって思っている人っていっぱいいると思う。やっぱ才能がないのかな〜とか、運がないのかな〜なんて考え込んじゃうよね。

このブログで何度か触れてきたことだけれど、ご先祖が大切にしてきたものを整えることが大切だと思う。そして住居を整えることも。

神仏の御加護がなくて成功する人っていないと思うね。言って置くけど、何か宗教を信じなさいってことじゃないよ。自分のじいちゃんやおばあちゃんの命日には仏壇に手を合わせるとか、自分ちの近くに神社があれば、境内をたまには掃除するとか、そんなこと。

家も建て替えるとか、リフォームするとかじゃなくて、玄関を綺麗にするとか、台所を掃除するとか些細な日常のルーティンをやるってことなんだよね。整って来ると、タイミングが良くなって来るんだよ。人間関係とかお金の流れがね。

お金をかけなくても、掃除はすることができるし、神仏を敬うことは出来る。やってみれば分かることだけれど、身辺の風の流れが変わる。間違いなく。

僕も経験があるけれど、ご先祖が大事にしてきたものを整えると、回りの人間関係が改善してくる。会うたびに愚痴を聞かされていた友人や親戚が疎遠になったり、ポジティブな仲間が増えてきたり。

40年以上に渡って受験指導をしてくると、受験生の学習指導もさることながら、目に見えないバックボーンと言ったらいいだろうか、その生徒の親御さんや家族の真摯な態度や謙虚さが子どもに及ぼす影響ってものを目の当たりにするんだよね。一目瞭然だね。

お金を稼いで金持ちになることは素晴らしいことだと思う。あとはそのお金をどう活かして行くかで、家族周辺のバックボーンが決まって行くんだろうと思う。

お金を稼ぐことに特化している人は、たまたま偶然じゃないと思うよ。観察していると学ぶことが多いんじゃないかな。勉強出来る人も然りだね。

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2023年3月 9日 (木)

何気ない一言が

口は災いの元と言われるが、ついつい本音を言ったがゆえに、メディアから消えた多くの人たちがいる。政治家もしかりである。

思っていても言わなきゃいいのにと世間は思うかも知れないが、ところがどっこい言ってしまうんですね。ついつい。

差別発言や弱者を小馬鹿にしたような発言が出てくるのは、もちろん日頃思っているから出て来る言葉なんでしょうけれど、不注意ですよね。

ただ思うんですけど、心の中でめちゃくちゃ人を馬鹿にしているのに、表向き紳士気取りをしている人よりは、素直に言う人の方が僕はなんとなく救われますけどね。倫理観はさておいて。

勉強が出来ない。稼ぎが少ない。モテない等々負の日常から脱却できない人を馬鹿にする人は、実は馬鹿にすることで、自分自身の不安から逃れたいんですよね。そう言うのを心理学用語でなんとかと言うのですけれど、残念ながら忘れてしまって出て来ませんが、要は人を見下す人は逆の立場になることを畏れているんですよね。

本当に自信があって自分の信念がぶれない人は決してうっかり発言なんかしません。自分の成功や経済力に自惚れることもしません。そういうもんですよね。

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2023年3月 8日 (水)

生きて行くための糧が勉強で得られることを知っている人

 

昔の人たちは生きて行くために命懸けで狩猟をし、時に村や家族を守るために征服者と戦った。

百姓も漁師も自然と格闘しながら生きる糧を得てきた。そして現代社会は、生きるために学力を身につけ、資格を手に入れ、給料と言う名の糧を得て生きている。

誰もが農家や漁師ではなく、給料を得て暮らす生活を望む。当然と言えば当然。肉体労働や自然に左右される仕事を望まない。そこでその希望のために学歴や資格を多くの人たちが望む。そのために俗に言ういい学校を目指す。

過酷な自然状況の中で寒さや暑さと闘って仕事をするよりは、空調の整った快適な空間で仕事をする方がいいに決まっている。仮に同じくらいの収入なら断然後者を選ぶだろう。

肉体労働の仕事は、学歴社会から弾かれた人たちの仕事と位置づける現代人。建前上は仕事に貴賎の区別などないと言うけれど、世の中の人々の心理は違うようだ。

僕は先生と呼ばれる仕事をしてはいるが、バリバリの肉体労働者でもある。重たい草刈り機械を操作するゆえ、62歳になった今でも握力は55。たまに生徒の前で、硬いスチール缶を片手で潰して見せたり、やめればいいものの、授業中に3本指だけで腕立て伏せの連続技を披露したりする。

先生何か格闘技でもしているんですか?そんな質問が高校生から発せられる。確かに怪しい髭を生やした爺い故、生徒たちも想像が膨らむのだろう。卓球をやっていると答えると見事に転ける生徒たち。

農家や漁師で年収がものすごい人たちを知っている。職業に関係なく、生きて行くための糧が勉強で得られることを知っている人は、何をやっても頭角を現す。

楽をしようと学歴や資格を目指すものは、残念ながらそれ以上先のピジョンが見えてはこない。勉強もしない。居酒屋で上司や会社・組織の愚痴を言いながら、人生の時間が過ぎて行く。

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僕はそうなるのが嫌で、農業と塾の二刀流を目指したのだけれど、残念ながらまだまだ勉強が足りないようだ。

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2023年3月 7日 (火)

そろそろ卓塾とでも名前を変える?

今年に入って入塾してきた中学生・高校生は全員が現役の卓球部員かもと卓球部員。卓球部率がものすごい。

勘違いされるといけないので言っておくが、僕が卓球の指導者と言うことを全く知らずにたまたま偶然に僕の寺子屋を選んで入って来るのである。もちろん卓球関係者からの紹介でもないようだ。

塾生曰く。卓球の神様が連れてきてるんじゃないのとのことですが、そうかも知れないですね(笑)。

コロナ禍で人数が減少していると先日弱音を吐きましたが、それでも市内の個人塾では生徒数だけは多いほうだと思います。月謝がリーズナブル過ぎて残念ながら収益はあがっていませんが。

そんな僕の現状を鑑み、卓球の神様が生徒を連れて来てくれているのかも知れませんね。

今年度は一関一高附属中の受験が好調でしたので、例年になく小学生の保護者様からの問い合わせが増えています。

今日で今年度の全ての入試が終了しました。今度の日曜日からまた卓球のコーチに復帰したいと思います。

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2023年3月 6日 (月)

学力を伸ばす方法

一番大切なことは勉強することに満足感を覚えること。それが脳へのご褒美となって、俗に言う頭のいい状態が出来て行く。

満足感というのは結果から得られるものだけれど、問題なのはその結果をどの基準で評価するかと言うことだ。簡単に言ってしまうと他人からの賞賛ということになる。

先生や友達に出来ることを褒められると、学力は向上して行く。これは芸術やスポーツ、音楽などもそうだ。

あの子は出来ると言う、周囲の認定が、やる気を持続させる。従って称賛されないで叱られたりなじられている生徒は、素質や才能に恵まれていても覚醒しない。

例えば成績が上がったら小遣いを増やしてあげるとよ言う戦略は悪くはないが、そこに称賛が伴わないと単発で終わってしまう。

私って出来る。俺って出来る。そう言うゾーンに入ってしまえば、学力は伸びて行く。

地方の学校で、出来るやつと言われた人間が都会の一流の大学に入って挫折を味わいやめてしまうのは、ものすごく出来る人間と自分を比べてしまうからだ。そこには満足感が生まれない。挫折のみが澱んでしまう。

どうすればいいか。僕だったら人を好きになり、愛する人に褒めてもらうように頑張るな。学力は伸びないかも知れないが、生活意欲は断然上がると思う。僕の経験でもある(うん)。

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2023年3月 5日 (日)

巡る季節の中で

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病院に行って花粉症の薬を処方してもらった。最高気温が10度を超えると、花粉症のスイッチが入るようだ。

4月からは新型コロナ対策のマスク着用の強制が緩和されるようだが、花粉対策でしばらくマスクの日々は続きそうだ。

今年度も受験学年の指導がほぼ終了した。連日賑わっていた自習室も閑散としている。来年度の受験に向けて、無料体験入学の生徒もぼちぼち。

コロナ禍で通信教育やYouTube学習に回避していた生徒さんがぼちぼち塾に戻ってきた感がある。オンラインや通信教育の良さは安いところにあるけれど、小学生・中学生が全教科を5000円の月謝で学べる僕の塾には勝てないだろうと思う(笑)。

故に氷河期の塾経営時代をなんとか生き残ってこれたのかなと思っている。あまり儲からなかったけれどね(苦笑い)。

沈黙した3年間を来年度はとり戻したいね。頑張ろうっと。

追伸・・・無料体験入学をバリバリ実施しております。お電話お待ちしております。

 

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2023年3月 4日 (土)

砂上の王国であることを知る

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縄文時代から弥生時代を経て、日本は国という形態を作り、支配と服従の歴史を繰り返してきた。

鎌倉時代の元寇と江戸終焉の開国と言う難所を乗り越え、一気にグローバル化した近代を奔走し、戦争の渦に撹乱され、現在政治力の破綻で日本は沈没状態だ。

お金と権力で支配されている国に、真の自由を見出せないのは当然で、希望なき社会を生きている我々は、労働と言う暗黙の強制服従に蹂躙され、人生を歩まされている。

夢の一軒家を購入し、子どもたちを大学に入れ、何不自由ない人生を謳歌しているかのように見える生活さえも、実はある日、砂上の王国であることを知る。

バブルで全てを失った時も、コロナで店を閉店した時も、弱者を国は救済しただろうか。テレビコマーシャルで流れる金貸し業の宣伝の数が全てを物語っている。そこに愛などはない。本人の影武者もいない。

自己責任という言葉がメディアで闊歩してから久しい。批判を浴びて沈黙させられた言葉であるが、政治や世の中の通念は、どうもこの言葉を支持している節がある。

学校に来なくなった生徒を、無理に登校させななくていいですから、そういう声を多く聞く。これを教師が発したら間違いなく責任放棄だ。

不登校生徒の4割がそのまま大人になって引きこもり状態になっている。自己責任だからでは済まされない。この案件に関しても政府は全くの無策。

フリースクールや、不登校生を支援する学校や塾に縁を持てた人は恵まれている。金銭的問題や両親の不調和のため、放置されている生徒が問題なのである。

幸せなのは頑張った結果。不幸なのは自己責任。これが自由主義経済の日本の思想だ。先進国の中で、自殺率が一番高いのもこの思想故だと僕は思っている。

学校を終えた多くの若者たちが社会に旅たって行く。社会に横たわる光と影を知る努力もして欲しい。


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絡まりついてくるもの

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3月に入り一気に田んぼの雪が消え、コバルトブルーの空を背景にして、雪山が聳り立つ光景が目に眩しい。

大験セミナーも今月の15日で33年目に突入する。塾業界にどっぷりと浸って早40年になる。随分と時がたった気がする。

最初に教えた高校生は現在もう50代後半。きっとお孫さんがいるかも知れない。

仮に塾の神様がいるとしたら、僕は随分と神様に面倒をかけてきてしまったように思う。まず強情で素直じゃないし、かなり偏屈。

教科を教えている時も、百姓をやっている時も、俺の本当にやりたいことはこれなのか?と言う不安と言うのか疑心暗鬼みたいなものがずっと蔦のように自分に絡まりついていた。過去形じゃないな、今も。

小さい頃から貧乏暮らしだったので、豊かになることへの希求が強かったのかも知れない。だから本来はもっと儲かる仕事がしたかったのだろうと思う。でも塾も農業も金銭的ゆとりを僕に与えてはくれなかった。

やりがいのある仕事であることは間違いない。しかし40年間お金では苦労してきた塾家業だった。自分が自分で選んだ道ゆえ、弱音は吐いてこなかったように思える(今はちょっと吐いているけれど、笑)。お金に苦労したとは言え、幸いにも借金はしなかった。借金をする時は、塾をやめる時だとずっと言い聞かせてやってきた。

借金はないけれど、残念ながら蓄えもない(笑)。老後は国民年金でなんとかと考えていたけれど、支給額を聞いて愕然としてしまった。こんなに安いのかと・・・。

これでは塾もやめられない。それどころか高校の非常勤講師もやめられない。畑での野菜作りもやらねばと思うこの頃だ。

幸い息子たちが働いているので、僕が万が一の時には、お前たちの母をよろしくと伝えてはいるが・・・

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2023年3月 3日 (金)

斧からオーラも出るわな

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薪割りの斧も使い込んでくるとオーラが出るらしい。

年間一体僕はどれくらいの薪を割っているのだろうか。冬1日20本の薪を燃やすとしてひと月600本。3ヶ月で2000本弱の薪の本数。

これも体力勝負というより忍耐力とのせめぎ合いだね。ある意味惰性で薪を割っている感じ。

もし3ヶ月分の薪を業者に注文して購入するならば、10万円はかかるだろうね。我が家ではほぼほぼ材料は隣近所からいただいているので、僕の労力のみの出費だ。

それにしてもである。多忙だ。寺子屋の仕事と高校の非常勤講師の仕事。中学生の卓球の指導。地区の納税組合長。共済部長。家庭では母のプチ介護と草刈り作業。そして薪割り。そして懲りもせず毎日このブログを書いている。そうそう昨日は確定申告の書類が完成して税務署に提出してきた。ふ〜

そりゃ〜斧からオーラも出るわな(笑)。

塾と講師以外はお金にならないルーティン。きっとあっちの世界(宇宙)の通帳には莫大な貯金が貯まっているかも。そろそろ宝くじの一等でも当たるんじゃないだろうか。と期待しているかねごんであった。

ちなみに取らぬ狸の皮算用ではないけれど、野望というか妄想は着々と進んでいる。^_^


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2023年3月 1日 (水)

人畜無害的人生

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人畜無害と言う言葉がある。人間や家畜に害を与えないものという意味だが、僕個人の感覚だけれど、この人畜無害って言葉はポジティブに聞こえないんだよね。どうしても害は無いけど役にも立たない的なニュアンスを受けとってしまうんですよ。

例えば、あの人っていい人よね〜って言った場合、人畜無害的なニュアンスが漂っていませんか。いい人だけどなんか物足りない的な。

犬や猫そして鳥って警戒心が強いですよね。知らない人には。でもなぜか街で猫や鳥たちに出逢うと、みんな僕が眼中にないようで、写真を撮ろうと近づいても知らんぷり。地球人じゃないなとお思って、スルーしているんですかね。(笑)

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そう言えば我が家の愛猫が亡くなって2年が過ぎました。街で似たような猫ちゃんを見るといまだに心がずきんとします。

自営業って時に人畜無害の状況を求められますよね。敵を作らない。誤解を生じさせない的な。別に世の中に媚びを売っているわけではないのですが、このブログもそうですけれど、SNS上で拡散される批判や揶揄は時に生活に大きなダメージを被りますよね。

かつて炎上記事を書いた僕としては、それなりに気をつけて言葉を打ち込んでいるつもりですが、あまりビビり過ぎてもストレスが溜まるので、ほどほどに人畜無害を演じています(笑)。


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コロナ禍での高校生活大変だったね

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振り返れば、卒業する3年生は入学からずっとコロナ禍が続き、3年間マスクの学校生活だった。部活動も学校行事も多大なる制約を受け、3年間過ごした高校生活は本当に大変だっと思う。

微熱があれば登校出来ず、家族に陽性反応が出ればしばらく登校出来ず、自宅で過ごす時間の多さに、貴重な青春が摩耗して行く感覚を覚えたのではないだろうか。

不合理な状況に対する怒りのやり場は何処にもなく、諦観と忍耐をいやと言うほど学んだ3年間だったと思う。

我々教師が体感したこの3年間と、君達高校生が送った3年間は全く違うもの。人生で一番体力があって、人生で一番はちゃめちゃが出来る高校3年間を君達は沈黙して過ごしたわけでだから。

君達の失った3年間を思うと涙が出てきてしょうがない。授業中、マスクの下の君達の表情は悲しんではいなかったけれど、決して喜んでもいなかった。はにかんだ笑いが印象的だった。

ありきたりの言葉だけれど、高校生活は2度と帰っては来ない。あの青春の時代は帰っては来ない。

コロナで楽しめなかったぶん、これから青春を取り戻してねと言えても、やっぱり高校時代は帰っては来ない。だから素直に今日の君達の卒業を僕は喜ぶことが出来ない。

卒業おめでとうは言えても、その言葉そのものにオブラートで包んだようなわだかまりが付随してしまう。まるでマスクを通しての呼吸のように。

いつの日か、君達が過ごした異常な時代が思い出として語られる日が来るだろう。その時に君達が心から笑える瞬間を日常に体験していることを切に願う。祈念している。

在校生に見送られての卒業式ではないけれど、マスクなしでの卒業式ではないけれど、君達は立派な卒業生だ。がんばったと思う。

大験セミナーに通ってくれた一関一高・一関二高の3年生諸君、そして一関修紅高校の3年生のみんな、大人になるってかっこいいぞ。素敵な大人になって、君達の青春を見返してやれ。

僕の拙い授業に付き合ってくれて本当にありがとう。とりあえずさようなら。


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