過去の先入観で決めつけてはだめだね
震災後だったかな、マックの店に入って珈琲頼んだら、不味くて飲めなかった。それ以来10年ほどマックに行ってなかった。
先日妻が気仙沼で出張講座をやると言うので、妻の運転手として気仙沼まで僕も出かけて行った。妻をおろした後、珈琲を飲みたくて喫茶店を探したけれど近くになかったので、仕方なくマックに立ち寄った。
珈琲を頼んだのだけれど、かつてのようにすぐは出てこなかった。4分ほど待ったかな。飲んでびっくり。美味しいのである。それも安くて。
過去の先入観で決めつけてはだめだね。世の中は確実に進歩もしているし衰退もしている。
実は学校もそう。一関市内には県立高校が結構ある。順不同に言うと千厩高校・大東高校・花泉高校・一関一高・一関二高・一関工業があるのだけれど、一関二高と工業が倍率が1倍を超えただけで、あとは全て定員割れ。少子化の影響が凄まじい。県内の高校も同様の状況。
1学年の生徒数が40人に満たない県立高校が続出している。これだと部活でのチームも組めないし勉強に於ける競争意識も低下。
で、生徒たちは私立高校を目指す。学費が高いというのは昔の先入観。所得が少ないと申請しだいではほぼ授業料が無料。スポーツ特待生も無料。学力特待生も無料。
その結果、僕が講師で行っている私立高校ではゆうに100人を超える中学3年生が、推薦枠で入学を選択し入って来る。
私立高校は存続をかけて、推薦大学の枠を拡大し、運動部の企業推薦枠も確保している。勿論そこには先生方の並々ならぬ努力がある。
僕も私立高校の出身だけれど、当時進学コースなどというものは存在せず、記憶が正しいければ大学に進学したのは僕を含め4、5人だった気がする。1クラスひとりと言うところだったろうか。
それが今や市内私立高校の大学・専門学校進学率はクラスによっては100パーセントに達している。時代は変わった。
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