恋愛をしない若者たち
寺子屋の自習室はテスト期間ということで、連日盛況である。今年度最後の定期テスト。これが終わればバレンタインということで、女子中学生や女子高校生はチョコレート作りに突入というところだろうか。
昨今恋愛をしない若者たちというのが問題になっているらしい。3人に1人が結婚適齢期を過ぎても結婚をしない日本。そして結婚したカップルのうち三分の一が離婚するする国日本。恋愛をしない若者たちの深層心理に、この辺りの実情が燻っている感じがしないでもない。
その結果少子化が加速し、1人暮らしをする老人が将来確実に増えて行く。バブル終焉以降、ここ30 年間地方企業の給料が上がってないことが家庭を持たない、持てない大きな原因だと僕は考えている。
車を所有し、スマホを持ち、年金を払い、親が残してくれた家と土地の固定資産税を払い。健康保険税と所得税を払った他に、親の介護となれば医療費・訪問介護等で年間120万ほどかかる。ちなみに工場勤務をしている地方都市の若者たちの平均手取り年収は200万円ちょっとだ。それこそ本業の他にバイトや副業をやらないと生きて行けない。僕もそうだけれど・・
会社から戻ってきた後に、車の代行運転をやったリ、早朝会社に行く前に、近隣のナス農家の収穫を手伝ったりしながらどうにか生活を維持している方々を僕は知っている。
日本のお偉いさん方は、少子化対策云々とおっしゃっているが、税制や若者たちへの対応を見ていると、貧しき者たちは結婚をするな、子どもを作るなと言っているようにしか僕には思えない。
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