申し訳ないが僕は信じてはいない
合格招き猫を買ってきて、なんとなくホッとしている状況と、政府が発表する数字を見て一喜一憂する状況って一見同じように見えて実は違う。
招き猫が幸運をもたらすという言い伝えは、仮に嘘だとしても損失は少ない。ちなみにこの合格招き猫はリサイクルショップで300円で買ってきたもの。ところが電力量がやばいと言う報道を間に受けて、真夏に冷房を止めていたら、命に関わる状況が生じることだってある。
新型コロナの死亡人数にしても、コロナワクチンの摂取率の数字にしても、申し訳ないが僕は信じていない。政府が発表する数字は常に改ざんされてきた歴史がある。戦時下に於いてもそうだったし、新型コロナワクチン摂取で亡くなった方の人数もでたらめだ。摂取後自宅で体調を崩して亡くなった人を完全に省く行為が許されていんだろうか。
日本人は数字に洗脳されがちな国民だ。最たるものが受験生が信奉する偏差値だ。偏差値52の学校と偏差値48の学校に一体どれほどの違いがあると言うのだろう。受験指導を40年間してきたが、僕は偏差値表を見る度にげんなりしてしまう。数字で能力を判断するこのシステムを考えた人は、生きることに疑心暗鬼だったんだろうなと思う。
さまざまな社会現象を数字化して視覚的に示すことは、確かに説得力があるけれど、それ故に利用される怖さもある。勤勉な国民性ゆえに、数字化されたものを目標に頑張るという行動が、政治に利用されてきた感がある。と僕は思っている。

当塾のホームページはこちら☞➡大験セミナー
« 電気代が高くなって原子力発電でもいいかと言う声が増えてきたけど | トップページ | 運に愛される人 »
コメント