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2023年2月

2023年2月28日 (火)

ずっと探していたものが手に入った

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ガラ携帯からスマホに切り替えて2年になる。スマホでいろんな曲を聴くことが出来て嬉しいのだけれど、イヤホンで聴かないと音質が悪い。僕は耳が猫耳で基本的にイヤホン類をつけるのが苦手なので、電気を必要としない増幅機を探していた。耳骨に響かせるイヤフォンもあるようだけれど、高いようだしね。

陶器のものや金属製のものがあるのだけれど、音がとげとげして木製の物が欲しかった。某道の駅でようやく木製の柔らかい音を出すスピーカーに巡り合った。完全手作りの一品ものである。

早速教室で鳴らしてみたけれど、ナチュラルな自然な音になって聴き安い。音楽をBGMにして、雑用の仕事がはかどりそうだ。

ところでスマホを手にして以来、紙媒体の辞書をほぼ使わなくなった。Google大先生に頼る日々である。本当は良くないのかも知れないのだけれど、便利さには逆らえないかねごんである。

昨年僕の住む山里にようやく光回線が通じて、自宅のWi-Fiがスムーズに入るようになった。かつては大雪が降ったりめちゃくちゃ暑い日はルーターがポシャってダウンしていたが、さすが光、頼もしい。ただし今回手に入れたスピーカーと違ってお金はかかるけれどね。


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2023年2月27日 (月)

稲作農家を25年してきたけれど

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30歳の時から55歳まで寺子屋を営みながら稲作農家をずっとやっていた。過去形で書いたのは、母の介護が始まったのを機にやめた。やめたと言っても休耕田の草刈り作業は継続中なので、農家を廃業したわけではない。

我が家の前の道路は花泉瀬古杯マラソンのコースになっていて、大会の日は多くのランナーが駆け抜けて行く。写真に写っている田んぼは6年前まで僕が田植えをしていた田んぼだ。走っているコスプレランナーはちなみに見知らぬ人(笑)。

農家は儲からないと言われるが、正確に言うと稲作農家が儲からない。ナスやイチゴや畜産農家はかなり儲かっているらしい。ちなみに我が家の田んぼの広さは甲子園球場のフィールドくらいあるんだけれど、経費を引いた利益は1年間働いて、塾の売上の2ヶ月分にもならなかった。かと言って塾が儲かっているわけでもありません。残念。

稲作農家をやめて心がずきんときたのは、初めてお米をスパーで買った時。農家の倅が米を買うのか〜と言う罪悪感。ご先祖様に申し訳ないのようなそんな気持ち。

農家の長男坊がいきなり寺子屋を始めたと言うことなんだけれど、実は明治になって学制が敷かれた時に、我が家の座敷が小学校の仮校舎だったらしい。妻が座敷でシュタイナー教育を取り入れたアトリエ『風と虹』をやっているのも、僕が一関の町で塾を営んでいるのも、歴史の因縁めいたものを感じるこの頃です。

冬は寒くて大変だけれど、草刈りがないぶん楽。ゴールデンウイークを過ぎた辺りから日々の草刈り作業が始まる。塾もそうだけれど、休耕田の草刈り作業もいつまで出来るかだな・・・


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2023年2月26日 (日)

よろしくご理解とご協力のほどお願いしたい

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新型コロナが始まって3年になる。生徒数の減少に追い討ちをかけるように、電気代や灯油代をはじめとする値上げが続き、アップアップ状態だ。

確定申告の書類を作成中だが、今年度は東日本大震災の年以来の低所得になりそうだ。

収益の減少に加え、月謝の滞納が増えている。2ヶ月3ヶ月間の未納が増えると、さまざまな支払いが出来ない。困っている。今年は頂いた月謝がそのまま教室の家賃や電気代・灯油代等に飛んで行く状況だったので、滞納の増加は痛かった。

一方月謝を月初めどころか、指導前に納めて頂いているご父兄もいる。非常にありがたい。感謝にたえない。

こんな年は高校の非常勤講師の講師料で、なんとか生活を維持させていただいている日常であるが、寺子屋経営を即刻建て直したい。

きっとこのご時世で、ご家庭も大変なんだろうと思う。ガスや電気代は滞納すると止められるので、どうしてもそちらを優先してしまう。塾の月謝は後回しでいいかなと言う心情は重々理解できる。オール電化にした家はとてつもない電気代に四苦八苦していると聞く。

来年度はコロナが完全終息し、ロシアがウクライナ侵攻をやめて、以前のような日常が戻ることを願うわけだけれど、世界を見渡すと、一発触発の火種があまりにも多すぎる。世界経済がそして日本経済がこれ以上どん詰まりにならないことを天に祈る気持ちだ。

60まで頑張るつもりの寺子屋だった。しかし低料金の先生の塾がやめられたら困ると言う声に後押しされて、20年間月謝の値上げもせずにどうにか継続してきた。

60をとうに過ぎてしまったけれど、もう少し頑張って行きたいと思っている。よろしくご理解とご協力のほどお願いしたい。


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2023年2月25日 (土)

平均余命寿命

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還暦を迎えた日本人男性の平均余命寿命は、22歳弱らしい。そうすると現在の僕は平均余命寿命で言うと後20年生きることになる。きっとそんなに生きないとは思うけど。

健康で家族に迷惑をかけないで長寿であればいいのだけれど、僕は全くその自信がないので、ほどほどでおさらばしたい。先日もこのブログで書いたけれど、地球への転生ももういいね。

ところでずっと気になっていたことだけれど、努力義務って言葉、どこまでが法的強制力があるんだろうね。日本語としても曖昧。

実は今度の4月から自転車に乗る人は全員ヘルメットをかぶる努力義務が課せられるらしいのだけれど、どうなんだろうね。ヘルメットをかぶっていないで怪我をすると保険が満額おりないとか、そんなペナルティが課せられたりするのかな。努力義務って曖昧だよね。

同じく最初に話した平均余命寿命という表現もちょっと曖昧だよね。普通の平均寿命と根本的に何が違うのか、ちょっと引っかかるよね。一応言葉としては分かるんだけれどね。

言葉のマジックじゃないけれど、言葉として納得させられても、本質がわかってない時が多いよね。よく政治家が使う、善処させていただきますとか、検討させていただきますなんかさ、簡単に解釈すれば拒否りますってことでしょ。

余命平均寿命20年の僕は、好物のカレーをあと何回食べれるのかな。笑


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2023年2月24日 (金)

青春ゆえの儚さ

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テストの採点をしながらカーペンターズのアルバムを聴いている。1年に1度くらい突然聴きたくなるね。

僕が中学の頃、必ずラジオから1日に1度は流れていた。メローな旋律は、哀しみと希望が折り重なった歌声にのって心に沁みたね。

中学3年生から高校の1年生頃までってとても繊細でそんでもって大胆不敵。少年の魂と大人の魂がしょっちゅう入れ替わるような年代だよね。

自分の努力が報われるんだろうかとか、好きな子に妄想を抱いたりとか、嫌なやつに殺意を感じたりとか、とにかく日々精神も行動も錯綜していた時代だったように思う。

高校生や中学生と毎日接していると、若さゆえの輝きを浴びると共に、若さゆえの心の痛みもひしひしと感じるんだよね。辛いだろうなとか、怒りを押し殺しているんだろうなとか。

肉体は大人だけれど、ものすごい制約を受ける生徒である時代って、社会の矛盾や大人の利己的思考にバリバリ振り回されるじゃない。人間不信になるよね。

正義とか愛とか純粋に信じられた時代ってあったと思うんだよね。裏切られても、無視されても。でもねどこかで冷めるんだよね。その時が言ってみれば青春の終焉ってやつなんだろうね。

カーペンターズの歌を聴きながらそんなことを想っていました。あれ!採点業務が全く進んでいない・・・


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2023年2月23日 (木)

過去の先入観で決めつけてはだめだね

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震災後だったかな、マックの店に入って珈琲頼んだら、不味くて飲めなかった。それ以来10年ほどマックに行ってなかった。

先日妻が気仙沼で出張講座をやると言うので、妻の運転手として気仙沼まで僕も出かけて行った。妻をおろした後、珈琲を飲みたくて喫茶店を探したけれど近くになかったので、仕方なくマックに立ち寄った。

珈琲を頼んだのだけれど、かつてのようにすぐは出てこなかった。4分ほど待ったかな。飲んでびっくり。美味しいのである。それも安くて。

過去の先入観で決めつけてはだめだね。世の中は確実に進歩もしているし衰退もしている。

実は学校もそう。一関市内には県立高校が結構ある。順不同に言うと千厩高校・大東高校・花泉高校・一関一高・一関二高・一関工業があるのだけれど、一関二高と工業が倍率が1倍を超えただけで、あとは全て定員割れ。少子化の影響が凄まじい。県内の高校も同様の状況。

1学年の生徒数が40人に満たない県立高校が続出している。これだと部活でのチームも組めないし勉強に於ける競争意識も低下。

で、生徒たちは私立高校を目指す。学費が高いというのは昔の先入観。所得が少ないと申請しだいではほぼ授業料が無料。スポーツ特待生も無料。学力特待生も無料。

その結果、僕が講師で行っている私立高校ではゆうに100人を超える中学3年生が、推薦枠で入学を選択し入って来る。

私立高校は存続をかけて、推薦大学の枠を拡大し、運動部の企業推薦枠も確保している。勿論そこには先生方の並々ならぬ努力がある。

僕も私立高校の出身だけれど、当時進学コースなどというものは存在せず、記憶が正しいければ大学に進学したのは僕を含め4、5人だった気がする。1クラスひとりと言うところだったろうか。

それが今や市内私立高校の大学・専門学校進学率はクラスによっては100パーセントに達している。時代は変わった。

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2023年2月22日 (水)

学校に行かない時間の使い方

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近くの道の駅で懐かしいカブを見かけたのでパチリ。僕が高校時代、学校に通うのに乗っていたバイクがこれだった。

学校は楽しくないと言う声を聞くようになって久しい。不登校という実情が社会問題となって30年くらいになる。

なんだろうね。先生が嫌いだとか、いじめられるとか、勉強が分からないから等の理由で学校に行かなくなる、いや行けなくなる生徒が多いわけだけれど、実はもっと奥深いところに原因があるんだろうね。

仕事柄俗に言う不登校の生徒さんとは随分と関わってきた。勉強が分かるようになって学校に復帰して行った生徒さんもいたし、仕事に就いてお金を稼ぐことで自信がついて社会復帰して行った生徒さんもいた。

一方で、自宅に引きこもり、心療内科の通院で日々を送っている方もいる。

生きる目的とか、人生とはなんて語るつもりはないけれど、基本的に楽しいことがあればなんとか生きていけるんじゃないかな。だからゲームだってokだと思うし、バーチャルの世界が落ち着くのならそれでもいいのかなと思う。

生産性のない人生はダメだなんて言う人もいるんだろうけれど、そもそも生産すればするほど地球の環境は悪化するからね。

本当は学校に行かなくちゃいけないのに行けてない、と思う精神状態が良くないのであって、学校は私に取って必要な所じゃないと割り切った方がいいと思うよ。そうすると違う風景が見えて来るかも知れない。

僕は学校が好きじゃなかったけれど、バイクに乗るのが好きだったので、そのついでに高校に行っていた。

今の中学や高校って無茶苦茶宿題が多いんだよ。うちの塾生なんか宿題をやりに来ている生徒が多くて、宿題解決塾になってるもんね。

部活に燃えていて、付き合っている彼氏彼女がいれば学校は楽しいだろうね。熱があっても体調が悪くても、這ってでも学校に行くよね。

学校にどうしても足が向かない人は、学校に行かないことで持ち得た時間を芸術や文学や音楽に使えればいんだけれどね。出来ればね。

生きて行くことって大変。人生を走り続けることって本当にしんどい時はしんどいよね。一見強そうにしていて悩みなんか無さそうな人がいるけど、見た目だけで、みんな抱え込んでいるんだよね。何かしらね。

人生長いからね。あせらないで自分のやりたいことじっくり探せばいいよ。

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2023年2月21日 (火)

寒い朝に薪ストーブの前で飲む一杯の珈琲で全てが報われる

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昨年の11月から今年2月半ばまでに自宅の薪ストーブで燃やした薪である。昨年の春に準備した薪の半分近くを消費した。

材料は先輩宅の山から切り出したものをただで頂いた。ほっといても朽ち果てるだけだから持っててと言うことで、軽トラックで5台分ほどの材木を頂いてきた。

あとはチェーンソーで切って、薪割り作業をしたわけだけれど、僕個人としては薪割りよりもチェーンソーの切り出しの方が腰や背中にくる。整骨院通いが増えた。

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それでも寒い朝に薪ストーブの前で飲む一杯の珈琲が、僕の全ての労苦を霧散させる。薪の炎を見つめている時間は癒しそのものですね。

ちなみにこのストーブも頂きものです。^_^

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2023年2月20日 (月)

遊び心あるね〜

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栗駒六日町のかいめんこやさんは、僕の大好きなカフェ。

毎回面白い珈琲カップで、楽しませてくれるし、食事も美味しい。どこの田舎町もそうだけれど、商店街はシャーター通り。そんな中で都会からの移住者を受け入れ、商売を支援するプロジェクトを立ち上げた六日町は素晴らしい。

そのかいめんこやさんの同じ通りに、文具店のコトリさんがあるのだけれど、ラッコの可愛いテープカッターがあったので、思わず購入してきた。寺子屋に置こうと思ったけれど、自宅教室の風と虹で使いたいとのことで、妻に取られてしまった(笑)。

神社と同じくらいカフェ巡りが好きな僕は、やっぱり学生の頃に夢見た、ジャズ喫茶のマスターが心の中でくすぶっていて、訪れるいろんなカフェを経営者の視点で見てしまう。

お金をかけただろう割にはガッカリと言うお店もあるし、店主自らがリフォームした素晴らしいカフェもある。

淹れる珈琲が美味しくて、音がいいお店。これに尽きるね。

そしてどんな商売にも言えることだけれど、癒しのある空間じゃないと人はやって来ないよね。

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2023年2月19日 (日)

雨の塩竈神社

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正月に行けなかった塩竈神社に行って来ました。雨に煙る境内も趣きがあって良かったですね。

途中松島に寄って、牡蠣を食べてきました。最高の味でしたね。

ところで塩竈神社の拝殿の前で祝詞を奏上しておりましたら、隣にやって来た家族連れの若いお父さんが、同じ祝詞を唱え始めました。人生で初めての経験でしたね。

妻曰く。こんな雨の日に神社に来る人たちってあなたみたいな人なのよ。故に祝詞を誦じて奏上する人と遭遇することは偶然ではないわよと、言うことでした。確かに。

土砂降りの雨の中、参拝客はまばらでしたが、ゆっくりと神様と対面出来たのでラッキーでしたね。今年度も残り僅かとなって来ました。中学3年生の最後の追い込みも来ますし、自営業者故、確定申告の書類の作成もあります。

ファイト!ですね。

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狛犬さんが転んだ

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寺子屋の指導室には合格祈願をしている神棚があって、ちょっとポップな狛犬さんが鎮座している。

実はこの狛犬さんひとりでに、太陽が沈む方角に顔を向けていることがある。最初は正面を向かせているのだけれど、写真のようにいつの間にか身体が回転している。

きっと塾生の悪戯だろうと思っていたが、そうではないらしい。???

この狛犬さん東日本大震災の時に落っこちて割れてしまったものを、僕がボンドでくっつけて修復したものだ。何かが宿ってしまったのだろうか。

教室に鎮座しているカエルの置物にしても龍神の置物にしても、そのほとんどは僕がリサイクルショップから救済してきたものだ。この狛犬くんたちもそう。

塾生から「先生何か宗教やってんの?」と聞かれるものだから、いつもプレアデス教って答えている。月謝袋を出す時にお布施ですと言って手渡す生徒がいるのだけれど、基本的に間違ってはいない。笑

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2023年2月18日 (土)

生きることが楽しくなる方法

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僕はストレスを感じたり、ちょっとうじうじした時は、好きなものを食べに行きます。ラーメンや蕎麦が多いのですが、食べたいものを食べると、幸せな気分になります。

600円くらいの食事で元気が出て、楽しくなるって最高ですよね。きっと単純なんだろうと思います。

生きることがつらいと言う人がいます。仕事がきついとか、家庭内がうまく行っていないとかいろんな理由で。

生きることが楽しくなる方法って、日常生活のわくわく感を増やすことだと思います。毎日同じことばかりじゃつまらないですもんね。

興味があることをやってみる。それがマンネリ的生活からの脱却手段だと思います。ちなみに僕は神社巡りが中年以降の楽しみとなって、わくわく感が止まらなくなってしまいました(笑)。

故に大好きな神社に参拝して、帰りに好きなラーメンを食べた時には、嫌なことなんか全部吹き飛んでしまいます。

神社の拝殿の前で、僕は祝詞をあげます。かしこみ〜かしこみ〜と言う例のやつです。しょっちゅう神社に行っているとですね、自分が奏上する祝詞を、神様が聞いているかどうか分かるんですよ。ここだけの話ですけれどね(笑)。

全く感応しない時があります。神社の神様が知らんぷり状態の時ですね。自分の何がいけないかなんて一切考えません。そういう状況にも感謝ですね。

おまえなんか変だぞということを教えてもらっているわけですからね。ちなみに最近はまっている神社があります。猿田彦神社です。実はこの神社の近くに超個性的な爺さんがやっている蕎麦屋さんがあったんですが、ちょっと離れた地域に移転してしまったんですね。

そんなことはどうでもいいんですが、猿田彦の大神は導きと道開きの神様なんですよ。なんかですね。僕自身還暦を過ぎて大金が欲しくなったんですよ。やりたいことがあるんですよね。

何かって?内緒です。笑

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2023年2月17日 (金)

知るべきことを知らないで、知らなくてもいいことを知ってしまった社会。

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この写真、昭和30年代の一関の風景。僕が幼少の頃はこんな風景の中で育った。改めて振りかえると寒かったね。

でもね逞しかったね、みんな。戦争が終わって15年ちょっとして僕なんかは生まれたんだけれど、貧しさをバネにして希望に満ちていたと言うか、当時の人たちからは辛い時代を乗り越えた喜びさえ感じたね。

この頃から半世紀以上がゆうに過ぎて、とても便利な社会に僕らは生きている。でも希望に満ちた時代なのかと言うと決してそうではない。

知るべきことを知らないで、知らなくてもいいことを知ってしまった社会とでも言ったらいいだろうか。一瞬で世界を駆け巡る情報にふりまわされ、自分の足元をしっかり見据えることができない社会になってしまった気がする。

個人が孤独でいることに違和感を覚えない暮らしが訪れた。一台のノートパソコンとWi-Fiがあれば、自由意志が世界を駆け巡る。それが現実の振りをしたバーチャルの世界であることに多くの人たちは気付いていない。

仕事も芸術も学問も、人間と人間が直接ぶつかりあって形作られて行くもだった。新しい時代に生身の人間は耐えられるのだろうか。

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2023年2月16日 (木)

運に愛される人

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昨年初めて優勝旗が白河の関を超えて東北の地に舞い降りた。仙台育英高校が東北勢として初めて甲子園での優勝を勝ち取った。死ぬまでに東北チームの優勝は見られないんじゃないかと思っていたが、実に夢のような感動をもらった。

来月には春の選抜高校野球が始まる。もちろん仙台育英も出場するわけで、夏春の連覇も期待できるチーム力だと思っている。一度壁をぶち破ると、物事は成就しやすいものだ。期待で胸が高鳴っている。

勝てない時というものはどんなことをしても勝てない。しかし不思議もので、勝つ時というはすんなり勝てるものだ。選手たちの努力。監督の指導力。もちろんそれらも大切なわけだけれど、勝つために一番肝心なものは、勝てるという絶対的自信だ。これがないと勝てない。

つまり実力が拮抗している状況では、勝てるという自信を選手に浸透させたチームが勝つ。これは受験にも言える。これだけやってきたのだから、僕が解ける問題が出る。それくらいの気持ちが受験運を呼び込む。いくら努力をしても、不安な気持ちのままでは、勝利を他人に奪われてしまう。

誰ものが出るからには勝ちたいし、誰もが成功者になりたい。誰もがお金持ちになりたいし、幸せな暮らしを送りたい。それが叶う人と叶わない人の差は運に愛されるか否かだ。

運に愛される人は、ひたすら自分の出来ることをやっている。勉強も仕事も。運のない人はなぜか自分が出来ないことを頑張ろうとする。自分が出来ること。それが天職だと思いますよ。

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2023年2月15日 (水)

申し訳ないが僕は信じてはいない

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合格招き猫を買ってきて、なんとなくホッとしている状況と、政府が発表する数字を見て一喜一憂する状況って一見同じように見えて実は違う。

招き猫が幸運をもたらすという言い伝えは、仮に嘘だとしても損失は少ない。ちなみにこの合格招き猫はリサイクルショップで300円で買ってきたもの。ところが電力量がやばいと言う報道を間に受けて、真夏に冷房を止めていたら、命に関わる状況が生じることだってある。

新型コロナの死亡人数にしても、コロナワクチンの摂取率の数字にしても、申し訳ないが僕は信じていない。政府が発表する数字は常に改ざんされてきた歴史がある。戦時下に於いてもそうだったし、新型コロナワクチン摂取で亡くなった方の人数もでたらめだ。摂取後自宅で体調を崩して亡くなった人を完全に省く行為が許されていんだろうか。

日本人は数字に洗脳されがちな国民だ。最たるものが受験生が信奉する偏差値だ。偏差値52の学校と偏差値48の学校に一体どれほどの違いがあると言うのだろう。受験指導を40年間してきたが、僕は偏差値表を見る度にげんなりしてしまう。数字で能力を判断するこのシステムを考えた人は、生きることに疑心暗鬼だったんだろうなと思う。

さまざまな社会現象を数字化して視覚的に示すことは、確かに説得力があるけれど、それ故に利用される怖さもある。勤勉な国民性ゆえに、数字化されたものを目標に頑張るという行動が、政治に利用されてきた感がある。と僕は思っている。

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2023年2月14日 (火)

電気代が高くなって原子力発電でもいいかと言う声が増えてきたけど

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雪が解けるとぐちゃぐちゃになります。あれ嫌ですよね。凍っていても嫌だし、ぐじゃぐちゃなのも嫌。根本は雪が降らなければいいわけですが、北国に住んでいてそれは無理ですね。

一応我が家には電気乾燥機というものがあるのですが、ふざけたくらい電気代が上がっている今、洗濯ものや靴の乾燥は薪ストーブに頼っています。ほぼほぼただなので。

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電気代が高くなって、安くなるなら原子力発電でもいいかなと言う声が聞こえて来ますが、それって政府の策略にまんまとハマってしまうことですよね。そもそも電力量が足らないってのも嘘。テーマパークや公園のイルミネーションはこれでもかって光り輝いているし、東北地方に設置された太陽光パネルの面積は半端ないですよ。

政府はなんとかして原子力発電を稼働させ、某電力会社から甘い汁を吸いたいだけでしょうね。懲りないんでしょうね。政治家は欲望の塊ですからね。

 

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骨寺村荘園遺跡に鎮座する狛犬さん

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こんにちは狛犬研究家のかねごんです。

今日紹介するのは、世界遺産登録を目指す骨寺村荘園遺跡に鎮座する駒形根神社の狛犬さんです。ズバリこの姿ってあれですよね。^_^

この狛犬さんを撫でて、子宝祈願をしたのではないでしょうか。一期両得。制作者もやるね〜って感じですね。

狛犬さんと道祖神を一体化したものは、非常に珍しいですよね。これだけでも世界遺産登録の価値があるんではないでしょうか。ちなみに

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このキュートな狛犬さんは、僕が崇拝する青龍さんが御祭神である十和田神社の狛犬さんです。目力が日本一だと思います。

や〜狛犬さんって奥が深いですよね。

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2023年2月13日 (月)

原風景

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昨日千厩のひな祭りイベントで馬車を見た。実は僕にとっての故郷の原風景と言うと、冬の雪原の中で材木を運ぶ馬橇の光景だ。

幼いながらに感じた厳しい冬に生きる人々の姿と馬の逞しさに、僕は言い知れぬ感動と畏敬でうち震えていたのかも知れない。

妥協を許さない冬の生活。その原風景の中で培ってきたものは、貧しさからの脱却であり、呪縛からの解放だったような気がする。

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馬橇の風景が今はトラクターに代わった。時代の変遷の中で、失ってしまったものたちへの哀愁と、過ぎ去ってきた慟哭の声が雪原にこだまする。

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2023年2月12日 (日)

春なのに〜♪

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バッケをもう何度か食べた。自宅周辺はまた雪だらけになってしまったが、今年も確実に春が近づいている。

今日は一関高専の入試。塾生の今年度の入試も高専の入試が終われば、あとは3月の県立高校の入試で終了だ。

来年度の準備が始まる。ここ20年間月謝の値上げをいっさいしてこなかったけれど、この物価高で塾の利益は赤字と黒字のボーダーライン。年間の教材光熱費を若干値上げさせていただくことにした。

月謝は据え置き。兄弟姉妹で通塾の場合は教材光熱費がひとり分だけで、兄弟何人通ってきてもひとりぶん18000円は免除という兄弟割り引きは継続します。

コロナ禍で仕事も勉強もリモートが主流になってきましたが、寺子屋の良さを求めてやって来る生徒がいる限り、続けていきたいと思っています。

春がそこまで来ています。頑張れ!俺!^_^

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2023年2月11日 (土)

このコントラストは素晴らしい

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昨夜降った大雪で、今朝はどこのお宅でも雪かき作業。30センチ越えの積雪はこの冬最高記録。僕も1時間ほど雪かき作業に汗を流しましたが、身体中が痛いです。

塾に来て、二階の指導室の窓を開けるとこの風景。なんでしょうね。自然の織りな美と言うのか、やばいくらいの風景でしたね。青い空と雪原ってなんでこんなにもマッチングするんでしょうね。

本当は塾生がくる前に、私立高校で1週間後に始まる後期期末テストの問題を作るつもりでしたが、この風景を見ていたら雪かきの疲労感も加わって脱力してしまい、白鳥の飛翔などを眺めてぼーとしていてやらずじまいでした。

月曜日にでも作ります。ドンマイですね。

ドンマイと言えば僕の母ですが、今朝僕が点けておいたストーブを、寒くてしょうがないから消したと言って震えたいたのですが、そろそろグループホーム等の施設を考えた方がいんでしょうね。

ほぼ6年間介護をしてきましたが、僕も歳を重ねてきて睡眠不足との戦いがしんどくなってきました。先日は高校の授業中にあぶなく寝るところでしたからね。

老人ホームを姥捨山なんて言う人もいますが、我が家のようにマイナス13度なんて言う危険な寒さになることはないし、雪の中をお風呂に行く必要もないし、母もいんじゃないでしょうか。

雪を見て雪かきしないと言っていた母ですが、僕の両手がないと歩けない母です。やる気だけは十分なんですね。僕もなんか母に似ているんですかね。

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 勉強を好きな生徒はあまりいないけれど、勉強が出来た方がいいと思っている生徒はいっぱいいるんだよね。

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日常性から脱却できるのは、曲を書いていたりライブなんかをやっている時かな。草刈りをやったり、薪割りをしている時ではないな。^_^

そのライブも新型コロナが拡散してからというもの3年以上ご無沙汰で、日常性からの脱却がままならず、ストレスもマックス状態だね。やっぱり人間は働くことだけでは、精神がくたびれるからね。

前回も書いたけれど、子どもの頃から文章を書くのが好きだった。その延長線で、中学生の時から詩のようなものをしたためて、それに適当なメロディーをつけてギター片手に歌っていた。音楽は現実逃避の手段と言うか、僕の精神が崩壊するのを救ってくれたね。本当にあの頃はいろんなことがあったからね。卓球の部活とギターを弾くことが生き甲斐だったね。僕の勉強も崩壊していたけれど、そのおかげで今の仕事が出来ている気がするね。

勉強を好きな生徒はあまりいないけれど、勉強が出来た方がいいと思っている生徒はいっぱいいるんだよね。家の環境が勝負どころだよね。僕らは根性とか精神力なんて言葉を浴びせられて育った世代だけれど、根性と精神力だけじゃ勉強はうまくいかないだよ。

いい辞書もなくちゃいけないし、分かり易い参考書も欲しいしね。教科書だけで理解できたら学校なんていらないもんね。教育にお金がかかることくらいガキでも知っていたよ。

中学時代学年上位の連中は、親が教師とか公務員とか農協職員とか商売を手広くやっているおうちの息子とかがほとんどだったよね。運動会なんかあると、重箱にお寿司とか作って来るおうちね。我々農家の倅は、親たちは貧乏暇なしで運動会なんてちょうど農繁期で来るわけもなく、教室でおにぎりをほうばっていたね。てが、運動会なんか日曜にやってないで農作業を手伝って欲しいくらいだったと思うよ。

うちの寺子屋月謝が安いんだけど、僕の原体験がそうさせているだろうね。貧乏人は勉強するな的な暗黙の風に、負けないで欲しいんだよね。親も子どもも。「教えない放題」なんてふざけた看板を出しているけれど、生き方はしっかり教えているつもり。かな。^_^

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2023年2月10日 (金)

33年間の感謝と挑戦

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独立して塾を始めて33年を迎える。正直なところ、綱渡り状態でよくここまで続けて来れたと思う。

経営的にもうダメかと思った時に、いつも神がかり的な助けをもらってきた。蓄えもないカツカツの塾経営、助けてもらったのは何を隠そう実はこのブログだった。このブログには一切のアフィリエイト(利益型コマーシャル)も付けてないし、もちろんどこからか宣伝費をもらっているわけでもない。

このブログを読んで下さった高校の先生から、非常勤講師のオファーを頂いたり、塾生を紹介して頂いたり、時に講演の依頼やコラムの依頼を頂いたり、日々の雑文が仕事を運んできてくれることに、感謝と恐縮の気持ちでいっぱいだ。芸は身を助くではないけれど、子どもの頃から勉強は好きではなかったけれど、作文を書くことだけは好きだった。

ブログという媒体を使って、言いたいことを書き綴ってきたおかげで塾を続けてこれたと思っている。このわくわく日記に書きなぐってきた分量は、400字詰め原稿用紙に加算するとゆうに1万枚を超える。

朝から夜中まで仕事をしていて、よく書く暇がありますねと言われるのだが、不思議と書く時間は生まれる。草刈り仕事をしていて、書きたいことが溢れだしてくることもあるし、車のラジオから流れてきた音源に触発されて、その日の書くテーマが湧いて来る時もある。書くテーマさえ決まれば、あとは自然と文字を打ち込める感じだ。

その日の記事の内容にもよるが、毎日200人ほどの方がこのわくわく日記を読んでくださっている。公開してからの累計アクセス数は185万を超えた。本当にありがたいことだと思っている。

塾の一期生はもうすぐ50歳を迎える。僕も年を取るわけだ。^_^

おかげさまでさらなる挑戦が続く。

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2023年2月 9日 (木)

自殺はなぜいけないのか

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高校生たちにとって死はずっとずっと先のこと。国語の授業で死について話し合うことがあるのだけれど、ピンとこない生徒も多いようだ。

夏目漱石のこころは、ずっと高校の教科書に掲載されてきた名作。恋愛と自殺と言う重いテーマだ。

友達に好きな彼女を取られたくらいでなんで死んじゃうの?と言う高校生の意見が多い。確かに現代社会で、失恋が自殺の要因になることは少ないだろうし、付き合ってもいない女性を友人に取られて死ぬという行為は、理解し難いものがあるかも知れない。

自殺は絶望が引き金になる。僕も親しい友人を失っているし、親戚にもいる。絶望は何処から来るのかと言うと、自分という個の喪失であり、深淵に飲み込まれたような孤独感から突然やって来るのではないだろうか。

生きていれば誰でも一度や二度、死ぬことは考える。僕も今ここで死んだら楽だろうなと思ったことはある。死ななかったのは、生きるエネルギーがほんの少しまさっていただけかも知れない。

自殺はなぜいけないのか。夏目漱石のこの作品に入る度に僕は授業で語ってきた。君と出逢うべき人が君と出逢えなくなってしまうんだよ。これが僕のアンサーだ。

人はなんのためにこの世に生まれてくるのか。働くためでもお金を稼ぐためでもない。出逢うべき人に出逢うために生まれてくるのだと僕は思っている。だから人生半ばで自分の命を絶つと言うことは、あなたに逢うために生まれてきた誰かを裏切ることになる。

自分の人生を全うすることは簡単なことではないかも知れない。しかし生まれることを決意したと言うことは、そういうことなんだと思う。

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2023年2月 8日 (水)

62歳の憂鬱

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昨日で62歳になった。100人ほどからお祝いメールを頂いた。ありがたい。

でも誕生日と言うのはなんとなく憂鬱になってしまう。年齢を重ねるごとに、見えない重圧が押し寄せて来ると言うのか、頑張らなければならないと言う思いが、実は重い。

昔だったら62歳なんて正真正銘のいい爺いである。しかし晩婚の時代になった昨今、60代で中学生や高校生の子どもがいるのが普通になった。

老けこんでこんはいられない60代だ。そこで言われる。頑張れ!と。

年金も出ないし、蓄えもない自営業。自虐的なジョークも言えないくらいマジ大変。

さてと働いてくるか・・・

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恋愛をしない若者たち

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寺子屋の自習室はテスト期間ということで、連日盛況である。今年度最後の定期テスト。これが終わればバレンタインということで、女子中学生や女子高校生はチョコレート作りに突入というところだろうか。

昨今恋愛をしない若者たちというのが問題になっているらしい。3人に1人が結婚適齢期を過ぎても結婚をしない日本。そして結婚したカップルのうち三分の一が離婚するする国日本。恋愛をしない若者たちの深層心理に、この辺りの実情が燻っている感じがしないでもない。

その結果少子化が加速し、1人暮らしをする老人が将来確実に増えて行く。バブル終焉以降、ここ30 年間地方企業の給料が上がってないことが家庭を持たない、持てない大きな原因だと僕は考えている。

車を所有し、スマホを持ち、年金を払い、親が残してくれた家と土地の固定資産税を払い。健康保険税と所得税を払った他に、親の介護となれば医療費・訪問介護等で年間120万ほどかかる。ちなみに工場勤務をしている地方都市の若者たちの平均手取り年収は200万円ちょっとだ。それこそ本業の他にバイトや副業をやらないと生きて行けない。僕もそうだけれど・・

会社から戻ってきた後に、車の代行運転をやったリ、早朝会社に行く前に、近隣のナス農家の収穫を手伝ったりしながらどうにか生活を維持している方々を僕は知っている。

日本のお偉いさん方は、少子化対策云々とおっしゃっているが、税制や若者たちへの対応を見ていると、貧しき者たちは結婚をするな、子どもを作るなと言っているようにしか僕には思えない。

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2023年2月 7日 (火)

まことしやかに語られるコロナワクチンの伝説

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新聞の慶弔欄を見れば分かるが、亡くなる人の数が例年になく多い。葬儀屋さんもお寺の和尚さんも多忙だ。

昨年から叔母や叔父の葬儀を皮切りに、ずっと告別式に出かけている感じだ。喪服をクリーニングに出す暇がない。下世話な話で申し訳ないが、冠婚葬祭エンゲルス係数がウナギのぼりで、家計を圧迫している。

因果関係がはっきりしないことは書くなと言われそうだが、実はコロナワクチンを4回打った5回打ったと言って安堵していたお年寄りが体調を崩して亡くなっている。あくまでも僕の周辺でのことだけれど。決して新型コロナに感染して亡くなっているのではなく、違う疾患で。確かに寒さのせいもあるだろうし、発熱していると近隣のお医者さんはコロナを疑ってまとものに診療してくれないと言う状況もある。

素人考えでものを言ってはいけないのだけれど、あえて言わせて頂く。ワクチン接種で新型コロナの感染をブロックできたのはそれはそれで効果があったのだろうけれど、新型コロナワクチンによって免疫力が低下し、他の病原菌への抵抗力が保たれなくなっているのではないだろうかと勘繰ってしまう。

ワクチン接種に関しては、SNS上で色んな話がリークされ、目を疑うような映像までもが流れてきた。ワクチン接種を推奨してきた厚生労働省の職員の8割がワクチンを打っていないとか。テレビカメラの前でワクチンを接種している政治家の注射の中身は、点滴で使われる食塩水みたいなものだったとか。

無論そう言った情報の全てを信じている訳ではないが、ワクチン接種後自宅で亡くなった方々の補償が、因果関係無しと言うことで全くなされていなことは事実のようだ。

先日このブログで姥捨山の話を書いたけれど、まさか今回のワクチン接種が、新種の姥捨山じゃないことを願いたい。

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2023年2月 6日 (月)

米川の水かぶり

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隣町なのにこの奇祭に一度も出かけたことがなかった。妻のリクエストで水かぶりを堪能してきた。

ユネスコ無形文化遺産に登録されている祭りで、800年の歴史がある。宮城県登米市東和町の火伏祭りだ。

東和と言えば一関の藤沢町同様隠れキリスタンの里として有名。この町に入ると独特の雰囲気がある。祈りの残像と言ったらいいだろうか。真実を求める人間の意志力と静謐さをそこはかとなく感じる。

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山門前で主催者のスタッフさんに薦められてこんな写真を撮ってみた。似合い過ぎている自分が笑える。

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2023年2月 5日 (日)

誰かが描いたシナリオ通りに生きるなんてまっぴらごめんだね。

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神社オタク故に御父兄や知人に神社のことを質問される。神社オタクと言っても知っている神社の範囲は宮城県北から岩手県南限定なので、ローカルな知識だけなわけで、誇れるものでもなんでもない。

神社を建立した昔の人は、現代人とは違った感性を持っていて、夢枕に神様が立って、あそこに神社を作れ的な超常現象を経て建立されたものがあったかも知れないし、巫女さんみたいな人が幻視を見て、神宿る山として神社を建立したのかも知れない。

生きて行くことが今よりずっと困難だった昔、自分の人生に無常感を覚えた人は多かっただろうし、常に諦観の中で、自分の生活をただただ維持して行くことにいっぱいいっぱいだった人たちが多かっただろうと思う。

自分の人生を自分の思いのままに生きることは、実は昔も大変だったろうけれど、今も大変だ。劣悪な環境の中でもがき苦しむ人もいれば、普通の日常の中で意図しないまま夢や希望までもが剥奪されてしまっている人間もいる。

例えば大学に行きたいんだけと言ってきた息子に、大学?働いてお金を入れて欲しいのに何言ってんねん。と言う親の一言で夢を諦めてしまう若者がいる。

あんた長男でしょう。早く田舎に戻ってきて親の面倒をみなさいうよと言われて、道半ばで生活が激変してしまう人たちがいる。

人は夢が挫折しそうな時、なんとかしようと頑張る人と、諦める人がいる。僕は頑張る人というのは祈りの人なんだろうと思う。

祈りを想像力と言ってもいいかも知れない。親や教師や社会の通念で生きて行くことはひょっとすると簡単なことだけれど、自分を創造できない生活ほどつまらないものはない。

健康であることが一番。3食のご飯が食べられて幸せ。帰る家があることが何よりのこと。そう言ったフレーズで本当は満足する人なんていない。納得させる人はいるかも知れないが。

僕は苦しい時、神社の神様に祈ってきた。過去形で書いたけれど、今もずっとそうだ。自分が何をやりたいのか、自分がどう生きたいのかを神様に告げることで、自分に責任が持てる。僕らは誰かが描いたシナリオで生きているんじゃないんだよね。

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2023年2月 4日 (土)

もうこの星に転生などしたくないね

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今朝は氷点下13度。昨夜は遅くまで薪ストーブに火を灯していたので、洗面台や洗濯機の凍結はなんとか免れた。

今年は雪が少なくて、雪かき作業が軽減されて嬉しいのだけれど、とにかく寒い。夏は35度冬は氷点下13度。その差ほぼ50度。昨今亡くなるお年寄りが増えるのもわかる気がするね。僕も高齢者と言われる年代に近づいて来たので、身体の調整が厳しくなってきた。

ふと今朝姥捨山の話を思い出した。飢饉の続いた江戸時代の東北では、60歳を過ぎた老人を山に捨てる風習と言うのか掟が地域によってあった。俗に言う口減らし。

今で言うと80歳くらいに相当するのだろうか。捨てる方も捨てられる方も地獄絵図だったろうね。日本は世界の中でダントツの長寿社会になった。90歳の存命が普通になり、100歳も稀じゃなくなった。

もしも僕の寿命が90歳だとしたら、あと30年近く生きなければならない。正直勘弁してよってな感じだね。そんなに地球上に居たいとは思わない。

それからこの星にもう転生もしたくないね。ぼちぼちプレアデス星に帰りたいね(笑)。ずっと戦争ばっかしやっている星。利己主義と欺瞞が蔓延っている星。この素晴らしい星地球なんて表現があるけれど、その素晴らしい星をめちゃくちゃにしているのは地球人だよね。

この星は何度も何度も文明が誕生しては滅んできた。その反省点を忘却してまた滅んで行く。原始時代に戻った人類はほぼ2000年から3000年で宇宙に飛び出す道具を持てる文明社会に到達する。そして懲りずに原子爆弾に手を出し、また原始時代に戻って行く。

ブッタや孔子などの覚醒者が時々出現して、人類に恩恵を与えようとしてきたけれど、そう言った思想までが、単なるビジネスとして取り込まれてしまったこの文明。残念だよね。

西暦2000年を過ぎてまでも、戦争を続けているこの地球文明。この辺が我々地球人の限界かな。


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2023年2月 3日 (金)

今日は節分

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旧正月を過ぎてから岩手らしい厳しい寒さが続いている。

本日は節分。この時期からいよいよ花粉症も始まるのだけれど、春を通り越してそして草が生い茂る夏も通り越して一気に秋になって欲しい(笑)。

冬は寒くて嫌いだし、春は花粉症が大変で嫌い。そんでもって夏は草刈り仕事が大変で嫌い。1年間ずっと晩秋ならば最高なのになと思うこの頃である。

ところでめちゃくちゃ灯油代と電気代が値上げして、台所事情は火の車。電気代を安く供給するために、原子力発電所の再稼働を望む声も出始めているようだけれど、喉元過ぎればなんとかで、目先の利益に惑わされてはいけない。

これからまだまだ大きな地震が来ると言われているのに、原子力発電の再稼働は火に油を注ぐようなものだ。

岩手の北上高地には多くの太陽光発電が設置された。それがどれほどの供給量になっているのかわからないけれど、兎にも角にも原子力発電に依存することはあってはならない。

万が一戦争が起きれば、一番最初に狙われるのは原子力発電だ。戦争には道徳も人道的配慮もない。今日は鬼は外〜なんて叫んでいるおうちがあると思うが、鬼は可愛い。原子力発電所を攻撃したりはしない。

僕は福はうち〜♪鬼もうち〜♪って毎年叫んでいる。

そっか!だからずっと貧乏なんだ。^_^

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2023年2月 2日 (木)

ガラケーからスマホそして・・

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進化し続ける世の中になんとか遅れまいと生きて来た。大学を終えた頃、ワープロが世の中に出現し、一気に手書きのテスト問題が姿を消した。

そしてしばらくするとパソコンが売り出され、携帯電話が登場した。おっと忘れてた。ポケベルなんぞというものも一時期流行したし、ピッチと呼ばれる電話も登場した。

スマホやタブレットが無いと何も出来ない時代。いや正確に言うと、仕事が成り立たない時代になった。

2年前新聞に評論を書かせてもらった時に、原稿をスマホで送らねばならず、ガラケーと訣別し、僕もスマホを手にした。このブログの原稿もほとんどをスマホで打ち込んでいる。

もう辞書を開くこともなくなった。スマホの検索機能で済ましている。いいか悪いかと言う問いかけをされるが、手軽さと時間の節約を考えれば、紙の辞書よりスマホや電子辞書が圧倒的に便利だ。

ただし欠点もある。眼への負担が増えた。それからお金もかかる。だからといって一旦手にしたスマホを手放すことは不可能だ。

音楽や様々なスポーツ競技を即座に聴いたり閲覧出来るこの近代文明の道具は、明らかに地球上に於ける情報格差を軽減した。世界中にビジネスチャンスが広がったが、同時に希望格差も広がった。知らなくてもいいこと知ってしまう。無常だ。

将来的にはAIが我々の社会を管理して行くようになるのだろう。いやすでに管理されているのかも知れない。スマホによって。

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2023年2月 1日 (水)

カレーを食べに三千里

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急遽Nagameのカレーを食べたくなって、気仙沼の大島へ。一関から車まで50分。

日々のストレス解消は、僕の場合は食べること。久しぶりの遠出。幹線道路は雪がなく、すいすいと行くことが出来た。

昨今の雪で山沿いの温泉地は厳し状況。還暦を過ぎてすっかり雪道に弱音を吐くようになってしまった僕は、好きな温泉も躊躇うことが多くなってきた。残念!

話はカレーになるのだけれど、カレーの美味しいカフェは必ず珈琲もうまい。この符号は不思議なほどハズレない。

僕がカレーを食べに訪れる一関のプチフランセさんも栗原のかいめんこやさんも抜群にカレーがうまいし、珈琲も安くて美味しい。そしてお店のセンスがいい。

2月に突入した。相変わらず寒い日々が続いているけれど、やっぱり寒い日は辛いカレーが美味しいね。うんうん。

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