父の思い出
僕が小学校に入る時に父が買ってくれた中古の年代ものの机は、妻が開催しているアトリエ風と虹で現役で使われている。おそらく作られて100年近く経っているはずだ。昔のものは使うほどに味が出てくる。座敷でその存在感を増している。
そしてこの山茶花は父が亡くなる年に、父が花泉の互市で買ってきたものだ。32年の歳月が過ぎ、30センチほどの高さだったのが、現在は巨木になり庭先で可憐な花を咲かせている。
師走は父の命日がやって来る月だ。ちょうどクリスマスイブが告別式だった。56歳のあまりも早すぎる別れだった。孫の顔を見させてあげられたのが唯一の親孝行だったかなと思っている。
僕は父の年齢を六つ超えた。孫どころか、息子たちは独身生活を謳歌している。それはそれでいいのかなと思っている。農家の長男が米農家を廃業して寺子屋を営んでいる。あとどれくらい続けられるか、神のみぞ知るである。
師走の後半から年始にかけて私立高校は冬休みに入り、昼の授業がないのだけれど、塾の冬期ゼミを敢行する。今回は定員を8名だけにして、マイペースでやる予定だ。チラシを塾生に配るだけの宣伝。老体に鞭打ってなんとか年を越したいね。
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