人間の脳は3歳までに80パーセント以上の完成を見る
妻が主催しているアトリエ風と虹に、毎週1組の親子さんが通って来ている。1歳と3歳の男の子そしてお母さん。
たまたま高校の授業がなく僕が自宅にいると、おじちゃん〜と僕に声をかけて来て擦り寄って来る。
お絵描きをして手遊びが終わると、外に飛び出して庭を走りまわる。目が離せない。とくに下の子はよちよち歩きでお兄ちゃんを追いかけ回すので、水路に落っこちたり、道路に出たりしないように監視役として僕も走り回る。
30分も一緒にいるとヘトヘトだ。中学生の卓球の指導よりハードだ(笑)。お母さんたちはこれを毎日やっている。育児は本当に体力・気力勝負だ。
僕は現在私立高校で、保育士や幼稚園の先生を目指す幼児教育科の生徒たちに現代文を教えている。しかしいつも教科書を逸脱して、心理学の話や時に幼稚園の経営学の話までぶっ飛びの現代文の授業になってしまっている。まあ生徒たちがおもしろそうに聞いてくれているので良しとしよう。
人間の脳は3歳児までに80パーセントが完成し、小学3年生頃までには95パーセントが出来上がると言われている。小さい頃の経験や知的刺激が人生を決めると言っても過言ではない。
頭の良さは親の遺伝だと言う人もいるけれど、親の言葉や態度そして愛情が子どもを育てて行く。それ以上でもそれ以下でもない。
子どもは自分が愛されていること、大切にされること、それが自信となり、人生を切り開いて行く力を身につけて行く。
頭がいいという意味合いをどう捉えるかは人それぞれだろうけれど、人から愛され信頼される人間こそが人生を有意義にそしてドラマチックに生きて行くことが出来るような気がするね。
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