死者と話す
知人が、亡くなったお兄さんと話がしたくて、青森のイタコと呼ばれている霊媒師さんを訪ねていった話をしてくれた。行ってきて、心の整理ができたらしい。
家族や親しい方との別れは苦しくて悲しいもの。突然訪れる永久の別れに、心は慟哭の世界に陥ってしまう。
僕が小さい頃まで花泉地域には、人が亡くなると、霊媒師さんが来て口寄せということをやっていた。個人的にお金を払うと、死んだ人の霊を下ろして質問に答えると言うパターン。僕にはお通夜の席での余興のように思えた。
いつもだいたいパターンが決まっていて、不謹慎だけれど思わず笑ってしまいそうになって、モジモジしていた記憶がある。
人生もだいぶ生きてきた。今までに100人以上の葬儀に参列してきただろうか。誰もが迎える最後の儀式が葬式である。
僕はひっそり家族だけで送って欲しいと思っている。葬儀も告別式もいらない。傲慢に聞こえるかも知れないけれど、人生やりたいことやってきた。悔いはない。葬式をやってくれないから成仏できないなんてこともないと思う(笑)。
かってに故郷の星に帰るので、後は宜しくてな感じ。終活もいらないね。
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