もう12年が経つ
50歳まで無農薬で天日干しの写真のような米作りをやっていた。若いってこともあったけれど、塾だけでは食べていけなかったので、なんとか頑張っていたね。
その後高校での講師の仕事を得て、委託をして米作りを継続していたけれども、6年前に母が倒れ、介護が必要になり米作りを廃業した。母が元気な頃は田んぼの水管理をしてもらっていたので、昼間僕がいなくても大丈夫だったけれど、朝から晩まで留守にする状況では到底米作りは無理なので諦めた。
写真の天日干しを僕の地域ではほんぎょと呼ぶ。様々な呼び名があるようだけれど、この物体を作りのは楽じゃない。何が大変かと言うと、この杭を立てるのが一苦労。身体が軋む。
次に大変なのが刈った稲を、このほんぎょまで運ぶこと。刈った後に雨などに降られた日には、ぬかるんで足が取られ、体力気力が奪われる。
台風がやって来て、このほんぎょを全部倒されたことがあった。最初から組み直し。正直泣いたね。
このほんぎょ作りをやめて12年になる。杭は薪ストーブの焚き付けとして消費した。結構どの農家でも杭が残っていて、薪の材料に貰うことがある。ありがたい。
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