復活
今年の春の大地震で宮城県北は多大なダメージを受けた。友人であり大先輩の書道家である遊佐先生のご自宅も断水や箪笥が倒れるなどの被害をうけた。
奥様が結婚した時に買った箪笥が倒れ壊れたのだけれど、我が家の薪ストーブの焚き付けに使ってといただいた。薪置き場に放置していたのだけれど、材料が立派だったので、燃やすのには忍びなくそのままにしていた。
庭先にぼろぼろになったベンチがあって、それを燃やそうと運んだ時に、骨組みが意外と丈夫なことに気づいた。これはひょっとすると再生出来るかも知れないと、タンスの板を組み合わせて作り始めたら、結構個性的なベンチが出来上がった。布袋さんを鎮座させたら、喜んでいるようだ。
この写真を遊佐先生の奥様がご覧になってとても喜んでくれた。新たな道具として復活したことに感謝を頂いた。
あるべきところにあるべきものがある。単なる偶然ではない気がする。
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