水彩画のような夕暮れ
11年前の東日本大震災。そして3年前からのコロナ禍。人生を生きることの意義を何度も何度も考えさせられてきた。
一日を終えれば、当然のごとく次の日がやって来る毎日だったはずが、突然終止符が打たれる残酷さ。そのことの悲しみや慟哭に慣れることはない。
果てしない荒野を歩き続けているような錯覚に陥る日常。努力の先に見えるはずの光が見えない苛立ち。不幸の人々を尻目に、お金儲けに邁進する人たち。
ボランティアをやってもらっているというより、ボランティアをやらせてあげているんだというパラドックス的刹那さ。NPOという名の普通の利益集団。でも誰も突っ込めない空気感。その延長線上にあるのが政治家の堕落。
誰かがいじめられ、誰かが笑いそして泣いてる。学校は行かなければならない。忍耐を学ぶ場所だから。そんなことを言うやつにろくなやつはいない。忍耐を学ぶために学校に行っているんじゃない。学ぶ楽しさを育てる場所だ。でも死語かな。
悲しい時も嬉しいことがちょっとあった日も、夕暮れ時はいつもと変わらず美しい。生まれてくる勇気と時期が来て別れ行く勇気。水彩画のような夕焼けを眺めていると、ほっとする。
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