母のリハビリガーデン
母が6年前くも膜下で倒れ、長い入院生活に入っていた時に、水捌けが悪くてぐじゃぐじゃになっていた家の前の休耕田に暗渠排水を通して 写真のような状態にした。
グミの木や葡萄の木を移植して、季節のものを楽しめる庭にした。母が戻り、足腰がだいぶふらついて車椅子や杖がしばらくの間必要だったが、この庭を散歩するようになって、歩行能力が改善し、この季節元気に葡萄を取って食べている。もちろん杖もいらなくなった。
草刈り等の維持が大変だけれども、母のリハビリガーデンだと思えばなんのことはない。それに妻が開催しているアトリエ風と虹に来る方々も天気のいい日には裸足になってこの庭を歩きアースパワーをもらっている。
我が家の祖先は400年ほど前にこの地に来て、ずっと農業をやって生きてきた。僕で18代目だそうだ。昔の資料によると、江戸時代が終わり学制が始まった時に、我が家を分室にして地域の子どもたちが集まっていたらしい。
150年の時を経て、元気な子どもたちの声がこの庭に響くのは、感慨深いものがある。まるで家そのものが輪廻転生しているかのような錯覚に陥る。
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