死と再生の演出
カエルが好きで、教室内には多くのカエルくんたちが鎮座している。故にカエル嫌いの生徒さんは入会できないだろうと思う。残念(笑)。
30匹くらいのカエルくんたちが塾にはいる。お土産屋さんから買ってきたものや、リサイクルショプから救済してきたもの、そしてご父兄からいただいたものなど。可愛いものからちょっと威厳があるものまで、多種多様だ。
塾に入ってきた生徒たちは、まずはカエルの置物の数に驚くようだ。キョロキョロと見回している。本当はその理由を聞きたいようなそぶりなのだけれど、あえて沈黙(笑)。
人の嗜好性というものは実に多種多様で、自分でもその理由を知り得ていない人が多いのではないだろうか。僕もその一人だ。なぜカエルが好きなのか、その答えは難しい。
佇まいが哲学的とでも言えばいいのだろうか。我々人間には真似のできない時間のスパーンの中で生きている存在だ。ひょっとするとある種の憧れかも知れない。寒くなると土にもぐって寝てしまうのもいい。
死と再生を演じるその姿に僕はある種の神々しさを感じる。
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