塾は必要なの?
例年ならば 中総体の地区大会が終わると中学3年生が入塾して来るのだけれど、今年の入会者は0人。
塾生の三分の一が中3生という年もあるのに今年は中3生が3名しかいない。その代わり高校1年生と中学2年生で塾生の半分を占めている。どうも偏りが目立つ。でも仕方がないね。
僕の塾はチラシもDMも撒かない。口コミ頼りの個人塾。営業マン的塾生が入ってくると一気にその中学校の同学年が入って来るし、おとなしい生徒さんの学年はおとなしいまま(笑)。
岩手県の公立高校の入試倍率は1倍に満たない高校が続出。中学校側が調整を行えばほぼほぼ全員合格という状況になっている。そこで塾は必要なのかということになってくる。
結論から言うと、必要じゃないかもしれない。ただし大学進学を目指すためにいわゆる進学校を希望する生徒さん以外は。
高校から大学を目指すのは、選ばなければほぼほぼ合格だ。今や高校は定期テスト75点以上が評定5。国立大学や中堅の私立大学じゃないかぎり、推薦入試で合格が可能だ。4流5流の私立大学を終えている僕が言うのもなんだが、受験勉強をしないで大学に入ることは実はリスクが伴う。推薦は作文でOK。11月の末に合格が決まるとあとはパラダイス。
しかし大学は英語が必須科目。60点に満たなければ赤点。必須科目なのでとらなければ卒業が出来ない。それ以前に大学によっては単位数が足らなければ進級不可というところもある。つまり自分の通っている高校の英語のレベルが大学で通用するのかどうかという客観的判断が必要だ。
それをやってくれるのが塾。実は推薦入試で入った学生の20パーセントが4年で卒業できないか、やめているという実情がある。不安であれば塾を利用してみませんか。
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