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2022年6月 2日 (木)

日本は何処へ向かって行く

とにかく地方の給料は安い。バブル崩壊以後、30年間給料が上がっていない。岩手県の平均年収はいまだ400万円に届かず。韓国やアメリカの平均所得が1200万円越えだなどと聞くと、日本の田舎は発展途上国か!とツッコミたくなる状況だ。

かつては安い労働力を当て込んで、海外に進出して行った日本の企業だったが、これからは多くの外国の企業が日本の安い労働力を当て込んで、岩手のような地方に進出して来る時代になるかも知れない。

お金をいっぱい稼ぐことが幸福の指針だとは思わないけれど、それにしてもこの国の経済的停滞はかなり深刻な状況になって来ていることは明らかなようだ。

単純に政治が悪いとか、大企業優先政策が日本の企業を弱体化させてきたと言ってしまえばそれらしき理由にはなるのだけれど、一番の原因は権力への従順が慣例化してしまったことにあると僕は思っている。

学校でも会社でも、家庭でさえも、文句があるのに言わない。いや言えない。はっきり言えばケンカをしなくなった。家庭内暴力を推奨しているのではない。持論を言えない空気感を日本社会全体が作ってしまった気がする。

安定を求めるが故に、出る杭は打たれることを恐れ、ひたすら忍従する社会。東日本大震災の際の日本人の耐え忍ぶ姿。暴動を起こすこともなく食料や水を求めて永遠と並ぶ姿。世界はその姿を賞賛したけれど、その精神性は現代社会では両刃の剣だ。

近年象徴的な言葉が流行している。持続可能。僕にはこの言葉が、生かさず殺さずという言葉に聞こえてきてしょうがない。持続可能じゃないものはさっさと諦めて、新たなチャレンジをした方が人生は楽しいと思うのだけれどどうだろう。

僕は大変だけで全く利益の上がらない米作りを5年前にやめた。小さい頃からゴールデンウィークはどこにも行ったことがなかった。お米を買って食べた方が、僕の日常の効率が上がった。米作りをやめて初めて温泉にも行けるようになったし、好きな神社巡りも出来るようになった。毎日天気予報を見て悩むこともなくなり、血圧も超安定している。

嫌ならやめっちまえ!と言うと必ず、でもねという逆説の接続詞が返ってくる。これはちょうど、若者が夢を語った時に、したり顔の大人が言うでもねと精神性が同じだろうと思う。

この顔で、この名前で、この時代に生きるのは、あたり前だけれど1度きりの人生だ。ためらうことはないんじゃないかな。その先にやってくる死は、敗北でも穢れでもない。これまで生きてきたことへの賞賛そのものだ。

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