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2022年6月 3日 (金)

日本人の英語力

日本人の英語力を嘆く日本人が多い。これだけ勉強してきたのに日常会話どころか簡単な英文も書けないと。

日本人は言語的に馬鹿なのか?いやそんなことはない。江戸時代前夜日本にやってきた宣教師たちは、日本人の読み書き能力や算数能力の素晴らしさに驚愕し、キリスト教を利用して殖民地支配を構築することをいち早く断念したと言う記録が残っている。

世界でも屈指の活字国家であり、言語能力に劣る国民ではない。それなのに日本人の英語能力は100カ国中55位。先進国の中ではダントツのビリである。莫大な英語教育費を長年投入してきてのこの結果はある意味すごい。

日本人の日本語を構築する脳が英語向きじゃないとか、受験英語に偏り過ぎているがために話せないんだとか巷ではさまざまな憶測が飛び交っているわけだけれども、原因は戦後の英語教育にある。

日本を占領したアメリカは戦国時代の宣教師たち同様に、日本人の優秀さに驚愕した。アメリカ兵に群がる金目当ての女性たちや浮浪者でさえ、漢字が書け数学的計算が出来ることに彼等は恐れをなした。それだけではない。英語を教えられなくとも、アメリカ兵と付きあう女性がすぐに英語を使いこなせるようになる状況を見たGHQの首脳部は、とんでもない策略を打ち立てた。

日本人にまともな英語の教育を施したならば、将来世界制覇を企てる国家になる恐れがあるとして、使えない英語を教えるカリキュラムを導入した。それが今に至る英語教育だ。

考えてみて欲しい。日本語を学ぼうとする外国人に、動詞の活用がどうの、連体修飾語どうしたなどと教えたならば、いつまで経っても日本語など話せないし書けない。それを日本人は英語教育に於いてやらせられ続けてきた。莫大なお金と時間を使って。アメリカの戦略は予期せぬところでさらなる功を奏した。

受験のために英語に多くの時間を割くが故に、日本の若者の総合学力は失速し、日本の大学の世界的地位も、見事に下降し続けた。それが日本そのものの経済にも多大な影響を及ぼしている。戦後75年、見事なまでにアメリカの罠にハマった日本がここに存在する。

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