とよ爺先生
僕がこのブログを始めていなかったら、いろんな意味で今日の僕は存在していないと思う。なぜならブログを通じて知り会った方々との縁があまりにも大きく、そして奇跡的なものだったからだ。
僕にブログを勧めたのは、妻だった。文章を書くことが好きな僕の性分を彼女が察知し、ブロガーへと導いてくれた。そして飽きやすい僕が、13年間もブログを日々書き綴ってこれたのは、とよ爺先生という存在のおかげだと言っても過言ではない。
とよ爺先生のブログに啓発され、僕は自分の思いを躊躇うことなく書けるようになった。確かに敵をたくさん作ってしまった案件も多いが、僕を陰ながら支えてくれる人たちも多く、勇気をいただいてきた。
たかがブログされどブログ。そのブログの世界には物凄い先駆者がいた。それがとよ爺先生だ。僕が提唱した六芒星も、河北新報社さんよりご教示いただいた評論も、とよ爺先生との出会いがなければ書けなかったと思っている。力量の話をしているのではない、言葉で結ばれて行く縁の話だ。
ブログを利用して似非宗教を立ち上げるもの。ブログで不安を煽って、わけのわからないものを売りつけるもの。ブログの広告料でお金を稼ぐ人。そしてブログの文章力で出版に漕ぎ着けた人。様々な意図で多くの方がブログを書いている。SNSの世界はまさに宝の山であると同時に、虚構の谷でもある。
13年間で180万以上のアクセスをいただいた。そしてその繋がりの中で、僕は生かされてきた。塾講師として時に農業人として、そしてローカルなシンガーソングライターとして。
32年前に父が死んでから、一番世話になってきた叔父が今日息を引き取った。新聞に載った僕の六芒星の記事や評論を毎回読んで、喜んでくれていたらしい。春に亡くなった姉と僕の父である兄と、天国で思い出話をしているんじゃないかと思う。
当塾のホームページはこちら☞➡大験セミナー
« 緊急の連絡です | トップページ | 花の咲かない花はない »
コメント