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2022年6月

2022年6月30日 (木)

プロパガンダにはお気をつけあそばせ

いきなり電力会社が電気が足りないなどと言い出して、都庁が室内灯を消して真っ暗にしてみたり、東京タワーの点灯を遅くしたり、また始まったって感じだね。

どう見てもこれは原子力発電所再開への伏線だよね。昨年の夏を思い出して欲しい。ド派手に東京オリンピックをやって、あんなに暑かったのに電力量云々なんて言わなかったよね。ちょっとそのへんの山に行ってみると分かるけれど、物凄い勢いで太陽光発電が設置され続けている。だいたい本当に電力供給が危ないなら、そもそも東京タワーのライトアップなんてしないでしょうよ。

真面目にテレビをいまだに見ている人は、完全に洗脳されているからね。例の注射にしてもそうだし、選挙前の胡散臭いプロパガンダだよね。

昨年の夏から半年間新聞の論評を書かせてもらったけれど、言葉の制約にたじたじだったね。記者の皆さんや執筆者の皆さんの大変さが身にしみましたよ。日々様々な葛藤と闘いながら書いているんですね。NGワード連発の僕の校正担当者さんには大変ご迷惑をかけてしまいました。

政治家が言うことやテレビの論説をまともに受け止めていたら神経が擦り減ってしまう。恐怖を散々煽っておいて、素知らぬ振りが多いからね。

この発言や法案ができて誰が得をするんだろうと冷静に考えるスタンスは絶対必要。税金でお金を持っていかれた他に、精神の自由までも搾取されたんじゃたまったもんじゃないからね。

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2022年6月29日 (水)

ティファニーで朝食を

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ティファニーどころか、高所恐怖症の僕は飛行機がダメなので、外国には一度も行ったことがない。高所恐怖症の前に、お金がないというのが正直な理由ではあるが。笑

自宅周辺を公園のごとく管理するには、お金はかからない。ひたすら伸びた木々を剪定する作業と草刈り作業にエネルギーを注ぎ込めば、誰でも出来る。毎日8時に出勤し、夜10時近くに帰宅する僕にとって庭や休耕田の管理の時間は早朝だ。先日も書いたが、この作業がしんどくなってきた。

日によっては4時に起きることもあるし5時に起きて1時間ほど草刈り作業に汗を流す。休日の日中は、還暦を過ぎた爺いには危険な気温だ。夏は早朝が勝負だ。

で、綺麗に刈り上げた庭に置いたテーブルで、妻と珈琲を飲む時間は、まさにティファニーで朝食の気分だ。最高の贅沢だと思っている。お金では買えない時間だね。大変だけれど・・・

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どこまで辿りつけば満足なんだろう

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努力して頑張ることが美学だと教えられてきた。辛くても疲れても最後までやり通せと学校や世の中で言われて生きてきた。

そのことが正しいとかそうじゃないとかの判断なんて、考える隙間などなかった気がする。僕らが生まれ育った1960年代はそんな時代だった。戦中を生き抜いてきた教師たちは、馬車馬のごとく僕らを煽って叱咤激励した。暴力は日常茶飯事で、毎日誰かが殴られていた。

それでも初めてコカコーラを飲んだ時の感動のような、言ってみればまやかしの感動が学校にはあった。頑張れば報われると。

お金があるやつが優位な社会であることをもっとちゃんと教えてもらっていたら、僕はもう少し実務的な学問に精を出していた。でももう遅い。

ある種の知識はお金になる。しかし殆どの学問はお金にならない。せいぜい先生と呼ばれる職業にとって飯の種になるくらいだ。高校や大学に入るための勉強は、忍耐力や根性を鍛えるのには役に立つが、金儲けにはほとんど役に立たない。

工業系やIT、医療薬学の知識はお金儲けに直結するが、それ以外は、サッカーで言うところの間接フリーキックだ。形容動詞と連体詞の区別が出来ても、数学の二重根号の外し方がわかってもそれがお金に直結することはない。でも僕らは、退屈を押し殺して頑張ってきた。その結果、お金とは縁遠い暮らしをしている。

大学に入るための知識がお金を産むのは、東大や京大のトップクラスの国立大や、早慶・上智などの学閥が完璧に構築されている大学を終えた方々で、僕らのような4流5流の学校を終えてしまった凡人にとっては、大卒の資格がお金を産まないのは周知の事実だ。だから違うところで頑張らないといけない。

いったいどこまで辿りつければ満足なんだろうと思うことがある。残された人生にあとどれくらいチャンスがあるのだろうか。欲望が消えた時、終焉がやってくるんだろうな。

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2022年6月28日 (火)

終わらないルーティン

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表の庭の草刈りが終わったと思えば、今度は裏庭の草刈り。裏庭が終わったと思えば今度は休耕田の広大な草刈り。永遠と続くルーティンだ。

お客さんが来ると庭が広くて開放感があっていいですねと言われますが、お金があれば、田んぼも自宅も処分してさっさと引っ越してマンション暮らしをしたい。草刈りから解放されたい。切なる思いです。

もしくは宝くじが当たったら、専属の庭師さんをお願いして、ルーティンから解放されたいですね。そんな夢を見つつ、毎日草刈り。

本業は教える仕事なはずなのに、それ以前に体力を奪われる草刈り仕事。自分ちの土地じゃない市道の草刈りまでやらなければならない状況にクラクラします。

まだしも今までは、例年にない涼しさで草刈りも楽だったけれど、これからの季節は地獄ですね。峻烈を極める過酷さが待っています。

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早池峰山登山

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僕が30代後半の頃は、山登りに凝って、頻繁に山に行っていた。特に塾生を連れて登ったのは早池峰山。

早池峰山は一度登った人間をとことん魅了する不思議な力がある山だ。古代人の祈りの場という感じがひしひしと迫って来る。

ただし、50代後半になってからはこの山との相性が良くない。両足の痙攣で大変な思いをしたし、その後の登山では岩で滑って手首の骨折をしてしまった。来るなってことだろうか。最近は登山を控えて神社へのお参りだけにとどめている。

岩手山の男神は姫神山の妻神がいながら早池峰山の女神を側室にしたという伝説がある。故にヤキモチを焼かれ怪我などをするので、姫神山に登った年は早池峰山に登るなという言い伝えがある。

ひょっとすると神社オタクの僕はいろんな山神が祭られている神社に足を運んでいるので、連続2回も早池峰山でトラブったということは、早池峰山の神様の怒りを買うような禁足地に足を踏み入れてしまったのかもしれない。反省しかりである。

たしかに神様同志の相性というのはある。同様に人間と神様の相性もある。蝦夷が信仰してきたアラハバキの神様とその蝦夷を殺戮して東北を平定しようとした日本武尊の神が中がいいはずもなく、神として祭られいる天皇の中には皇位継承を巡って兄弟、親子で血を流した歴史もあるわけで、無闇やたらな参拝は注意が必要かもしれない。

触らぬ神に祟りなし。

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2022年6月27日 (月)

移動カフェ

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以前にも書いたけれど、学生の頃の夢はジャズ喫茶のマスターになることだった。それが何がどうなってこうなったのか、田舎町の小さな寺子屋の塾長をやっている。

コロナのせいで大きな街に出かけることがなかったけれども、久しぶりに仙台方面に出かけてみると目に付くのが移動カフェ。珈琲が手頃な値段で、しかもかなり美味しい。

車一台でイベント会場に行って、いろんな方々と出逢えて、珈琲を提供できる商売。憧れるな。

車の改造費が最初はかかりそうだけれど、高額な家賃はかからないし、とにかく移動出来るところがいい。さすがにリモート塾はあるけれどれ、移動塾はできないよな。(笑)家庭教師じゃ移動塾じゃないもんね。

今年は色々あって疲労困憊。例年なら夏期講習のチラシを準備する時期だけれど、どうしようか躊躇している。毎日は無理なので、1日10時間ゼミのようなものを3、4日やろうかなと考えている。決まり次第ご報告いたします。

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夏の主役たち

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庭にやってくる昆虫たちに癒される日々だ。夏の輝きに負けないオーラーを放つ虫たちに、生きることのダイナニズムをひしひしと感じる。

僕ら人間は飛べないけれど、ほとんどの昆虫たちは飛翔する。時に餌を求め、子孫を残す相手を求めて。

夏が過酷な時代になってきた。子どもの頃の夏は暑くても30度を超えることはなく、木陰に入れば涼しい時を過ごすことができた。今は岩手も30度は当たり前、35度越えもあってくらくらする。虫たちだってそうだろうと思う。

夏の主役たちは彩りも鮮やかで、可憐だけれど、一夏で命を終える。ゆえに必死に飛翔し、命を瞬時に輝かせるのだろう。考えてみると我々の人生も短い。輝きたいね。

 

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2022年6月26日 (日)

ツバメの巣

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立ち寄ったコンビニの防犯カメラにツバメが巣を作り、子育てに奮闘中だった。

人間を全く怖がらないツバメを見ていると不思議な気持ちになって来る。つまり彼らは野生であって野生の鳥じゃないってことなんだろうな。

燕たちは、人間が住んでいる家の軒下は安全だと認識している。人間が自分達を守ってくれると確信して巣を作り子育てをしている。いわゆる共生だ。

白鳥や雁の渡り鳥たちも餌付けがしやすい。いつ頃からか、渡り鳥たちがインフルエンザを持って来るので近寄らないようにと言うことで、餌場が撤去されてしまったけれど、渡り鳥たちは毎年毎年変わらずにやって来る。

渡り鳥が毎年数万キロもの旅をして日本にやって来る理由は単なる季節の変遷や餌場を求めてのためだろうか。遠い昔にインプットされた地球的磁場の影響を受けた遺伝子的な習性があるのではないだろうか。

数千キロいや時には数万キロも離れた土地から同じ巣に戻って来るその精度は、いかに動物的本能と言えども神がかりだ。小さなからだのどこにそんなナビの精度とエネルギーが秘められているのだろう。

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2022年6月25日 (土)

早くも秋桜が

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夏至を迎え、早くも庭先に秋桜が咲いた。6月の初めは、朝晩ストーブが欲しい寒さだったので、きっと秋桜も季節感覚がずれたのだろうと思う。

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今年はちゃごみや桑の実が豊作だ。毎日草刈りをしては、もいで食べている。ちゃごみや桑の実が豊作の年は、穀物が不作という言い伝えがこの辺ではある。受粉後の寒さが実をつけるには適温だったのだろうか。

確かに昨年の6月は毎日30度くらいの猛暑だったが、ちゃごみや桑の実はならなかった。自然物は見事に気候を反映し、我々に教示してくれる。

ロシアのウクライナ侵攻によって、世界の食糧事情が厳しくなってきた。お米が豊作であることを願いたい。

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雨の日ばかりじゃない

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時が過ぎて行く。

成長するものと衰退して行くものが交差する瞬間に、僕は慚愧に耐えない声を聴く。決して魂はジェラシーを感じないだろうけれど、肉体のかぶりものは地団駄を踏む。

そろそろと欲望を引っ込めた賢者は、静かに目を閉じて出番を待っている。しかし愚者は、利用できるものを物色し、恥を晒す。

僕らは何処からやって来て何処へ行こうとしているのだろう。

過去にとらわれない賢者は、現在の現実にただただ生を与え、それを糧とする。しかし愚者は、過去の栄光を脚色し、恥を晒す。

真実の愛を見出すために、僕らは途方もない欺瞞と搾取を被ってきた。

愛を語らない賢者は、静かに呼吸を見つめ、その息遣いに大地の鼓動を感じる。しかし愚者は、愛の形が欲しいと言って、愛することを忘却し、大地に唾を吐く。

人生が晴れの日に、土砂降りの雨は想像すらできない。しかし雨が降り続くときは、晴れの日は想像できる。それが人生だ。

だから賢者は土砂降りが止むのを待ち、愚者は傘をさして出かける。

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2022年6月24日 (金)

夜の松島

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仙台と言っても塩竈がすぐ近くのお寺で叔父の葬儀及び納骨を行い帰宅した。立て続けに、叔母と叔父が亡くなり、正直心身ともども疲労困憊。高校のテスト作りそして中総体と、矢継ぎ早に多忙の日々がやってきていたところに叔父の訃報。1週間ほど休みたい気分だ。

しかしそうは言っていられない。今日から仕事を再開だ。一関〜仙台の往復の日々が続いた。納骨を終えたのち急に松島に行きたくなった。海を見るとほっとする。

この年になると、親類や知人の別れに遭遇するたびに、自分の終焉のことを考えてしまう。死に向かうもの。死を見送るもの。人間模様の渦巻く中で、僕の感情は宇宙の果てに漂っていきそうだ。

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2022年6月23日 (木)

僕が4歳の時だったね

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庭に松がある。

これは僕が4歳の時に父と叔父が二人で山から掘り起こし、耕運機で運んできて植えたものだ。大人の背丈の1•5倍くらいの大きさで、煙突の太さもない松だった。

美空ひばりが亡くなって昭和が終焉を迎えた頃、父も逝ってしまった。父が亡くなった頃、この松も枯れかかるほどのダメージをともなっていたが、僕が枝を剪定し、松くい虫の予防をしてからは、ぐんぐんと枝を伸ばし、幹の太さも僕の太鼓腹の2倍ほどになった。来たお客さんに「素晴らしい松ですね」と褒められるほどの松になった。正直嬉しい。

この松を植えた父が死んで30年が経ち叔父も逝ってしまった。僕の母が倒れた時に、何度も心配をして見舞ってくれた叔父のほうが早く召されてしまった。残念でしょうがない。

今日は告別式だ。叔父は4年前息子を亡くしている。今頃三途の川を渡り終わり息子と再会しているのではないだろうか。合掌

追伸・・明日24日金曜日より、塾を再会します。一関修紅高校の授業も2日間穴を開けてしまい申し訳ありません。明日金曜日からまたお願いいたします。

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2022年6月21日 (火)

花の咲かない花はない

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花の咲かない花はない。誰もが開花する能力を持っている。問題はその花を開花させるタイミングだ。

早すぎると霜にやられたり、北風に晒されて枯れることがある。遅すぎると花が咲いても実をつけられないことがある。

自分が出るべき時期と場所を察知する能力がいわゆる才能ではないだろうか。

夢を叶えることが出来るときは、必ずその夢を後押ししてくれる時代の流れがある。人々の望みと合致した時は一気に風が吹く。

一方人生で一番ブレーキがかかるのは慢心だ。絶頂期の政治家や芸能人の失墜を見れば一目瞭然であるだろう。怖いのは人からの妬み嫉みだ。

お金を持つと人はどうしても横柄になる。お金がないと卑屈になる。花に例えるならば、肥料をもらいすぎた花は大きく成りすぎ、強風がくれば折れてしまう。荒地には新たな花は咲かない。ただし雑草は見事にはびこる。

僕は自分の人生は雑草で十分だと思っている。雑草にも間違いなく花は咲く。

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とよ爺先生

僕がこのブログを始めていなかったら、いろんな意味で今日の僕は存在していないと思う。なぜならブログを通じて知り会った方々との縁があまりにも大きく、そして奇跡的なものだったからだ。

僕にブログを勧めたのは、妻だった。文章を書くことが好きな僕の性分を彼女が察知し、ブロガーへと導いてくれた。そして飽きやすい僕が、13年間もブログを日々書き綴ってこれたのは、とよ爺先生という存在のおかげだと言っても過言ではない。

とよ爺先生のブログに啓発され、僕は自分の思いを躊躇うことなく書けるようになった。確かに敵をたくさん作ってしまった案件も多いが、僕を陰ながら支えてくれる人たちも多く、勇気をいただいてきた。

たかがブログされどブログ。そのブログの世界には物凄い先駆者がいた。それがとよ爺先生だ。僕が提唱した六芒星も、河北新報社さんよりご教示いただいた評論も、とよ爺先生との出会いがなければ書けなかったと思っている。力量の話をしているのではない、言葉で結ばれて行く縁の話だ。

ブログを利用して似非宗教を立ち上げるもの。ブログで不安を煽って、わけのわからないものを売りつけるもの。ブログの広告料でお金を稼ぐ人。そしてブログの文章力で出版に漕ぎ着けた人。様々な意図で多くの方がブログを書いている。SNSの世界はまさに宝の山であると同時に、虚構の谷でもある。

13年間で180万以上のアクセスをいただいた。そしてその繋がりの中で、僕は生かされてきた。塾講師として時に農業人として、そしてローカルなシンガーソングライターとして。

32年前に父が死んでから、一番世話になってきた叔父が今日息を引き取った。新聞に載った僕の六芒星の記事や評論を毎回読んで、喜んでくれていたらしい。春に亡くなった姉と僕の父である兄と、天国で思い出話をしているんじゃないかと思う。 

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緊急の連絡です

叔父が本日亡くなりました。

急遽仙台に行かなければなりませんので、6月22日(水)〜23日(木)まで塾をお休みさせて頂きます。

テスト前の大切な時期に恐縮ですがよろしくお願いします。

ありがとうです

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最近ゴタゴタした日常のストレスを毎日書いているものだから、講師で行っている高校の先輩先生から、これ飲んで元気出してくださいねと、会津の美味しいお酒を頂いた。恐縮です。

ここ近年日本酒に傾倒しているもので、ようやく日本酒の味が分かってきましたね。還暦を過ぎてようやくという感じです。美味しい酒には、水とお米。ゆえに会津磐梯山の霊水が湧き出るところの酒はうまくないはずがないですよね。

本日も一関は30度の予想です。寒ければ寒い。暑ければ暑い。愚痴の塊のような存在なわけですが、それでいんじゃないですかね。

さて今日は1限目からの仕事です。草刈りもやったし、行ってきます。

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2022年6月20日 (月)

ダイヤモンドの夕陽

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先週とうとう草刈り機械のモアーが天寿を全うした。40年ほど前に製造され、エンジンもオリジナルとは違うものが搭載されていた中古のモアー。6年前に10万円で買ってきて、だましだまし使ってきたけれど、とうとうこときれた。

今後モアーがないと、過労で僕までもがこときれてしまうので、思い切って新品のモアーを注文した。車以外では人生最大の買い物となった。30年は持つ機械なので、僕より間違いなく長生きする機械だろうと思う。

そんなことを考えていたら、ダイヤの形をした夕陽が沈んでいった。

人は生きていくために働くわけだけれど、よくよく考えてみると、どうでもいいことに途方もないエネルギーを注ぐ生き物だと思う。それを穢れなき努力と呼ぶほどに僕は悟りを開いてはいないが、いい加減な人生でも迷惑をかけなければいいのかなと思うことが増えてきた。

言ってみれば、我儘のススメってとこだろうか。研ぎ澄まされた感性で生きて行くと疲れてしまう。太陽だって時にはダイヤの形になりたいわけで、光の屈折がどうのとか、雲の反射率がどうのとか言う前に、ダイヤの夕陽もいいいなで終われば、それだけのことだ。

自分の人生に何か特別な意味を持たせようとする人が多いけれど、一生懸命生きて死んでいく人生って最高だぜでいんじゃないだろうか。シンプルに。


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温泉🎶

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温泉に行くようになったのは、5年前から。それまでは行きたくともいけない日々でした。米農家をやめて実現した新たなルーティンですね。

花巻温泉も鳴子温泉もかつては全く縁がありませんでした。違う仕事をしながら米作りをやるってことは、それほど大変なことでしたね。今は月1で温泉に行っています。ただし日帰り温泉ですけれど。

歴史があるちょっと古びた温泉がいいですね。床が軋んで、障子がちょっと立て付けが悪い感じの温泉宿は最高です。昭和の漫画家つげ義春の世界を彷彿とさせる温泉街に遭遇するとわくわくします。

50代後半で知った温泉の魅力。止まりません。^_^


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2022年6月19日 (日)

辛い時は辛いって叫ぼうぜ

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田植えも終わり1ヶ月、いよいよ田んぼの緑も色濃くなってきた。

この田園風景を見て、気持ちがいいですね〜という都会人は多いけれど、僕は超ひねくれものなので、この風景はため息でしかなかった。

小学校の高学年の頃から耕運機を動かし田んぼ仕事をしてきた僕にとって、田んぼ仕事は苦役であってなんの喜びもなかった。家族の暮らしのため半世紀ほど米作りをしてきたけれど、農家じゃないサラリーマン家庭の同級生たちが羨ましいかったね。

農作業をやって得をしたことは、重い機械類を使うことが多かったので、握力が中学生にして55、腕の太さも半端なく太くなり、見た目もそうだけれど、取っ組み合いの喧嘩をして負けることはなかった。おかげ様でやんちゃな私立高校に通っていた時も、絡まれたことが一度もなかったね。(笑)それとめちゃくちゃ忍耐力を培ったよ。

今でも珈琲のスチール缶を片手でグチャッと潰せるし、3本指で腕立て伏せが出来る。歳はいくつかって?今度誕生日が来て62。客観的に見ても、僕はやばい爺いかもしれない。

農家の長男に嫁が来ないというのはわかる気がする。あんなしんどい仕事やりたくないもんね。いっさいやらなくてもいいからって言われたとしても、夫が朝早くから夜遅くまで田んぼで働いているのを見てみぬふりはできないもんね。せめて生活が成り立つくらいのお米の収入があればいんだろうけれど、嫁さんが来ないのも含めて根本的なお米政策の失敗だね。

農業などやったこともないお役人が、農業政策を担当しているんだから、仕方がないよな。

コロナ禍で大変な思いをして、ロシアのウクライナ侵攻で石油やガスの値段が跳ね上がり、おまけに円安の大打撃。辛い時は辛いって叫んだ方がいいよ。そうしないと精神がやられるよ。本当だよ。米作りが黄金時代だったのは1960年代。今の倍はしたからね。苦しくても辛くてもお金という代価が救いだった。

儲からないことはやりたくないもんね。経済の根本的理念だよ。

追伸・・中総体卓球男子は花泉中が2連覇を成し遂げました。応援ありがとうございました。
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2022年6月18日 (土)

中総体・卓球

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今日は中総体卓球のコーチング。地元の中学男子のコーチを仰せつかって14年になります。

昨年の中総体・新人戦と地区では負けなしできましたが、問題はそのあとの県大会。苦汁を飲まされ続けて来ました。でも10年ぶりに東北大会の団体戦に出場したいですね。

選手たちを見ていると行けそうな気がするんですけどね、僕のオーダーミスがなければというところでしょうか。それにしても、本日の団体戦で優勝してからの話なわけで、取らぬ狸の皮算用にならないようにですね。

ところで卓球というスポーツは、いやらしいくらい道具に左右されるスポーツなんですね。ラバーの種類だけでもかなりあって、相手の使っているラバーによってめちゃくちゃ戦術を変えなければなりません。疲れます。

僕は小学の3年の時にラケットを握って以来、なんやかやと50年ほど卓球に携わってきました。体力の限界を感じさすがに4年前にプレーヤとしては引退しましたが、正直試合を見ているだけで疲れます。笑

ベンチコーチをしていると、自分も試合をやっている気持ちになってしまって、血圧もあがります。困ったものです。

6月に入ってずっと寒い日が続いていましたが、本日の最高気温は30度の予想が出ています。暗幕で覆われた会場はきっと35度くらいまで上がると思います。エアコンが欲しい・・

追伸・・中総体のため本日土曜日の塾は午後2時半から開始となります。よろしくお願いします。
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2022年6月17日 (金)

学ぶということ

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誰だって賢くありたいと思うし、お金持ちになりたいと思うだろうし、幸せになりたいと思って生きている。

でもそう言った幸福感みたいなものは、とても個人的なことだし、客観的な指針がないだけに、欲望もエスカレートもするだろうけれど、それ故に望むこと自体が無意味に感じることさえある。

僕などは現実的な人間なので、せっかく生まれて来たのだから、ちょっとでも上を目指して頑張った方がいいと思うのだけれど、世の中には頑張りたくないという人も多くいて、生きる格差みたいなものがものすごく広がっているな〜という感じがする。

僕の塾にやって来る生徒たちは、親から勧められると言うよりは、積極的に勉強をしたくて入会する子どもたちが多い。故に途中でやめるということが非常に稀だ。親御さんから塾やめないと言われてやめる生徒がいるけれど、通い続けたいのに親から強制的に打ち切られるのは実際見ていてかわいそうになる。

金銭的理由や、パソコンやタブレット授業の塾がいいというのが塾をやめるほとんどの理由なのだが、塾に留め置く理由が希薄なのだからしょうがない。

学ぶということを、頼まれ仕事でやっているうちは、なかなか学びの神様が微笑んではくれない。学ぶ気持ちが定着すると一気に運みたいものが、溢れ出して来る。世の中には暗記力がいい人がいるが、それを持ってして優秀と決め付けるのはどうだろう。世の中暗記力だけで生きていけるほど甘くはない。

学ぶということを机上の学問としてだけ捉える人が多いが、スポーツにも音楽にも遊びの中にも多くの学びがある。もちろん僕がやっているようなフリースクール的な寺子屋にも学びがある。

パソコンの画面と睨めっこするか、友達と教え合って学ぶのかは、それぞれの選択であって、優劣の判断は言わば自由だと思う。

タブレットやパソコンが主流になれば、僕がやっているような寺子屋は終焉を迎えるのだろうけれど、学ぶ真髄というものは未来永劫変わらない気がする。ハード面だけが特化されて来ている教育業界だけれど、学びというのは、解答の裏側に潜んでいる一見どうでもいいような無駄の堆積に挑むことに価値があるのであって、タブレットの画面をただ妄信するだけの学問に、僕は殺伐とした疲労感を覚えてしまう。

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2022年6月15日 (水)

珊瑚婚式?

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今年の春で結婚35周年を迎えた。世間では珊瑚婚式というらしい。

必然的にこの結婚式の写真は35年前ということになる。二人とも実に若かった。女房曰く、演歌歌手とお笑い芸人のカップルみたいということらしいのだが、言われてみればそんな感じがしないでもない(笑)。

この時は僕の父は健在で53歳、当時僕は実家の農業にはノータッチで、サラリーマン塾教師をやっていた。この写真から3年半後長男が誕生し、その後父が他界した。長男の僕は妻と1歳の息子と実家に戻り、稲作農家をやりつつ一関で塾を始めた。あれから32年の月日が過ぎ去った。

29歳で寺子屋を始めた僕は、必然的に32年が経って61歳を迎えている。稲作農家を廃業した代わりに、昼間は市内の一関修紅高校で講師として仕事をさせてもらっている。年金も当てに出来ない昨今、実にありがたい。

実は妻が身につけているウエディングドレスは、彼女が自分でデザインして自分で作ったものだ。僕のタキシードはもちろんレンタルだけれど(笑)。

地元に住む僕の同級生たちのほとんどが、孫が居て、じいじ、ばあばなどと呼ばれて、年寄りライフを楽しんでいるようだ。僕も年寄りライフを楽しみたいと思うのだけれど、残念ながらまだまだ先のようだ。

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吉田鋼太郎vs金田渉治

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6月に入って寒い日が続き、おまけに精神的に色々あったここ数日間、気晴らしに天気も良かったので、気仙沼大島の大漁丸さんのところに妻と昼飯を食べに行った。

そこで芸人さんのまつトミさん・まづもどゆうこさん・そして落語家の六華亭遊花さんと遭遇した。マスクを取ってお茶を飲み始めた僕が、吉田鋼太郎さんに似ていると言うことで一気に距離が縮まり、年代も近いと言うことで爆笑トークで盛り上がった。最近の鬱鬱とした気分が一気に晴れ、海を見ながら美味しい海鮮丼をいただいた。

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妻と大島の砂浜海岸を散歩していたら、北野神社のお札が浜に打ち上げられていた。学問の神様をお祭りする神社のお札と遭遇するとは偶然にしては出来過ぎ。

流木で即席の神域を作り、お札を立ててきた。塾生の合格をお頼みしたのは言うまでもない。

ところで僕が鋼太郎さんに似ているのか、鋼太郎さんが僕に似ているのかと言うことが塾生の間で話題になるのだけれど、まあ〜どっちでもいいか。^_^

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2022年6月14日 (火)

日本酒がやめられない

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祖父も父も日本酒が好きで毎晩飲んでいた。酒で命を縮めた感があるが、好きなものを飲んで逝ってしまうのも、それはそれで本望だろうと思う。

酒好きの遺伝子は間違いなく僕に凝縮され、酒のない人生なんてあり得ない僕の日常である。高血圧の薬と痛風の薬を飲みながら酒を飲んでいる。病気だ(笑)。

酒に酔うことが好きなのではなく、純粋に日本酒が好きなのである。勝手な独断と偏見だけれど、日本酒は東北が美味い。酒が好きと言っても、1日に飲む量はコップ一杯。これで十分だ。いっぱいじゃないのであしからず。

好きな銘柄は星の数ほどあるけれど、値段と酒の旨さを考慮すると、岩手の七福神と青森の八仙かな。いろんな意味で特別な日は、この酒を買ってきて飲む。

よく全国版のCMで流れている大手酒造メーカーの酒は、安くてそれなりの味だけれども、飲んだ翌日は体調がスッキリしない。安い分間違いなく何かが入っている。僕は日本酒と珈琲豆だけはこだわる。持病を抱えていても、30年間冠婚葬祭以外で仕事を休まないでやってこれたのは、クオリティーの高い珈琲豆と日本酒のお陰だと自負している。おっと忘れていた。もう一つ妻の手料理。^_^

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2022年6月13日 (月)

桑の実

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駐車場の藪を刈ったら、桑の木が出てきて、みごとに実をつけていた。子どもの頃、近隣の農家は蚕を飼っていたので、どこの家でも桑の木を畑に植えていた。この桑の実、ヨーグルトに入れて食べると最高です。

かく言う我が家でもお蚕様がいたので、桑の葉は必需品でした。この梅雨の季節、小学校から帰って来ると、おやつは畑の桑の実やチャゴミだった。100%天然素材。ある意味味覚は鍛えられましたね。

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その桑の木の近くにコスモスが芽を出していたのですが、この寒さで秋が来たと勘違いしたんでしょうね。花を咲かせてしまいました。我が家では6月も半ばだと言うのに今朝もストーブが活躍です。こんな寒さは経験がありませんね。農作物が心配です。

それと心配なことがもう一つ。今年の僕の塾は高校生は例年の倍近くいるのですが、いつもなら一番多いはずの中学3年生が居ません。2人だけです。新年度の中3の入会者は0人です。このままですと、毎年開講している中学3年生の夏期講習会ができません。2名いるだろうって?

実はこの生徒さんたちは、小学生の頃から通ってきている子たちで、成績は学年でもトップクラス。どこの高校を受けても大丈夫な成績なので、夏期講習会は必要ないと思われます。

この夏は休めってことでしょうかね。ことの成り行きに任せることにします。

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大島Love

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コロナ禍になってからここ2年間半、一関に住んでいる僕の遠出は、お隣気仙沼市の大島。車で55分で行けます。

密を避け、安心して出かけられる場所ですね。震災後巨大な吊り橋が出来て、大島へは車で行けます。とにかく海が綺麗ですし、海鮮丼が最高です。おしゃれなカフェも出来ました。

美しい風景と美味しい食べ物があれば、幸せいっぱいですよね。おっと忘れてました。気仙沼には温泉もあります。うつうつとした日々にあって、大島は僕に元気をくれる竜宮城ですね。東京はもちろんのこと、ここ2年間半、仙台の街中も盛岡の街中も行っていません。

街に出て外で飲むこともありません。ストレス解消は草刈り作業・・・てなわけはないですよね。やぱり美しい海と美味しい食べ物ですね。

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2022年6月12日 (日)

プレアデスより愛を込めて

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昨日の土曜日は急に激しい雨が降ってきて、塾生も休塾が多かったので、教室でこんな写真を撮って遊んでいた。

ところで、ここ数年僕の周りでは宇宙人に遭遇したとか、UFOに乗ってきたと真顔で語る友人知人が増えている。そもそも僕も自称プレアデス星人と語る変態爺いなので、お互い様か。^_^

信じるか信じないかは別にして、こんなことがかつてあった。高校で僕は論文指導もしているのだが、とある生徒が告白的な作文を僕に書いてきた。

小さい頃から俗にいう見える子どもだったらしい。そのことを話したがために、同級生からいじめられたのを機に、いっさい話すことを封印してきたのだと言う。

僕が授業中に教科書を脱線して、宇宙の話や人類と異星人のコンタクトの歴史みたいな話を始めると、教壇に立っている僕の横に小さな宇宙人が立っているよという文面だった。宇宙人👽は僕を監視しているのか?それとも同胞なのか?

わからない^_^

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2022年6月11日 (土)

なぜ自殺はいけないのか

学生時代の友人や親戚、そして仕事でお世話になっていた方が自殺をした。ショックだった。

僕なりに彼らの死の理由を考えたけれど、僕なりの回答は出てこなかった。お金のこと。家庭のこと。健康のこと。厭世観のマックスに至る背景が見えてこないのは、僕が幸福だから?ちがうね。

僕も自殺を考えたことはある。でも死ぬことはなかった。なぜか。希望があったからだ。ドツボでも希望があったから生きてきた。お金が無くても仕事が無くても希望があれば生きられる。

僕は弱い人間だから神仏に頼った。どうか僕に生きる希望を与えてくれと。そうしたら家族が出来た。妻とこどもの為に生きる生活が始まった。もうそれからは僕の心の中に死は忍び寄っては来なかった。

だから苦しくなった時は、僕は自分を見ないで家族を見た。自分のためだけに生きるのは大変かも知れないけれど、誰かのために頑張ることはできる。だから人は誰かのために生きた方がいい。

人の為に生きる。このキーワードがひょっとしたら自殺をしてはいけない理由のひとつかなと僕は思っている。いや表現を変えよう。自殺を押しとどめるキーワードだ。

僕は受験に失敗した時に絶望した。だから僕のような絶望感を若者に与えてはいけないと思って、バイトで始めた塾教師の仕事を本業として継続することを決意した。毎年毎年受験指導をして、受験生を助けて、そして自分も助けられてきた。ありがたいことだ。

自殺というキーワードで僕のブログに入ってきた方がいるかも知れない。死ぬ気になったらなんでも出来るなんてダサイことは言わない。誰かのために生きてみようよ。路地裏で拾ってきた子猫のためでもいい。誰かの思い出のためでもいい生きてみようよ。

世の中を見渡せば、くだらないことばかり。こんな世の中で生きて行きたくないという気持ちの人はいっぱいいるんだろうな。くだらない世の中だから、生きてみるのも面白いかもしれない。

自分勝手な人間が多いし、欲望まみれの人間もいっぱいだ。人を攻撃したり揶揄することを喜びとする人間もいる。人の不幸をエネルギーにして生きている人間もいる。それが人間だよって言ってしまえば我々は悲し存在だけれど、でも人間なんてそんなもんだって。

だからそんなくだらないやつのために悩むことはないんだよ。妥協しろと言っているんじゃないよ。無視すりゃあいいんだよ。逃げまくっていいと思うよ。

どうせ人間死ぬんだからさ、最後までこのふざけた世界眺めてみようぜ。ちょっとした映画より面白いと思うよ。

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衣川三峯神社

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このところ個人的にモヤモヤ感がマックスだったので、高校での授業が終わった後、速攻で衣川まで足を伸ばし、三峰神社にお参りしてきました。

先日も書いたように、三峰神社の狛犬は狼。牙のある横顔はそれでもチャーミングでいつ見てもホッコリします。ここ衣川の三峰神社の御祭神はイザナミイザナギの大神様。社が鎮座している月山全体に御祭神のパワーが充満している感じです。

御神籤を引くと、ズバリ今回僕が悩んでいることを指摘されました。神様は全てお見通しですね。神妙に頭をたれ、塾に戻って来ました。帰って来ると直ぐに高校生たちが自習室に陣取ってテスト勉強開始。モヤモヤ感もなんか解消した感じです。

6月に入って一関はずっと寒い日が続いています。朝晩はストーブが欲しい毎日です。皆様体調にお気をつけください。

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2022年6月10日 (金)

塾の窓から見える風景

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教室の窓からは365日磐井川の土手に沈んで行く夕陽を見ることが出来る。

当然のことながら1日とて同じ風景などなく、四季折々の夕暮れ空を指導室に座って僕は堪能している。

この磐井川の堤防は、まさにNSPの名曲『夕暮れ時はさびしそう』が誕生した場所。いまメンバー2人が天に召されあの名曲を生で聴くことは叶わないけれど、『夕暮れ時はさびしそう』が毎日のようにラジオから流れていた少年時代を懐かしむ自分がいる。

あの頃から途方もなく年をとった気がする。僕は人を好きになり結婚し、そして子どもが産まれて、家族が増え、寺子屋をやって家計を支えてきた。文章にすれば僅か3行で記すことができる今までの僕の人生だ。

6月に入って精神的に結構ダメージがあって、ずっとヘトヘトの僕だけれど、夕暮れの風景はほっとする。きっといいこともあるだろう。頑張ろうかな。

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2022年6月 9日 (木)

仮定法は人生にはいらない

中学の英語の教科書が難しくなり、いままで高校で学習してきた仮定法の語法が中3におりてきた。もし〜だったら〜なのにな〜と言う例のフレーズである。

この仮定法、テストには頻繁に出てくるけれど、人生には於いてはいらないものだと思っている。現実に不可能なことを嘆いても仕方がない。

もし私が男だったらな〜と思っても、男じゃないのが現実なわけで、生理的身体的相違を悔やんでもしょうがない。ポジティブに生きたいなら、男性並みに肉体を鍛え、整形するお金を作ると言う方法もあるけれど、それは個人次第だね。ジェンダーに触れるのでこれ以上は書かないけれど。

過去完了の仮定法というのもあるけれど、過去を後悔して過去が変わるわけではないので、今の自分が対応できることを頑張るしかないと思うね。

本屋さんのスピリチュアルコーナーには、よくパラレルワールドなんてものをテーマにした本が置いてある。世界は多重構造になっていて、その人が選んだ世界が展開していくという話。

例えば結婚をして幸福な家庭を築いている人がいて、一方では独身のままでパチンコに命をかけている同一人物がいるみたいな。笑

空間や時間が無数に存在していて、その人が演じる人生は、その人がチョイスした人生ということなんだろうけれど、そうなって来るとますます仮定法は必要ないってことになるよね。だって後悔しない人生を送っている別の自分もいるわけだから。

僕はかつてこんなことを空想したことがある。我々が生きている世界は、神様が寝ている間に見ている夢で、本当は全てが仮想現実じゃないのかって。マトリックスの見過ぎだろうと言われればそれまでだけど、生きていることに実体というのか現実感を覚えない瞬間ってあるよね。

人生とても辛い時や、どうしようもない時、逆に幸せ過ぎて怖いような時って現実感が希薄だよね。希薄ゆえに自分の命も希薄に感じてしまって、自殺なんていう悲劇を呼び込んでしまうんじゃないだろうか。

何かを仮定して生きるって、現実逃避だけれど、そんな語法が世界言語に存在するってことは、そもそも世界そのものが現実逃避のかたまりなんだろうね。やっぱり仮定法はなくならないか。

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2022年6月 8日 (水)

三峰神社限定

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埼玉県秩父市に鎮座します三峰神社。先日秩父市より我が家にいらっしゃったお客様より、その三峰神社限定の日本酒を頂きました。

日本酒の味も素晴らしかったのですが、度肝を抜かれたのはラベルの狼。色んな日本酒を飲んできましたが、ラベルの凄さにこんな衝撃を覚えたのは初めてです。思わず塾の壁に飾っています。

三峰神社の御眷属は狼です。故に狛犬も狼です。三峰神社は北関東最強のパワースポットと言われていますが、さすがそこで売られているお酒だけあって、ラベルの狼の姿はまさに邪気を寄せ付けない護符そのものですね。

実は我が家のご先祖が崇拝してきた神社の一つに三峰神社があります。その神社は秩父の三峰神社から勧請されてきた、奥州衣川の三峰神社です。江戸時代の頃は盗難よけの神様として有名で、遠くは遠野郷よりも参拝客があったと言われています。

この衣川の三峰神社は月山に鎮座しているのですが、頂上にはアラハバキ神の磐座があり、縄文の昔から崇拝されてきた山です。僕が人生で初めてアラハバキに出逢った山でもあり、ご先祖の導きを感じました。そしてこの出逢いが、後の六芒星神社への発見と繋がって行きます。

僕はまだ秩父の三峰神社には行っていません。コロナが終息して、以前のようなマスクをする必要がない日常が訪れたなら速攻で行きたいですね。

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2022年6月 7日 (火)

鹿がいるしかし、しかれない

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今朝の通勤途中の光景。ダジャレのようなタイトルだけれど、いたって深刻。

鹿が増えている。僕が子どもの頃には鹿の姿もカモシカの姿も目にしたことはなかった。それが頻繁に目にするようになった。

植えたばかりの稲苗を食べていたが、味をしめると大変。収穫に影響する。こいつは大豆の葉っぱも大好物で、畑にやって来ては食い荒らす。

一関市の春の広報には、放射能値が高くて出荷出来ない山菜類が掲載されていた。コシアブラ・タラノメ・タケノコなど。その中に鹿肉があった。熊同様に撃ち殺してもお金にならない。故にここ10年でめちゃくちゃ増えてしまった。強いものにテリトリーを侵害された弱き野生動物たちは、里に降りてきた。

狸とハクビシはさらに深刻だ。僕の隣家では、とうもろこしが狸によって全滅。ハクビシは林檎を狙ってくる。

関節的にも直接的にもこれは人災だ。山林の開発が動物たちの住処を奪い、農村の田畑が荒廃する。

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2022年6月 6日 (月)

僕は最近多くのクレームをもらうけれど

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親戚から、いっさい顔を出さないことをなじられた。昨日も日曜日だったが5時起きで道路の草刈り作業。地域のボランティア草刈り。その後パンをかじって、1時間かけて江刺へ。卓球の練習試合のベンチコーチ。唯一の休日がこんな感じで過ぎて行く。

その他に地域の役員を幾つか掛け持ちで頼まれているので、実質正月以外純粋な休みはない。日々睡眠時間は4時間半。僕の人生は間違いなくこの写真のごとく、すでに夕暮れ時。がしかし、めちゃくちゃ忙しい。

なのに本家なんだからとか、実家の主人なんだからと、義理人情の世界に僕を誘なう方々が多い。勘弁して欲しい。自宅に居れば日々の農作業でいっぱいいっぱい。実際車の中でストレス解消に叫んでいる🎶(笑)。そう言えばストレス解消のライブもやっていないし、色々溜まってるな。

還暦を過ぎた爺いは暇という固定観念を持たないで欲しいね。いい迷惑だ。僕はお金に苦労してきたけれど、一度も親戚縁者に頭を下げてお金を工面してくれと頼んだことはない。必死に働いてきた。現在母のプチ介護をしているが、実はかつて祖母の面倒も見ていて、10年ほど泊まりに出かけることもなかった。その頃だって叔母たちに祖母の面倒を頼んだことなどない。

なのになのにである。顔を出さないとなじられる僕はショックだ。米作りもやめたし暇だと思われているんだろうな。

今でも塾やってんのと尋ねられる。塾どころか、生活が大変で私立高校での講師もバリバリやっている。みんな自由に都会に出て、歳をとって身体の自由と精神の自由がきかなくなると何故か故郷の実家にめちゃくちゃ干渉してくる。父が死んで実家に戻った20代の僕が、歩んで来た幾多の苦労など知るよしもないだろうな。

今だから言えるけれど、死にたいと思ったこともある。お人好しの僕は何度人に裏切られてきただろう。今は学びとして振り返ることができるけれど、若い頃は大変だったね。

隣の庭は良く見えるもの。新聞のコラムを書いたり、六芒星神社で新聞に書かれたり、優雅な暮らしをしているように見えるんだろうね。全く優雅じゃないね。肉体労働で身体がギシギシ言って、授業の合間を見て整骨院に行き、何とか凌いでいる。

先生若いねと生徒から言われる。ほんと老け込む暇がないよね。僕の人生は僕の人生。当たり前か。兄弟のいない僕はある意味そういう付き合いのしがらみがないけれど、おやじの兄弟姉妹、そして従弟がわんさかいるからな。実家って言われれば確かに実家だけれど、この親戚付き合いをすべてこなしていたら、僕は倒れるね。間違いなく。

最近わくわく日記じゃなく、グチグチ日記になってしまっているね。このブログをストレス解消に使っている感があるけれど、まあそんなのもありということで、許してねm(_ _"m)

 

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小さい頃のトラウマ

妻に言わせれば僕は極度の出不精で、家大好き人間らしい。確かに泊まりがけの遠出は皆無に等しい。

お金を使うことにある種の恐怖心がある僕は、小さい頃のトラウマにその原因があるようだ。幼少の頃近隣の老人たちは僕の家を庄屋と呼んだ。この言葉の意味を解するようになった年齢になった僕は、自分の名前に嫌悪し始めた。

庄屋を治めると書いて庄治。ふざけた名前だ。僕が生まれた頃は、多くの田畑を失い、父は出稼ぎでなんとか家計を支えていた。そしてその父が体調を壊し長い闘病生活に入った頃、我が家は生活保護家庭になった。貧乏生活の中で唯一の僕の楽しみは、身体を動かすことだった。

サッカーに野球に卓球、そしてマラソン。勉強などいっさいしなかった。運動をしていると嫌なことを忘れることが出来た。

高校の授業料も大学の授業料も奨学金とバイト代で払った。お金がないことが苦じゃなかったのは、家庭環境のおかげだったかもしれない。小さな田舎町で寺子屋塾を継続してこれたのも、お金がないなりの身の施しようを少年時代に学んでおかげだと思っている。

僕が20代半ばに、プライベートに名前を改名した理由をあまり親戚や家族に言わなかったけれど、このような僕の葛藤があってのことだった。ただし、勤めている私立高校では本名を使っていますけど・・・

いつまでもあると思うな親と金。まさにこの言葉は至言である。お金に苦労したトラウマに今は感謝をしている。余談になるが、先日引き落としができませんとの連絡が随所からきたが、僕の通帳には69円しか入っていなかった。なんとかしないとね。人生ずっとこんな感じ。ドンマイだよね。

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2022年6月 5日 (日)

神のみぞ知る

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こんな風景を眺めながら毎日通勤しています。須川岳の麓の雪が消え、いよいよ夏山の季節の到来です。

寺子屋塾を営み32年。自営業故転勤や出張もなく、毎日毎日自宅と塾の往復なわけですが、正直飽きてます(笑)。飽きたからと言ってこの年になって転職する気力も体力もありませんので、引退するまでこのルーティンは続くんでしょうね。

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この写真は今朝草刈りした後に撮ったものですが、僕が草刈りしている中で1番の難所です。傾斜がきつくて足腰にかなりの負担がかかります。僕はこの斜面の草刈り仕事ができなくなった時が、いろんな意味で引退の時かと考えています。

この斜面を自力で刈られるうちは、塾も講師の仕事もこの草刈りも継続していこうと思ってます。あと5年やれるか10年やれるかは神のみぞ知るですが、兎にも角にもこの土手の草刈りがバロメーターですね。笑

バロメーターと言えば卓球のコーチもいよいよ14年目に突入しました。コーチと言っても日曜日に顔を出すだけのなんちゃってコーチですが、一応今度の中総体は連覇がかかっているので、僕もちょっと気合を入れています。今回のチームが東北大会に団体で出られたら、僕の役割も終わりかなと思っています。バロメーターは言ってみればそこですね。還暦を過ぎましたし、潮時ですよね。なんとか勝たせたいですね。

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2022年6月 4日 (土)

東京大学というブランド

学歴の話をする時はまず自分の学歴を公表してから話すべきだろうと思うので、自分の学校のことを話します。僕は東京にある桜美林大学の文学部(英語英米文学科)という学校の学部を出ています。所謂4流の私立大学ですが、地元の私立高校から進学するには、当時の僕の能力はその辺が限界でした(苦笑)。大学の後輩には有事工事さんや女優の吉田羊さんがいます。

さて今日の本題は東京大学ですが、40年の塾屋人生の中で直接東大を出た方や東大に入った生徒と関わったのは4名ですね。まずは一関市内の某大手フランチャイズ塾の塾長さんが東大出でした。その塾の支社長から、生徒物件込みで僕の塾を500万円で買い取りたいとの買収を持ちかけられましたね。僕が塾を始めて2年目のことでした。僕を塾長として迎え入れたいとの話でしたが、東大出の先生がいるのにめっそうもないと思い、丁重にお断りしました。

2人目は塾生です。17年前のことですが、中学3年から高校1年まで在籍した生徒さんが、現役で東大の理Ⅲ(医学部)に入ってしまいました。僕の塾に通っては来ましたが、僕は何かを聞かれた記憶がないんですよね(笑)。でも大変でした。その後塾生が今の3倍に増えましたからね。儲かったかって?講師の先生を数人雇ったら、売り上げが人件費で飛んでしまいました。僕の塾は月謝が安いですからね。東大という言葉の魔術をいろんな意味で味わいましたね。

3人目は、僕が講師で行っている私立高校の国語の先生が東大出でした。前任者が東大出の先生って授業がやりづらいですよね。でも僕は僕ですのでマイペースで現代文を教えています。今のところ首になっていないので、良しとしましょう(笑)。

最後の4人目は、塾とは全く関係ない話ですが、とりあえず。実は僕は地元の中学で卓球のコーチをやっているのですが、3年間卓球を指導した生徒がこの春、東大に現役で受かりました。凄いことですよね。

東京大学というブランドは、実は田舎では、とても大変だということが分かりました。僕のような4流人間には誰も尊敬も警戒心も持ちませんが(笑)、相手が東大出となると、大抵の人間は構えますよね。だって東大ですもの。その異質さに慣れることが大切なんでしょうが、やっぱり慣れない方もいるんでしょうね。

今年僕の塾のそばにある一関一高からは、東大4名京大4名が合格しました。素晴らしい結果だと思います。東大に入るには、努力と才能が必要ですが、一番は家庭環境だと思います。間違いないですね。ここだけの話ですが(笑)、東大に子どもを入れる親の年収はめちゃくちゃいいです。つまり素晴らしい教育を施すにはお金が必要ということなんですね。

勉強には努力や根性が必要だと言われたのは一昔前。今は的確な情報と、自分の能力を知る一種の脳内アプリが必要ですね。

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2022年6月 3日 (金)

日本人の英語力

日本人の英語力を嘆く日本人が多い。これだけ勉強してきたのに日常会話どころか簡単な英文も書けないと。

日本人は言語的に馬鹿なのか?いやそんなことはない。江戸時代前夜日本にやってきた宣教師たちは、日本人の読み書き能力や算数能力の素晴らしさに驚愕し、キリスト教を利用して殖民地支配を構築することをいち早く断念したと言う記録が残っている。

世界でも屈指の活字国家であり、言語能力に劣る国民ではない。それなのに日本人の英語能力は100カ国中55位。先進国の中ではダントツのビリである。莫大な英語教育費を長年投入してきてのこの結果はある意味すごい。

日本人の日本語を構築する脳が英語向きじゃないとか、受験英語に偏り過ぎているがために話せないんだとか巷ではさまざまな憶測が飛び交っているわけだけれども、原因は戦後の英語教育にある。

日本を占領したアメリカは戦国時代の宣教師たち同様に、日本人の優秀さに驚愕した。アメリカ兵に群がる金目当ての女性たちや浮浪者でさえ、漢字が書け数学的計算が出来ることに彼等は恐れをなした。それだけではない。英語を教えられなくとも、アメリカ兵と付きあう女性がすぐに英語を使いこなせるようになる状況を見たGHQの首脳部は、とんでもない策略を打ち立てた。

日本人にまともな英語の教育を施したならば、将来世界制覇を企てる国家になる恐れがあるとして、使えない英語を教えるカリキュラムを導入した。それが今に至る英語教育だ。

考えてみて欲しい。日本語を学ぼうとする外国人に、動詞の活用がどうの、連体修飾語どうしたなどと教えたならば、いつまで経っても日本語など話せないし書けない。それを日本人は英語教育に於いてやらせられ続けてきた。莫大なお金と時間を使って。アメリカの戦略は予期せぬところでさらなる功を奏した。

受験のために英語に多くの時間を割くが故に、日本の若者の総合学力は失速し、日本の大学の世界的地位も、見事に下降し続けた。それが日本そのものの経済にも多大な影響を及ぼしている。戦後75年、見事なまでにアメリカの罠にハマった日本がここに存在する。

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2022年6月 2日 (木)

日本は何処へ向かって行く

とにかく地方の給料は安い。バブル崩壊以後、30年間給料が上がっていない。岩手県の平均年収はいまだ400万円に届かず。韓国やアメリカの平均所得が1200万円越えだなどと聞くと、日本の田舎は発展途上国か!とツッコミたくなる状況だ。

かつては安い労働力を当て込んで、海外に進出して行った日本の企業だったが、これからは多くの外国の企業が日本の安い労働力を当て込んで、岩手のような地方に進出して来る時代になるかも知れない。

お金をいっぱい稼ぐことが幸福の指針だとは思わないけれど、それにしてもこの国の経済的停滞はかなり深刻な状況になって来ていることは明らかなようだ。

単純に政治が悪いとか、大企業優先政策が日本の企業を弱体化させてきたと言ってしまえばそれらしき理由にはなるのだけれど、一番の原因は権力への従順が慣例化してしまったことにあると僕は思っている。

学校でも会社でも、家庭でさえも、文句があるのに言わない。いや言えない。はっきり言えばケンカをしなくなった。家庭内暴力を推奨しているのではない。持論を言えない空気感を日本社会全体が作ってしまった気がする。

安定を求めるが故に、出る杭は打たれることを恐れ、ひたすら忍従する社会。東日本大震災の際の日本人の耐え忍ぶ姿。暴動を起こすこともなく食料や水を求めて永遠と並ぶ姿。世界はその姿を賞賛したけれど、その精神性は現代社会では両刃の剣だ。

近年象徴的な言葉が流行している。持続可能。僕にはこの言葉が、生かさず殺さずという言葉に聞こえてきてしょうがない。持続可能じゃないものはさっさと諦めて、新たなチャレンジをした方が人生は楽しいと思うのだけれどどうだろう。

僕は大変だけで全く利益の上がらない米作りを5年前にやめた。小さい頃からゴールデンウィークはどこにも行ったことがなかった。お米を買って食べた方が、僕の日常の効率が上がった。米作りをやめて初めて温泉にも行けるようになったし、好きな神社巡りも出来るようになった。毎日天気予報を見て悩むこともなくなり、血圧も超安定している。

嫌ならやめっちまえ!と言うと必ず、でもねという逆説の接続詞が返ってくる。これはちょうど、若者が夢を語った時に、したり顔の大人が言うでもねと精神性が同じだろうと思う。

この顔で、この名前で、この時代に生きるのは、あたり前だけれど1度きりの人生だ。ためらうことはないんじゃないかな。その先にやってくる死は、敗北でも穢れでもない。これまで生きてきたことへの賞賛そのものだ。

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2022年6月 1日 (水)

ここは寺子屋

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僕の寺子屋教室だ。大験セミナーなどという名前を冠しているが、自立型個別指導を行っている寺子屋塾である。僕が29才の時に開校して32年目。僕もそれなりに歳をとったことになる。

この32年間は本当に激動の時代だった。開校して5年後にはバブルが弾け一気に不況の世の中に。開校して20年目ようやくバブルの影響もなくなり順調と思いきやリーマンショック。生徒が激減した。

そして2011年の東日本大震災。教室の存続の危機を迎えたけれど、私立高校で講師として雇い入れて頂き、どうにか生活の維持が出来た。感謝である。

東日本大震災を機に、教室の運営は僕1人でやってきた。講師を雇う余裕は全くなかった。そして5年前に母が倒れ、介護生活に突入。妻や息子たちに支えられなんとか塾を継続してこれた感がある。

コロナ禍になり最大のピンチが訪れたけれども、僕が5年前にこのブログで紹介した六芒星神社が、新聞・週刊誌で取りあげられ、塾の宣伝にもなり、なんとか大台の30周年を迎えることができた。ピンチの時に奇跡のような援助がやってくる僕の寺子屋は、守られているんだろうなと思う。

ギリギリの月謝設定で頑張ってきたことに、何か目に見えないものからご褒美をいただいてきたような気がする。本当にありがたい。今後も謙虚にそして大胆に、寺子屋を続けられる時まで、続けて行きたいと考えている。

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