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2022年5月27日 (金)

もしも僕が農家の長男に生まれていなければ

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実はこのテーマに関しては、何度も何度も自問自答してきた。田んぼ仕事や草刈り仕事に、膨大な労力と時間を僕は人生に於いて費やしてきた。もっとやるべきことがあるのではないかと。そんなことを考えながら農作業をしてきた自分がいた。

父が他界してからは、否応なく僕が18代目の農家の長男として家の舵取りをやってきた。32年になる。そしてその間寺子屋と私立高校の講師、短大の講師などやってきたわけである。僕は桜美林大学という東京の端っこにある大学の英文科に入ったのだけれど、親せきからは農家の長男が英文?と結構揶揄された。父などは、長男を東京に出したらかえってこね~べよなどと言われたようだ。

僕が農家の長男じゃなかったら、きっと自由奔放に都会で暮らす人生を選択していたと思う。岩手で生涯を終えることはなかっただろうね。まだ終えてないけど(笑)。400年続いてきた百姓家。祖先の呪縛というと大げさだけれども、祖先の汗と涙の結晶である農地をないがしろにすることは僕にはできなかった。

5年前に稲作農家を廃業したけれど、田んぼを荒らすことはやっぱりしんどい。感覚的に。ゆえに大変だけれども草刈り仕事は継続中だ。体力的精神的にギブアップした時は原野に戻す予定だ。もちろん僕が死んだら自然にそうなるだろうけれど。

僕の地域では離農者がどんどん増えている。毎年お米は安くなっていくし、燃料費や肥料等は上がるしで、採算がとれないしんどい仕事をやめることの方が自然だろうと思う。田んぼはいつの日か原野に戻り、人が住まなくなった家は、森の中に埋もれて行くのだろうと思う。

田舎の農家の話をしてきたが、寺子屋塾も消える運命なのかと思う。コロナ禍になってリモート塾が急増している。パソコンにおけるアプリの進化は凄まじい。塾どころか学校に行かなくても高度が指導が受けられる。僕らの世代が最後の塾屋かもしれない。

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