11年目の春
穏やかな朝を迎えた。東日本大震災から11年。重くてせつない11年だった。
今年度在籍した生徒の中には、津波で家を流された生徒が二人いる。震災の話を時々したのだが、脳裏に浮かぶ映像は恐怖以外の何物でもないと話してくれた。
家家が濁流に飲み込まれて行く映像を何度見ただろうか。あの津波で僕が住んでいる町の人口と同じ数の方々が人生半ばにして命を失った。亡くなった方々の無念さと家族の悲しみを思うと胸が痛い。
この11年間は本当に大変な11年間だった。過去形で書いたが、今もコロナで生活の基盤が失われ苦しんでるいる人達が大勢いる。気候変動の激化。ロシアプーチンの暴走。そして日本国内では、経済格差が広がり、困窮する家庭が急増している。
どこかで歯車が噛み合わないまま時代が動いて来てしまった感がある。何が足らない。何がいけない。考えれば考えるほど僕は時代の中で喪失された大切なものを痛感する。

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「プーチンの暴走」と書かれていますがアメリカネオコンが"911"を自作自演してイラクを攻撃した時に「ブッシュの暴走」と思われましたか?
TV・新聞情報は偏っていませんか?
かねごん
イラク攻撃のアメリカの暴走は、さんざん高校の授業で話しましたが、アメリカの世界警察という演出を理解したようです。
投稿: ヒデキ | 2022年3月12日 (土) 11時17分