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2022年2月

2022年2月27日 (日)

また何か起きるのか

昨年の12月からスマホにした。このブログは10年以上自宅のパソコンで打ち込んできたけれど、今は空いた時間にスマホで原稿が書けるようになった。一応僕もちょっとだけ、時代に追いついてきたということだろうか。

原稿の下書きもそうだけれど、スマホでブログのアクセス解析も見られるようになった。やっぱりかつての炎上のトラウマがあるので、急激なアクセスの上昇にはちょっと構えてしまう。

ブログのアクセス数が2日間で20万アクセスという過去がある。東日本大震災の放射能問題に絡んで、原子力発電と放射能の危険性について書きまくった時だ。多くのメールと共にウイルスが送られて来て僕のパソコンは崩壊した。

放射能を憂いていた市内の病院の先生方から、金田さん書きましたね。身辺大丈夫でしたかと心配頂いた。塾業界もある意味ブラックなので、脅迫文には免疫がついていたのだけれど、利権に絡んだ人々の怨念とも言うべき執念にはちょっと脱帽した(笑)。

先日も急に閲覧数が増えてドキッとしたのだけれど、塾に来ている小学生のおばあちゃんが、僕と同じようにガラケーからスマホに変えたので、僕のブログを読みまくっていたらしい。

ところで岩手六芒星でお騒がせした僕だが、最近は2年前に発表した少彦名大神ラインの記事にアクセスが集中している。東北を横断するラインだけに、またメディアから連れてってと言われても無理(笑)。あしからず。

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2022年2月26日 (土)

疑心暗鬼

正しいさや正義ってなんだろうと思うことがある。自分のためにやっていることが、時として他人を窮地に追いやる結果になったり、他人のために良かれと思ってやった言動が、憎しみをかうはめになったり、生きて行くことは実に複雑だ。

利害関係を抜きにして、人と関係性を持つと言うことは大変なことなのかも知れない。家族間でさえも、大小様々な利害の衝突はあるのだから、他人との摩擦は避けては通れない。

国家間の利害関係がもつれれば、時に戦争にまで発展する。疑心暗鬼が生じれば、それを実力行使で解決しようとする愚かさは、今も昔も変わらない。

守ると言うことは闘うことだとまるでDNA に刻み込まれているかのような人間の思考は、自爆行為が賛美されているかのようだ。

人類はいつまで存続出来るかわからないけれど、爆走するリーダーを抑えられない集団主義のような弱点を克服できなければ、人類の終焉も近いのではないだろうか。

地球人の未来にもし明るい希望があるとするならば、多数決的社会が排除され、真の個人主義社会が確立された時なのではないかと思う。全ての個人の主義主張が厳粛に受け止められる社会が実現すれば、国家も政治イデオロギーも消滅する。

法律や決まり事が存在する社会は、人間を信頼していない社会である。裏返って言えば決まりがあるのでそれを裏切る快楽を求めるのが人間。さあ人間はさらなるステージに進化できる存在足りうるのか。試されているね。

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2022年2月25日 (金)

子どもが危ない

岩手県の県立高校の入試はほぼほぼ全入の時代に突入した。定員に満たない高校が普通になった。

競争倍率と学力がリンクするかどうかは定かではないが、勉強しない生徒たちと勉強する生徒たちの差が際立つ状況が生じている。

そんなことは昔からだよという意見もあるが、本当に勉強をしない子どもが増えている。原因はスマホとゲーム。

優秀な生徒たちは学習に利用し、そうじゃない生徒たちは享楽につき走る。故に学力格差が将来の経済格差に直結して行く。学歴はどうでもいいが、学力がないのは困る。

いい大学や企業に入れるかどうかの話をしているのではない。生きて行くための知識の話をしているのである。申告書類を書くという意図がわからないので還付請求が出来ない。子どもの教育支援や学費免除を申請できるのに書類が書けない。誰の責任だろう。子供と同様にスマホ片手にゲームや享楽に没頭している親の責任だ。

毎日毎日どうでもいいようなテレビ番組を観て、暇があればゲームをし、5歳以上にファイザー社のワクチンが打てると知れば、疑問も持たずに接種会場に連れて行く。世の中がどのような意図を持って、情報の舵取りをやっているのかを考えるのが知性である。

子どもの感性や知性を育てるのは大人の役割。仮に大人の社会が腐れきっていても、子どもたちは成長して行く。だからその成長を阻むことだけはやってはいけない。

 

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2022年2月24日 (木)

光の妖精

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一関地方では氷のつららをたろひと呼ぶ。例年は卒業式が近づくこの時期は、雪も解けたろひがこんなに出来ることがないのだけれど、真冬のような寒さに、毎日たろひが朝日に輝く光景を目にする。まるでたろひの光の妖精のようだ。

昨日公立高校の最終倍率が出た。一関一高と一関二高は2、3名が振り落とされる倍率。大変なのは一関工業の倍率のみで、その他の一関地区の高校は全て定員割れである。

先日一関高専の合格発表があったが、塾生は推薦・一般共に全員が合格を果たした。嬉しい限りである。

コロナ禍で大変な入試ではあるが、あと少し、頑張って欲しい。

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2022年2月23日 (水)

青春時代の残像

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今日の休日は、薪用の材木を山から運び出すつもりだったが、雪に覆われたため、ブログの画面に向かっている。

日々中学生や高校生と接していると、若さゆえの苦しさややるせなを目の当たりにすることがある。よほどの覚醒者じゃない限り、若い頃から人生を俯瞰することなど出来ない。自分の未来に希望と不安を抱え込んで、日々を過ごしている。

戦後の高度経済成長期に子ども時代を過ごしてきた僕らにとって、努力は報われると教えられて育てられてきた。根性や忍耐と言う言葉が至るところに散りばめられていた時代だった。しかしいつの頃からか、その神話は崩れ行く。

かぐや姫の神田川という曲が流行った。銭湯の外で寒さに震えながら彼女彼氏を待つなんて光景は、きっと僕らの世代が最後だったかも知れない。雨が続いてキャベツばかりを齧ったことはないけれど、お金がなくてカップラーメンばかりを食べていた日々はあった。

人を好きになり、仕事に悩み、自分の欲望と折り合いをつけながら僕らは大人になっていった。青春の甘酸っぱさも、青春故の怒りも嫌というほど味わってきた。今そう言った時代を過ごしている若者たちも、きっと何処かで心の光と闇に翻弄されながら生きているのだろうと思う。

高校時代苦しんでいた自分にもし会えるならば、僕は自分にこう声をかけてあげたい。「人生は思い通りにはいかないけれど、間違いなく君の人生はかけがえのないものだよ」って。

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2022年2月22日 (火)

県立高校の入試がやって来る

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いよいよ公立高校の入試が近づいた。暗記教科の最後の勝負所だ。歴史の年号の暗記表とにらめっこしている受験生も多いことだろうと思う。
僕も仕事柄いろいろな暗記語呂合わせを作ってきた。例えば鉄砲伝来の1543年の覚え方は、鉄砲伝来以後(15)予算(43)が増えるなんて感じ。つまり鉄砲を購入する戦国大名が増えるので、予算が増えるという語呂合わせだ。
一方キリスト教伝来の1549年の覚え方は、キリスト教伝来以後(15)良く(49)なる、と覚えるといい。つまりキリスト教は愛の宗教なので心持が良くなるという語呂合わせだ。どうだろうか、覚えられただろうか。
語呂合わせは僕の得意技で、大学入試に必要な英単語2000語あまりも、めちゃくちゃな語呂合わせで無理やり詰め込んだ経緯がある。
ぼう~とお辞儀をするで、BOW=お辞儀 とか、ゲンを担いで利益を得るで、GAIN=利益をえる、なんていう感じで発音なんて関係なく覚えたものだから、発音に関してはめちゃ苦労した(苦笑い)。
雪も解けいよいよ春の気配が漂い始めた。受験生諸君、焦らず慌てずじっくりだね。

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宿題の持つ意味

宿題をなぜ出すのか。提出させることで、成績が思わしくない生徒を救済するためと言うのが、どうも学校現場の意図らしい。

故に大学進学率の高い高校ほど宿題の量が増える。定期テストは取れなくても、宿題の提出率で平常点が加点され、通信簿の点数が上がる仕組みだ。

そうすることで、実力では太刀打ち出来ない大学でも、推薦等でなんとか合格に導くことが出来るからだ。そのことは重々生徒たちも知っているので、どんなにしんどくても頑張ってやるわけだである。

僕も高校の講師を長年やって来ているので、それぞれの実情というのは分かるのだけれど、宿題だけに追いやられ生徒は正直気の毒に思える。自分の好きなことをする時間が確保出来ない。

私立高校のスポーツ特待生の生徒は、自分の得意なスポーツをやることで評価されるし、結果を残せば大学へのスポーツ推薦も取れる。ある意味充実した高校生活が送れる。

問題は部活は苦手、進学校に入ったものの勉強についていけない生徒だ。彼女彼氏が出来て、青春を謳歌している生徒は良いとして、不登校ギリギリの日々を送る生徒の気持ちは痛いくらい分かる。

そこに宿題の嵐は、傷口に塩を塗るようなものだ。僕は公立高校を落ちたお陰で私立に入ったのだけれど(笑)、宿題がいっさいでない高校だったので、大好きな本を読み、わけのわからない歌をギター片手に叫ぶ日々だった。英語の歌の歌詞を知りたくて一生懸命辞書を引いた日々が、まわり回って今の生活の糧になっている。

今私立高校への志願者が地方都市でも増えている。昔は公立に落ちた敗者が行く高校というイメージだったけれど、前向きに私立だからこそ入りたいという生徒が多い。時代は変わってきた。大学生の学力の低下が問題視されているが、小子化がわかっていて増設されてきた大学。無理をしなければ全入の時代だ。東大のような大学もあれば、形式的な入試でほぼほぼ全員合格という大学が出てくるのも当然のことだ。

お金儲けのビジネスだと割り切る大学があるならば、逆にそれを利用して大卒の資格を得ようとするのも良いのではないかと思う。そこをとやかく言うよりも、何が学べて何に利用するかという大学のチョイスが重要だろう。

宿題が個人個人のレベルに合わせて出されてこそ有意義な宿題なのだろうけれど、わけのわからない宿題を出されて答えを写すだけの作業ならば、その時間をもっと自分の好きなことに割いた方が良いと思う。入れる大学はいっぱいある。

私立はお金がかかってと言うフレーズを耳にするが、やりたいことがあるならこだわることはないんじゃないかな。平均的な能力は得てして生活の糧になりにくい。何かに特化した能力や技術こそ生活の糧を生むものだ。頑張って欲しい。


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2022年2月20日 (日)

光がやってきた

光がやってきたと言っても、悟りを開いたとか宗教に目覚めたとか、そういうことではない。我が家のインターネットが光に繋がるという話である。

ADSLの接続がずっと続いてきた。天気や気温に左右される傾向があって、急に接続が悪くなることが多々あった。光が通ったことで、自宅のWi-Fiが安定するものと思われる。塾の方はとっくの昔に光になっていて、Wi-Fiは自宅の3倍以上の速さでさくさく繋がって行く。自宅のインターネット環境が良くなることは正直嬉しい。

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昨年の秋の風景だけれども、このケーブルが光ケーブルである。こんな山里にもようやく文明の利器がやってきた。このブログもあとどれくらい続けられるか定かではないけれど、光を契約したし、もちょっと打ち込み続けてみようかなと思うこの頃である。

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薪の乾燥期間

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今日も薪ストーブの話である。この写真の薪ストーブ、かつて市内の塾で使われていたものが周り回って我が家にやってきた。SNSで中古の薪ストーブが欲しいとつぶやいたら頂いた。ただで。ついでに薪の材料が欲しいとつぶやいたら、「山さ切ったばかりの雑木がいっぱいあっからもってて〜」と言われ、薪作りこそ大変だけれど、全てただで確保できた。感謝感謝である。軽トラが大活躍である。

実は薪ストーブで一番大切なのは煙突。火事が怖いので、素人が一番手を出してはいけない分野。煙突本体と設置工事込みで80万円と言うのが相場のようだ。

しかしそんな余裕が僕にあるはずもない。2300円で普通の煙突を買って来て、昨年から使いながらあれこれ格闘して、安全で尚且つ実用性のある煙突の設置が1年以上の歳月をかけて実現できた。座敷を煙だらけにしたこともある。煙突掃除で真っ黒状態に自分がなったことも。雪の中煙突掃除をしていて台から転げ落ちて負傷したこも。

そして中古の燃焼調節の出来ないストーブをいかに手なずけるかの最終調整が、薪の乾燥と煙突の横の長さと縦の高さの調和にあることを突き止めた。

薪は古すぎてもいけない。すぐに煙突が詰まる。掃除をしないと火事の原因になるので4日に一度は掃除をしなければならない。かなりしんどい。

薪は倒木から切って、半年くらいの乾燥が我が家のストーブにはちょうどいいようだ。これも試行錯誤した経験値から得た結論。そうするとどの時期に割った薪が燃えどきかを考えての、薪割り作業となる。昨年の9月に割った薪がちょうど今頃いい感じということである。もちろん木の種類にもよるが、桜と栗の木の乾燥が早いようだ。ちなみに果樹系の木は10ヶ月以上の乾燥時期が必要だと認識した。

ちなみにだけれど、80万くらいかけて設置する煙突は、防火対策もバッチリだし、煙突掃除も一冬に1、2回でいいようだ。ただ今風の繊細なストーブは燃やす木には注意が必要だ。何事もやってみないと分からない。

薪ストーブは人生のようなものだね。

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2022年2月18日 (金)

磁場の乱れ

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昨日薪割りをしていたら、渡り鳥たちがわんさか飛んできた。数枚写した写真に、渡り鳥たちがお日様とコラボした1枚の写真が。

いつもは南から北に向かう鳥たちが変な旋回の仕方をして騒々しい。磁気が乱れている感じ。地震が来るかなと思ったらすぐ後に12時頃宮城沖の地震が発生。震度4。

昨日は朝から妻もモヤモヤするって言っていた。そう言えば満月。なるほど。

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祈り

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困難に陥った時に、祈りの時を持てる人は幸いです。

どこまで行けば、わたしたちは満足なのか、満足できるのか。限りない欲望に振り回され、浮足だったまま走り続ける人生ほど疲労感マックスの人生はないですね。

どこを見廻しても、華やかな人生が溢れているような錯覚に陥ってしまう世界。負け犬にならないように、頑張って頑張って生きてきて、ふと気づいたたらもともと華やぎの世界なんてないことに気づくんですよね。

浪費という名の消費を繰り返して、ものにあふれた暮らし。希少とか限定などという修飾語に踊らされて手にするものは、例外なくゴミと化して行く。ありふれた日常に人は退屈するものだけれど、ありふれた日常こそが希少な日々であることを実感するのは、実はありふれた日常でなくなった時。

今年の冬一関は猛烈な寒さに見舞われていますが、春が来て暖かな日差しがやって来ると、その寒さも遠い過去になって行きます。忘却の繰り返しの中で、僕らは生きていることを何度も何度も咀嚼していく。人は祈る時、生かされている奇跡をちょっとだけ垣間見るのでしょうか。心がふと軽くなりますね。

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2022年2月16日 (水)

偶然性に於ける必然

何をやってもうまくいかない時がある。ドツボにハマるってやつ。一方で、神がかったように全てが順調な時がある。

どっちがいいかは当然明白なことだろうけれど、実は不調な時こそ学びのチャンスなんだよね。調子がいい時なんてのは、人の痛みなどわからないし、傲慢になるし、弱者に寄り添うことなどほぼほぼないからね。

社会的地位やお金があっても、尊敬されない人格ほど悲しいことはないね。最後に訪れるのは孤独の終焉だね。地位やお金なんてそもそも幻想だよね。1億円持っている人と百万円持っている人の違いって何か分かる?

突き詰めるとお金に対する執着心や貪欲さの違いだと思うよ。例えばいい大学に行っていい会社に入っていっぱい稼ぎたいから努力するっていうのは、全然悪くはないけれど、お金を稼ぐことが人生の第一目標っていうのは、勉学をなめているね。あくまでも僕個人の見解だけれども。

頑張ったんだけれど、生前は全く評価されず、死んだのちに作品なり功績が評価されるっていう人いっぱいいるよね。彼ら彼女らの人生ってひょっとすると奇人変人扱いの人生だったかも知れないけれど、ある意味死を超えて後世に残るって、人類に寄与する継続率がめちゃ高い訳で、地位や権力やお金に固執した人間は到底彼ら彼女らには敵わないね。

裕福であることも貧乏であることも、僕は偶然性に於ける必然だと思うんだよね。一見能力主義の結果であるように見せかけて、実は僕らが僕ら自身で決めているんじゃないかと思うんだよね。だから本当に金持ちになりたいならプライドや道徳心を蹴散らして稼ぎまくればいいし、清貧が好きなら慈善活動やボランティアに邁進すればいいと思うよ。

どちらかかを選ぶか、もしくは中庸を選ぶか、それも偶然性に於ける必然だと思うね。

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2022年2月15日 (火)

カメラ目線の猫ちゃん

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自他共に認める猫好きである。街角で猫を見かけると思わず声をかけるのだけれど、2匹に1匹は僕の顔を見て猫なのに脱兎の如く逃げていく(笑)。

この猫ちゃんは、僕が中華そばを食べにいくお店の前にいつもいる猫ちゃん。故にカメラを向けても、しょうがないな〜てな感じで一応は付き合ってくれる。

2年前に16年間飼っていた猫が死んでから、もうペットを飼うのはやめることにした。最後の1年間はソフトタイプの栄養剤入りのフードだけを食べるようになって、猫の食事代が毎月2万円ほどかかった。それとトイレを中でするようになってしまったので、トイレシートも毎月1万円ほど。

1日ワンコインの僕の小遣は全て猫ちゃんに消費されていった。いや僕の小遣いの倍はかかった気がする。それでも15年も一緒に住んでいれば、家族であり同胞。最後の最後まで全力を尽くして守り保護するのが一緒に住んでくれた猫への恩返しである。

僕がこれから子猫を飼うとしたら、僕の方が先に逝ってしまうことも無きにしも非ずで、責任を持てないのでやはり飼えない。たまにやって来る隣家の猫を眺めて我慢しようと思う。

くも膜下出血の後遺症で認知症になった母は、たまに亡き猫と会話をしている。単なるボケ症状だとは思うのだけれど、あまりリアルな時は、見えてんのか?などと勘繰ったりもするのだけれど、そんなことはないよね。

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2022年2月14日 (月)

岩手県一関地区公立高校倍率

本日2月14日、岩手県の公立高校の倍率が発表になった。一関地区は以下の通り。


一関一高 普通科  1.08倍

一関二高 普通科  0.99倍

一関工業 電子電気 1.42倍

     電子機械 1.33倍

      土木  0.91倍

花泉高校 普通科  0.77倍

大東高校 普通科  0.54倍

      情報  0.35倍

千厩高校 普通科  0.82倍

     生産技術 1.2倍

     産業技術 0.5倍


一関工業が激戦区となった今年の調整前の倍率です。普通科の定員割れが目立ちますが、少子化もさることながらコロナ不況による影響が反映しているのかも知れません。大学進学の割合が低下しております。学費支援の政治的対応が急務だと感じます。

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2022年2月12日 (土)

この季節を乗り越えて

毎年、毎年この時期の多忙さは、生きる気力が削がれるほどだ。受験指導はもちろん、高校の期末テストの作成そして年度末の成績付け。

個人的には申告書類の作成が大仕事。納税関連の雑務が押し寄せてくる。今年の冬はものすごく寒い。薪ストーブの薪の補充も欠かせない。肉体労働と頭脳労働のサンドィッチ状態にタジタジだ。

数日前から90歳になる僕の父の姉、つまり叔母ではなく伯母だが、病院で昏睡状態が続いている。息子が他界しているので、甥っ子である僕が亡くなった時は動かなければならない。回復を祈っているが、年齢的にも厳しい状況だ。昨日は慌てて期末テスト作りをやった。あとは印刷すればいい。高校の授業はテスト直前なので、告別式の時は、テスト勉強の自習でなんとかなるかなと思っている。あとはタイミングだ。ふ〜

母の介護をデイサービスに頼っている故 、風邪やインフルエンザが流行らないことを祈りたい。とにかくこの季節をなんとかいろんな意味で無事に乗り越えたい。

2月に入って来期の入会面談がぼちぼち増えてきた。小さな寺子屋塾に来てくれることに感謝でいっぱいである。正直身体があと三つくらい欲しい季節だ。5年前までは、これに稲作の準備があった。我ながらよくやっていたと思う。

年を取るほどに忙しくなってきた自分の日常をふと考えるこの頃だ。昨年は新聞の評論を半年書いたが、今度は農家組合の副会長をお願いされた。2年後はエスカレーター式に会長になる。

身辺の断捨離を願っても、次から次へと僕に対する頼みごとがやってくる。頼られるうちが花という至言もあるにはあるが、どこかで線引きをしないとまずい。

金にならない多忙さに押し流されるくらいなら、選挙にでも出て政治家を目指そうかと洒落で思ったりもしたが、通帳に20万円以上貯まったことのない僕に、選挙資金などあるはずもなく、一人で爆笑していた。

卓球のコーチ・塾の代表・私立高校の講師・納税組合長・農家組合副会長・一家の主人としての雑用・草刈り仕事に薪割り、コロナ前は定期的にライブもやっていた。そして神社巡りに、このブログの日々の投稿、母のプチ介護。自分で言うのもなんだが病気だ。

病名はなんだろう。貧乏性脅迫観念依存性?かなりの奇病なので治りそうもない。

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2022年2月11日 (金)

電磁波の危険度

国際癌研究所が携帯電話の電磁波に、発がん性があるかも知れないと報告がなされてからだいぶ経った。
電磁波の問題は、放射能の問題同様見えないだけに、我々の意識からその危険性が薄れる傾向にある。
子どもたちの脳に対する電磁波の影響を研究してきた科学者の声が、聞こえてこないのは、放射能同様マスコミが黙殺しているからだ。公表されないものは無いことに等しい。不思議な国だ。
世界ではこどもの携帯使用の規制を促す勧告が多く出されている。日本はどうだろうか。テレビのCMにおいて、携帯電話会社のスポンサーが無い番組は無いと言っていいくらいだ。ゆえに携帯電話の危険性を報道する番組など流れるわけはない。自動車会社がスポンサーになっているテレビドラマで、交通事故死の場面が決して出てこないのも同様の理由だ。
これはかつて、東京電力が多額のブラックマネーをテレビ局にばら撒いていた頃の状況とかわりがない。金の力が、有識者の言論を黙殺する。
大人に比べると水分が多い子どもの脳は、電磁波が浸透しやすく、影響が大だ。太陽光発電によるオール電化が普及してきたが、火を使わない電磁波によるコンロはものすごい電磁波を放出する。妊婦の方や子どもに料理をさせられる安全性には程遠い。
羊水の中にいる胎児に与える電磁波の影響は、現代社会ではますます増え、妊婦の方々を守る啓発が行われなければならないのに、社会は沈黙している。5Gの高速さを携帯電話会社はアピールしているが、電磁波の正確な数字を公表する方が先だろうと思う。
我々の塾産業でもそうだ。児童の安全と称して、塾の入出時間や退出時間を携帯端末を利用して親御さんに知らせるサービスが普及しているが、携帯電話会社の策略に乗ってはいけない。
児童に携帯電話はいらない。身体の安全のために持たせる親御さんが増えているが、逆に危険な状況を作ってしまっている。
子どもを守るという意識を、社会の産業や経済のからくりで、ごまかされてはならない。

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2022年2月10日 (木)

手作りの珈琲スタンド

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1年半前に作った珈琲スタンド。毎日愛用している。何せ雨樋の留め金を利用した優れものゆえ(笑)、安定感は今一だけれども、世界にたった一つのオリジナルということで自己満足の世界に浸り悦に入っている。

神社巡りだけが趣味と言える無骨な爺いだけれど、珈琲だけは譲れない。それ以外はどうでも言っちゃどうでもいいのだけれど、美味い珈琲が飲めない人生なんてあり得ない。と思っている。

珈琲豆もいろいろ味わってきた。学生の頃は金が無ければモカブレンド。バイト代が入った日はいきがってブルーマウンテンなどを飲み、味もわからないくせに、やっぱりブルマンはいいねなどと、似非珈琲通を演じていた。

50を過ぎあたりから、ようやく珈琲の味がわかってきた気がする。豆の種類よりも焙煎の加減がほぼほぼ珈琲の味わいを支配する。焙煎が強すぎると苦味が強すぎるし、軽すぎるとなんかあの珈琲独特の香りが湧いて来ない。酸化した豆は論外。

最近の僕はグアテマラの豆とコスタリカの豆にハマっている。酸味と程よい甘さが絶妙なバランスで、朝食のパンに最高の潤いを与えてくれている。

珈琲はやめられないですね。

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2022年2月 9日 (水)

北帰行

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毎年節分が過ぎ、花粉症の症状が現れ始めると、渡り鳥たちがざわめき出す。北帰行の予行練習が頻繁になる。

公立高校の入試まで1か月。いよいよ最後の仕上げの時期を迎えた。コロナの影響で学級閉鎖や学校閉鎖が生じているが、なんとかペースを崩さず学習に励んでいただきたい。

今年は岩手県南地区は激戦が予想される。奥州市は昨年より受験学年が100名ほど多い。そして一関市は推薦倍率さえも2倍近くになった一関ニ高の倍率が気にかかる。

郊外の高校の定員割れに対して、市街地の高校は激戦区になっている。時代の流れなのだろうと思う。

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2022年2月 8日 (火)

ありがたいね~

現在在籍している塾生の30パーセントの生徒さんが、卒塾生のお子さんや姪御さん甥御さん。そしてその塾生の皆さんがお友達を連れてきてくれたりするので、広告や宣伝が必要ありません。ゆえに広告費がかからないので、ずっとリーズナブルな月謝料金を持続できるわけですね。ほんとうに感謝です。

32年続けてきた恩恵を頂いております。

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2022年2月 7日 (月)

2月7日の新聞

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自分の誕生日の日付の新聞が、岩手県出身のアスリートの活躍記事で華やいでおりました。嬉しいですね。

岩渕麗楽さんが高校3年生の時は、彼女のクラスの英語を担当させて頂きました。彼女の小さな体の中に秘められた圧倒的パワーは、日常の生活でも垣間見ることができました。さらなる躍進が楽しみですね。

世の中はコロナやロシアの軍事行動の不安で、世界経済の見通しが不透明な状況です。戦争は回避しなければなりません。日本はコロナの不安をマスコミを使って煽るだけ煽っていますが、本当にやるべきことに着手すべきです。

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2022年2月 6日 (日)

また新たな領域に

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とにもかくにも寒い今年の冬です。毎日ストーブの薪作り、ご苦労様です。と自分に言ってみる。

薪作りのポイントは薪割のコツでも、体力でもなく、実はチェンソーの刃研ぎ技術。2時間材木を切り続けたら、チエンソーは切れなくなりますので、刃研ぎをしなければなりません。刃研ぎの角度、力加減、重要です。機械によって癖があるのでその癖を見抜くことが大切ですね。

草刈り機械のモアーもそうですが、刃研ぎは面倒くさいものです。しかし怠れば機械に負担がかかり、即故障の原因になります。デリケートです。これっていろんなことに繋がっていきますよね。

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塾の先生ってどんな先生

うちの寺子屋に来ている小学6年の男子児童。妹に塾の先生ってどんな先生って聞かれたので、吉田鋼太郎そっくりの先生だよと答えて鋼太郎さんの写真を見せたらしい。

かっこいい先生なんだね、という言葉がかえってきたと言って笑っていたのだけれど、その笑いはどういうこと?^_^

1年前の今日は50代最後の日を過ごしていた。還暦を過ぎると誕生日は嬉しくないという人がいますが、僕は嬉しいです。早く人生を全うして故郷のプレアデスに還りたいですからね(笑)。

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2022年2月 4日 (金)

時代を超えて

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いつの時代も変わらないものがある。それは旅心だ。僕らは未知なるものを求める生きる存在が故に、進化を遂げてきたとも言える。

遥か昔、海洋に漕ぎ出した冒険者のように、今人類は宇宙にチャレンジをしている。それだけではない。新型コロナの流行を機に、自分自身の精神性を見つめ直す心の旅に向かう人も増えている。

塾教師のかたわら、東北の古代史に興味を持ち、近隣の神社仏閣や信仰対象として崇められてきた山々に登ってきた僕が、縄文時代の環状列石やアラハバキの磐座にたどりついたのも、僕の内なる心の冒険だったように思う。そしてコロナを機に間違いなく加速している。今まで疑問に思っていたことや、偶然に過ぎないと思っていた多くのパズルが、急激な流れを伴って、濁流の渦のように僕の身辺に集まり出した。

そのパズルが、僕の存命中に完成することはないかもしれないが、少なくとも僕が訪れてきた神社や磐座に鎮座まします神々には嫌われてはいないなと言う確信はある(笑)。だからと言うわけではないが、もう少し神様方には我儘を貫きたい。

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2022年2月 3日 (木)

されど珈琲

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一関のプチ・フランセさん。忙しくてご無沙汰しているが、時々お邪魔してランチを頂く。これがうまい。そしてサービスの珈琲がこれまたうまい。実は店内に家内の作品を飾っていただいている。恐縮である。

名前が書けないが、先日宮城県の某カフェを訪れた。おしゃれなお店で、薪ストーブの暖かさの中にジャズが流れていた。ケーキセットを頼んだのだけれど、出てきた珈琲はインスタント。毎日焙煎したての珈琲豆をドリップして自宅で飲んでいる僕にとって、カフェや喫茶店で出されるインスタントコーヒーほど屈辱的なものはない。

人生2度目のインスタントコーヒーだった。ノンドリップの粉コーヒーを500円で提供する神経がわからない。自宅にいらっしゃるお客さんにさえ、インスタントを出してことがないというのに、驚きとショックで放心状態だった。もう二度行くこともないだろうが、かつてジャズ喫茶のオーナーを夢みた僕にとって、今回の出来事はコロナくらいショックだった。

蕎麦屋さんもそう。立派な佇まいの蕎麦屋さんなのに、めちゃめちゃな天ぷらが出てきたり、1000円もする味噌ラーメンなのにクソ不味かったり、食べものって本当にまずかった時は、残念以外のなにものでもない。

妻がポツリと一言。「あと人生で何度外食出来るかを考える歳になると、美味しって大切よね」

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日本の中のユダヤ

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昔ブックオフの100円コーナーで買ったもの。10年以上前かな。表紙の六芒星が気になって買ったような気がするんだけれど、流し読みをしただけで、物置と化した書斎の本棚に放り込んでいた。

先日久しぶりに本棚を眺めていたら、やっぱり六芒星が気になって読み直しているのだけれど、改めて読んでみると中身がやばい。著書の川守田英二さんは岩手の生まれで、牧師さんだったのだけれど、ヘブライ語に造詣が深かった。

彼は東北の民謡のお囃子の歌詞に、ヘブライ語の詩歌を見つけちゃったんですね。旧約聖書の中の神を讃えるフレーズを幾つも見出してしまった。それだけではない。縄文時代の縄文土器の中に、どう見てもヘブライ語だろうという文字をも見つけてしまう。

つまり縄文時代の後半、旧約聖書の神々を信奉するヘブライ人達が多く日本にやってきていたという結論に至るんですね。そうするとダビデマークの六芒星が古代の日本に存在した理由も、古事記や日本書紀の国譲りや天孫降臨の神話の意味合いまでもが、違う局面を伴って僕の脳みその端っこを揺さぶって来るんですね。

ユダヤ教とイスラム教は旧約聖書の神を信奉しています。神様の固有名詞は違いますが。ちなみに僕が岩手六芒星を見いだしたきっかけは、縄文の神であるアラハバキ神の磐座を線で結んだことが始まりでした。この本を読み直した後に調べてわかったことですが、古代アラビア半島のイスラム教徒はアラツーフ・バーキという神を信仰していました。似てませんかアラハバキに。

昨年僕が河北新報に寄稿した評論の中で、アラハバキの語源はアイヌ語から来た、船出の目印という意味の言葉ではないかと書きましたが、アラビア語の語源である可能性もありますね。

ところで先日この本をFBで紹介しましたら、Amazonで探された方がいらっしゃって、驚きの値段が。なんと13000円以上しておりました。100円で買った本が。

六芒星はまだまだ僕の中を走り続けているようで、止まりません。

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2022年2月 2日 (水)

故郷の憂鬱

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自宅裏の休耕田の近くから写した1枚。

とっても素敵な所に住んでいますねと言われる。確かに美しい。しかしこの美しさの影には様々な葛藤と憂鬱が同居している。

寒い。とにかく寒い。北海道のような寒さ対策がないここは寒い。一冬の灯油代が28万円かかる所に本当は住みたくない。庭の草刈りをしないで済むマンションに住んだら一体どれだけ楽だろう。

薪ストーブがあって素敵ですねと言われるが、原木をチェンソーで切って薪を割る作業はしんどい。経費節約のためにやっているのであって、道楽でやっているわけではない。

小さな田舎町で塾を営んできたことも大変だったけれど、こういった景観を守るための草刈り作業は数倍きつい。自分を追い込んでいくのは、小さい頃からの特技だったが、さすがに還暦を過ぎた老体にはこたえる。

満身創痍の身体だけれども、不思議なくらいギブアップをしない自分自身を冷静に見ているもう一人の自分がいる。故郷の山はありがたい。しかし手放して喜ぶほどのありがたさでもないことは知っている。還暦を過ぎればローンは組めない。夏仕様の家で終焉を迎えるのだろうと思う。故郷の憂鬱もまた故郷の本質なのだろうと思う。

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2022年2月 1日 (火)

文明の輪廻

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縄文や古代の磐座遺跡等を軽トラで巡り回っているうちに、岩手六芒星という磐座の神社にたどり着いたわけだけれど、六芒星の意図するものは、古事記や日本書紀の中で語られている国譲りや天孫降臨神話にまで拡散していく。

神話の世界は多重構造をとっており、まるでパラレルワールドのごとく、学び理解しようとする我々を翻弄し、その神話の残像は無数の砂粒のごとく手からこぼれ落ちていく。

東北の縄文期の文化の中に、日本人のルーツを探ろうとするときに常に引き合いに出されるのが、大陸からの移入がいつなされたのかという議論。しかし近年の縄文人のDNA 分析の結果は朝鮮半島や中国の人達のDNAとは異なる分析結果が出ている。

縄文時代が1万年2万年も続き、狩や採取生活をずっと営んでいたという教科書的な発想はもうやめた方がいいんじゃないかと思う。2000年前鉄製の槍を振りかざしていた人類は、現在宇宙に飛び出し、スマホを片手に地球上の情報を瞬時に手に入れることが出来るようになった。

日本列島に存在していた縄文人が1万年以上にわたって竪穴式住居に甘んじていたと考えることは、到底信じるることは無理がある。文明は輪廻する、と言うのが僕のいわば文明論であり文明史観だ。

ガラ携帯のカメラで、古代から信仰されてきた磐座の写真を撮り、自分のパソコンに転送しようした時に、縄文時代から信仰されてきた岩だけが文字化けして送れないという事態が何度も生じた。駒形神社の交差点で、毎回対面する77のプレート番号同様、古代の信仰場所を探訪していると、不思議な現象に頻繁に出会う。

東北の民謡のお囃子の中に垣間見られるヘブライ語の羅列。青森旧戸来村に伝わるキリスト伝説や六芒星のマーク。

ある種の磁場エネルギーを利用して、現代の文明を凌ぐハイテクノロジーを駆使していた縄文時代があったのではないかというのが僕の仮説だったのだが、かつては一笑に付された。近頃は熱心に耳を傾けてくれる人が増えてきた。

僕に六芒星の磐座を探させた何者かがいるとするならば、それは間違いなく縄文の神に違いない。早池峰山・五葉山・駒形山そして岩木山の神々の古代ネットワークに僕が迷い込んでしまったのかもしれない。

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