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2022年1月 4日 (火)

新年に寄せて〜教育を取り巻く環境〜

近年、中高生と接していて一番危惧していることは、男子の結婚願望が希薄であることだ。これはまずいんじゃないかと思っている。

男女平等という教育指針の中で、戦後の日本社会は女性の職業選択の幅を広げ、女性の社会進出を促進してきた。その中で、水を得た魚のように躍進してきたのは、性別に限らず、潜在能力を有する若者たちだ。発言力があってスポーツや音楽が得意で常に前向きな生徒。多くの女子生徒がこのカテゴリーに入る。

一方発言力が乏しく、スポーツも音楽も苦手。引っ込み思案で常に失敗を恐れるタイプの生徒たちがいる。高等教育が行き渡ってきた日本に於いて、そういった生徒たちが必要とされる場所が喪失されてきた。男女平等を掲げてきたこの社会は、まさに競争社会を加速させ、能力格差を広げる教育になってきた。

日本の文化や産業を支えてきたのは、一握りの優秀なリーダーたちではない。寡黙で忍耐強い労働者たちがこの国の経済を支えてきたのだ。決して今のように平等じゃなかったけれど、生きて行く悟り的な逞しさが男性にも女性にもあった。貧乏でも頭が悪くても、そういったデスアドバンテージを生きるエネルギーに変えて行くいい意味での開き直りがあった。

今の男子生徒の手の指を見てもらいたい。美しい繊細な指をしている。これが男女平等教育の一つの側面であり、象徴だ。

女性がしたたかに生きることを男女平等とは言わない。女性が女性の弱さを隠す必要がなく、自由奔放に生きられる社会が、男女平等の社会なはずだ。

男性が女性に仕事を譲るんじゃなくて、女性が男性に仕事をあけ渡すのでもなくて、男性が男性として、女性が女性として自分の理想とする性を互いにサポートし合い、認めあう世の中が、真の平等社会なのだと思う。

結婚したくない男性が増えている背景には、教育の中で培われてきてしまった自信喪失のトラウマがあるのかも知れない。学歴がないと結婚出来ない。稼ぎが多くないと結婚出来ない。その感情の根底に、もし勉強が出来なかった自分の喪失感が巣食っていたとしたら、教育の根本を変える必要がある。

自信を回復させる教育だ。偏差値や点数での競走社会から、生活力を構築する教育へのシフトが急務だ。新しい改革を次世代に託したい。

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