アラハバキ神
11月の末になって、立て続けに山登りを敢行した。コロナ禍で昨年は登山を自粛していたが、久しぶりの登山だった。
目的は頂上に鎮座する御神体の磐座の参拝でした。六芒星の磐座を発表して以来、いろんな方々から磐座の情報を頂いたのですが、僕が目指すアラハバキ神の磐座はあるところにはあるのでしょうが、なかなか新しい発見はありませんでした。
やはり僕が住む一関磐井地方は、名前が示すように磐座の宝庫でして、磐座が鎮座しない山を探す方が困難な感じでして、実に多くの信仰のバリエーションがあります。安産祈願や稲荷信仰としての岩や僕の好きな龍神にまつわる磐座、そして歴史的な英雄を鎮魂する磐座など、わくわく感が止まりません。
古代人が神降ろしを行った神籬(ひもろぎ)としての岩にはやはり独特の佇まいというものがあります。アラハバキ神の磐座もそうですが、人間の無情感や刹那的な感情を凌駕する存在感とある種の威圧感、そして思わず頭を垂れざるを得ない神々しさがあります。
観音山の大部ヶ岩(写真)や、五葉山の日の出岩、そして石峰山の御神体や狐禅寺の滝神社の瀧岩の醸し出す存在感は、数千年の祈りの時を超えて、現代に放射し続けています。
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