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2021年10月22日 (金)

一関一高附属中学受験

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塾の前の磐井川の土手を、一関一高附属中の陸上部の生徒たちが走り抜けて行く。文武両道に励む姿は実に清々しい。

一応塾をやっているので、一関一高附属中学の入試について結構聞かれます。早い話が受験指導はしてくれないんですかという質問ですね。僕の塾は高校生と中学生がメインです。高校生は一高・二高・修紅・学院の生徒が大学受験に向けて英語や論文を学びに来ています。中学生は桜町中・一関中・磐井中・平泉中・花泉中・附属中の生徒が国・社・数・理・英を入試に向けて学んでいます.現在小学生は5名だけ来ています。附属中学に合格する92パ―セントの児童が盛岡に本部がある一関市内の塾の出身者です。僕の塾では毎日コースで24000円の月謝を頂いておりますが(今はコロナで人数制限をしていますので毎日コースは実施していません)、その塾は10万円以上がかかります。でも合格実績は抜群です。ゆえに本気の本気で合格したい場合は、僕はその塾を薦めています。いっさいその塾からはマージンは頂いていませんが(笑)。


 僕の塾ではゆえに毎年附属に合格という実績はございません。試しに頑張ってみる!という生徒さんを指導しています。昨年は合格者を出しましたが、一昨年は不合格でした。そんな状況です。本気の本気での受験勉強は確かに大切ですが、実は附属に不合格になった生徒さんが、中学に行って不登校や保健室登校になっているケースが多いのをご存知でしょうか。毎年相談を受けます。小さな田舎町なので、誰が受験したかは筒抜けです。落ちて普通の中学校に入った生徒に対して『あれ、おまえ附属じゃなかったの?』『〇〇塾行っていたんじゃないの?』なんていう言葉が、悪気があるわけじゃないんでしょうが、同級生から発せられます。田舎町故の仕方ない状況が生まれるわけですね。


 笑ってごまかせる精神力がある生徒は良いとして、あれだけ頑張ったのに落とされたというショックは、12歳、13歳のこどもにとっては想像以上のダメージです。受験の準備と共に、その辺の覚悟と事後の対応をお子さんと話し合うべきですね。附属受験の塾から僕の塾に移ってくる生徒さんが毎年数名います。はっきり言います。彼ら彼女らはほっとしています。僕は基本的に勉強を強制しません。アドバイスはします。わからない問題があれば解説します。そして生徒たちと無駄話をします。それだけです。


 周知の事実ですが、僕は受験に失敗した経験を持っています。近隣で、高校も大学も母校には失礼ですが、4流の私学を終えた塾長なんて僕ぐらいだと思います。そんな僕でも、塾生を東大や早稲田、慶応、東北大、北大などに導いてきました。自慢することじゃないですが、僕の能力はやっぱり4流だと思います。ただ生徒に勉強するための意義を理解させることに於いては一流だと自負しています。ゆえに30年も儲からない塾をやってこれた気がします(笑)。
 今日は長いつぶやきになってしまいました。いつも小学生を持つお母さんや、お父さんに尋ねられる案件について書いてみました。あしからず。

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