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2021年9月13日 (月)

人生に勝ち負けはありません

毎年受験生に接していて思うことは、受験勉強は孤独との戦いだよなということですね。大学進学を決めた時に、一応受験勉強らしいことを僕もやりましたが、深夜ラジオを聞きながら、「自分は何をやっているんだろう」とか「この努力は報われるんだろうか」とか、不安に苛まれ、かっこよく言えば青春のはけ口が見つからず、孤独と戦っていましたね。

諦めることはとても簡単なことなのですが、諦める勇気もなく、過ぎて行く時の流れに、焦燥感を覚え、イラついていた自分がいましたね。

受験指導を生業にしているが故に、自分の受験時代を振り返る事も多いわけですが、受験勉強時期というのは不安という二文字が大きくのしかかる時期ですね。将来の夢や展望を持ち得たとしても、高校生の未来は当然のことながら未知数です。彼氏・彼女が出来て、ウハウハしている同級生を尻目に、修行僧のごとくに机にかじりつく姿は、かっこよくもなく不穏と不安の入り混じった感情のまま過ぎて行くものです。

楽しく生きたい。その気持ちとは裏腹に、今は頑張れという自分へのエールは希望の光ではあるのですが、やっぱり受験勉強は大変ですね。

一方受験生の親御さんはどうでしょうか。受験勉強以前に、金銭の問題がストレートにお子さんに投げつけられます。「うちはお金がないから、私立はダメよ。国立に入って」大学受験を経験しなかった親御さんや、凄く優秀だった親御さんがこのフレーズをお子さんに発します。

確かに国立大学は学費が安いですし、平均年収を下回っているご家庭に関しては、申請次第では授業料が免除されます。しかしです。全教科をまんべんなく得点する能力には、それぞれのキャパがあります。個人の努力だけではなんとかなるものではありまでん。

「やれば出来る」という励ましをまに受けて、精神を病んでしまった受験生を僕はいっぱい知っています。僕は根っからの文系人間ですが、大学受験の数学をやれと言われたら、間違いなく何かが崩壊します。

僕はたまたま、学費を自分で支払うという条件で、私立大学への進学を親に許して貰いましたが、当時家計が苦しかった我が家を鑑みると、高卒で働いて家にお金を入れて欲しいというのが本音だったと思います。

僕は受験というのは縁だと思っています。合格して入った学校が、その生徒の縁なのだと思います。そこで出会いが生まれ、人生の糸が紡いでいかれるのだと思います。だから偏差値や世間体にとらわれず、自分がちょっと頑張れば受かる学校でもいいのではないかと思っています。

万事塞翁。人生に勝ち負けはありません。

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