老後が消滅したという焦燥感に身体と精神が打ち震えている(笑)
中高校生の頃、還暦を迎え引退する恩師の姿は、まさに戦いを終えた老体という雰囲気で、失礼な表現だけれども爺だった。いい意味で完全なる老人だった。退職金をもらい、悠々自適の年金暮らし。理想的爺ライフである。
自分が還暦を過ぎて思うことは、平均寿命が当時から15歳ほど伸び、人生が長くなったぶん、枯れている場合じゃないという強迫観と、老後が消滅したという焦燥感に身体と精神が打ち震えている(笑)。ここ10年ほど塾教師と高校講師の二刀流の生活を送ってきたが、さらに還暦を過ぎ多忙さが増すばかりだ。
若い頃から占いに興味があって、ドツボにハマった自分の人生を数度占ってもらったことがあるのだけれど、いつも言われてきたのは大器晩成型の人生。50代後半から開花しますよというご神託。まだまだ花など咲いていないけれど、確かに若い頃は働けど働けどじっと手を見るの生活だった。教える仕事だけで純粋に生活が出来るようになったのは、つい最近のような気がする。
自営業ゆえ、怒涛のアップダウンの生活を余儀なくされてきた。いったいいつになったら年金がもらえるのか定かではないが、その年金もスズメの涙。死ぬまで働かなければ生活は成り立たない。
昨日講師で行っている高校の生徒に「先生は何故に軽トラックなんですか?」と尋ねられた。お金が無いからとは言えず、趣味なのだと答えた。納得はしないようだが、しょうがなくうなずいてはくれた(笑)。
今日は7月7日。ラッキー7の日だ。今日は三者面談で高校での僕の授業が無いので草刈りとでも思ったが、あいにくの雨。塾の前に温泉にでも行って浸ってくるとするか。
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