こころの旅に出かけよう
ひと時の安らぎを求めて僕らは様々な旅に出かける。仕事での疲労がマックスな時の旅は本当にいいものだ。しかしながらその癒しの旅が困難な時代が続いている。
コロナ禍でのストレスは、明らかに肉体の健康と精神を蝕んできた。自粛という呪縛の中で、僕らが求めているものは祭り的な喧噪でもなければ、ある種の贅沢などではない。自由に癒しを求められる空間が必要なのだ。
幸いにも山里暮らしの僕にはその空間がある。一関の仕事場と山里にある自宅の往復の毎日だけれども、なんとか自然にいやされ、精神の平衡感覚を保っている。考えてみればこの2年間、東京はもちろんだが仙台の街にさえ出かけていない。車で半径40キロ以上の移動はしていない気がする。年を取ったので都会の喧騒には恋焦がれないが、やっぱり久しく逢っていない友人とは会いたいものだ。
僕らには若い頃のような無限な時間はない。いつ幕が下りてもおかしくない時代に生きている。ゆえに今朝咲いたばかりの薔薇に愛おしさを感じるのだ。さあ夏がやってきた。こころの旅に出かけよう。
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