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2021年1月 5日 (火)

変わる時代の中で

戦後の経済成長期のど真ん中で育ってきた僕らの世代にとって、働くという事は、夢を叶えるという表現の同義語だったように思う。努力して働ければ、家が持てて、車も買えて、そして結婚もできると、そんな現世利益の欲望を全うすべく、馬車馬のごとく働いてきた気がする。

努力の先にあるものが、実体の伴った豊かさとして体感できる時代なのかと自問自答することもなく、幻想的洗脳の嵐のなかで生きてきたのが、実は現実だったかもしれないが・・・

その幻想も、あのバブルが終焉した時から真綿で絞められるような状況となった。学歴や能力主義が終身雇用制の恩恵をかく乱し始め、企業や社会は労働者に対するスタンスを、人的尊厳から人的効率へとシフトしてしまった。それと同時に、教育現場では学級崩壊なる現象が現れ、不登校という教育現場からの回避が増加した。

お金を持つものが優位な社会。それは現代の資本主義社会の常識ではあるが、人類の歴史の中での揺るがない真理でもある。情報社会の中で、このことがあまりにもフォーカスされ、経済格差に対する怨念が充満する不満社会が闊歩している。

今年の冬は猛烈な寒波に襲われている。マイナス8度の部屋がストーブに暖められて10度くらいになると、ほっとした温かさに包まれる。しかし、それもつかの間。15度前後からなかなか20度にならない間、じわじわとした嫌な寒さを体感してしまう。

毎朝、薪ストーブに点火する間、僕はその体感を経済活動になぞらえていた。食生活を満たす収入を得ると、人はほっとする。しかしその時に、周りを見渡せば、見えてくるのは最新型のスマホ・新型の掃除機・全自動食器洗い機などなど。働く価値観を揺さぶる消費の渦に巻き込まれていく。モノや娯楽の為に自由が搾取され、消費のための労働を強いられる人生。

この呪縛から逃れるためには、質の高い自由を体感する必要がある。僕自身、ようやくその蟻地獄の存在に気付いたばかり。さて変わる時代の中で何をまずは始めようかな。

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