毘沙門天と坂上田村麻呂
毘沙門天像の特徴は、甲冑をまとい、右手に宝塔、左手に宝棒を持って邪鬼を踏みつけている武将の姿ですが、弁財天の夫神と言う伝説もありますね。
毘沙門天は、もともと古代インドのヒンズー教では財宝をつかさどる神であり、また北方の守り神でもあったとされています。坂上田村麻呂が毘沙門天の化身と言われるゆえんは、日本の蝦夷を統制したことで、北方の守護神としての姿が、毘沙門天と重なったものではないでしょうか。
毘沙門天はインドから中国に渡り、北方を護る守護神として四方を守る仏教の四天王の一人に数えられ、日本に伝わったとされています。坂上田村麻呂の祖先のルーツは大陸からの帰化人と言われていますが、そういったことも毘沙門天化身の伝説とダブった要因だと思いますね。
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