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2020年3月18日 (水)

【障がいと魂の目標】

家内がシュタイナー教育に興味を持ち始めたのはもう20年ほどまえのこと。たまたま僕が読んでいた本がきっかけだったように思いますが、彼女は猛烈な勢いで行動を起こし、シュタイナー教育の神髄を追求してきました。僕の知識など今はまったく足元にも及びません。

実はここ30年ほど障がいを持つお子さんが増えています。お子さんを産んだ方はご存知かと思いますが、妊娠後胎児の染色体検査をします。過度な障害を持って生まれてくるお子さんをチェックするわけですが、これが様々な問題提起となっています。障害があっても生まれてきて欲しいという親御さんの願いと、障害があるので生まないという選択肢。

僕はその賛否をどうのこうのと申し上げる立場の人間ではありませんし、その検査の是非を問うつもりもありません。ただシュタイナー教育においては、子どもは親を選んで生まれてくるという観念が根底にあります。さらに申し上げたいのは、人間は生まれ変わりを繰り返し、成長を続ける存在だということです。

前世での生を踏まえ、さらなる成長の環境をチョイスして我々は地球上に生まれてきます。片親の環境を学ぶ魂。研究者として生きる選択をした魂。芸術を学ぶことを主眼にして生まれてくる魂。貧困を経験して前世での傲慢だった人生を修復したいと願う魂。そして障がいをあえて持つことで、学びを提供しようという魂。1000人いれば1000通りの人生があり、それぞれの魂は生まれて来た奇跡のなかで、生涯を歩んでいきます。

人間の価値を決めているのは、時代や社会の通念であり、魂の価値はそういった背景の中ではなんら左右されないものです。つまりは私たちの都合で人間を識別しているだけです。

お金を持つことも、家柄も学歴も、それぞれの利点ではあるかもしれませんが、それが魂の成長として不可欠なものであるかどうかはまさに魂こそが知っています。同様に貧しかったり、健康を損ねたり、障がいがあることが、人生の不幸だとみなすことが果たして妥当かどうかも判断しかねます。

自分を成長させたい、周りを幸せにしていきたいという意志があれば、間違いなく地球は素晴らしい学びの場になって行くはずです。合掌

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