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2019年4月21日 (日)

自問自答

勉強をしたくないのはなんでだろう。自問自答する生徒達は少ないけれど、悩む親御さんや教師は多い。

勉強しなければならない内容が、受験のためということになれば、受験という競争原理に興味がない生徒は、もともとのモチベーションがずれているので、勉強意欲がわかないのだろうと思う。学力や学歴がないと大変だぞという脅し文句は空を切り、享楽と快楽をむさぼり食らう。

それが悪いとは言わないけれど、どこか虚しさを感じるのは僕が年を取ったせいだけではなさそうだ。快楽とまで言ってしまうと語弊があるけれども、身体や心が喜ぶことをやることは決して悪いことではない。自分の欲望のおもむくままに生きて行くことは、自己責任と社会性の損失がなければ、それはそれで楽しい人生だろうと思う。しかしである。その快楽も求めずフリーズしてしまっている生徒たちは深刻だ。

中学生でも、高校生でも勉強をしない生徒の共通点は、勉強の価値感を把握していないところにある。世の中には暗黙の社会のルールというものがある。常識という枠のなかで、ストレスを抱え込むより逃走した方が楽だけれど、問題は最後までそのスタンスで逃げ切れるかである。家に資産があって、遊び惚けている若者を時々見かけるけれども、そういった生活がずっと続くことはまずない。女性のひもになってぶらぶらしている男もしかりだ。

僕は人間の能力は不公平だけれど、人生を楽しむチャンスは平等に訪れると思っている。お金や地位のあるなしにかかわらず、そのチャンスはやって来る。そのチャンスさえも傍観する人間は、僕に言わせればもったいない。ざわざわと快感を覚える季節に、自分をさらに飛躍させるにはそれなりのアクションや思考力が必要だ。そこにはその人なりの哲学が要求される。

学歴も学校の成績も関係ない。自分を信じる力と、人を納得させる力、それが両輪のパワーとなる。そしてその力を獲得するツールの基本は、世の中に迎合しない自分の信念を、わくわくと実行に移すことだと思っている。仕事だけでは培われない。勉強だけでは培われない。CMのフレーズではないが、そこに自分が信じる愛があるかどうかだろうと思う。自分が守るべきもの愛すべきものを持っていることが、生きる哲学を構築していく。と僕は思っている。

 

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