手抜き人生には、手抜き人生なりの結果が待っている
その先生は某県立高校の理科の教師。仮にP先生と呼ぼう。
毎時間30分遅れて授業にやって来るのだという。そして授業をやらず二学期はずっとよもやま話。教科書が進むどころか、黒板へ向かうこともなく、定期テスト範囲は、聞いたこともやったこともないプリン卜が配布され、解答の解説もなし。
そのP先生の授業ノートを塾生から見せてもらったが、ほぼ白紙である。
「こんなんで良いんでしょうか」と生徒の訴えである。いいはずがない。はっきり言って給料ドロボーである。
話を聞くと、周りの先生もそのP先生の情況は把握しているようで、P先生に代わって他の先生がテスト範囲の補習などをやっているようだ。ひどい話である。
きっと私立高校なら即首だろうと思うのだが、公立高校の教師はずいぶんと身分が保証されているようだ。
この手の教師の話はずいぶんと耳にしてきたが、進学校でない高校から進学しようと頑張っている生徒のヤル気を奪うだけでなく、人間の尊厳を侮辱するような教師は残念ながら後を絶たない。教職を何だと思っているのだろうか。
しかし、しかしである。人生はそんなに甘くはない。お天道様は見ているのである。
僕は市内の私立高校の非常勤講師をしているが、私立高校の先生方は教科進路指導・部活指導・事務処理・生活指導・就職の斡旋そして時に寮の泊り。家庭もプライベートの時間もどこにあるのかという多忙さだ。それでも公立高校の先生と比べれば報酬は厳しい現実。
しかしである必ず努力には結果が返ってくるし、手抜き人生には、手抜き人生なりの結果が待っている。
嫌味ではなく、P先生の人生に、波乱万丈の晩年が来ないことを祈りたい。
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