時代は巡る
28年前、大学受験英語専門塾として開校したした僕の塾は、当時としてはかなりマニアックな塾だったと思う。高校生だけのそれも大学受験英語だけの塾。塾を始めて数年してバブルが崩壊。私立大学の進学が減少し、国立大学への志向が高まり僕の塾も生徒が減少していった。
背に腹は代えられず、中学生や小学生の英語指導を開始し、小学生・中学生に至っては全教科指導に切り替えた。それが20年前だった。本来は専門の英語で糧を得れれば楽だったのだろうけれども、一人で全教科を指導する寺子屋塾に転換して、僕の髪の毛はいっきに消滅していった(爆笑)。
頭はこんな感じ。
さて今年に入って急に僕の塾があわただしくなった。大学入試の英語変革の波が、僕の塾に再び高校生を呼び寄せている。大学受験英語専門塾の頃に僕の塾に来てくれていた生徒さんのお子さんや甥っ子さんや姪っ子さんが、ちょうど受験学年を迎える年齢となり、世代を超えて僕の塾を利用していただいている。
40代の親御さん世代にとっては、僕の塾は英語のイメージが強いのである。時代は巡って、僕の英語指導が必要とされる時代が訪れたというのは大袈裟だけれども、ようやく自分の専門の英語が再び花開く感じがして、正直嬉しい限りである。
しかしそれでも中学生からは数学の需要が一番多いかな。世の中に迎合することで生き延びてきた僕の寺子屋である。どんどん要望を言ってくれれば、考慮します。はい!
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