いく万光年先の未来までも奪ってしまう
嫌な事件が続いている。若者による殺人だ。
逮捕されると必ず公開されるのが中学校や高校の卒業アルバム。そして同級生のコメント。そこにあるのは普通の日常。
人を殺してはいけないというはルールじゃなくて、絶対的道徳。それがいともたやすく崩壊してしまう現実に、悲しみと、猛烈な痛みを覚える。人間の本質は生きることだ。その本質を奪う権利は誰にもない。
意図した人生が凶器に変わる。狂気が存在するのではなくて、人そのものが凶器になってしまう。なぜかという疑問が空回りして、天を仰いでしまう。
季節の中で、風景はさりげなく移りゆく。奪われた命はその中でもう輝くことはない。亡くなった命の重さは宇宙の重さだ。一つの凶器が、いく万光年先の未来までも奪ってしまう。その責任は計り知れない。
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