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2018年5月28日 (月)

今僕が付け加えて言えることは

 7年ほど前に書いた記事である。7年前の自分と今の自分にどんな違いが出てきているだろうか。ちょっと考えることがあって再掲載させて頂きます。

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どの業界もそうであるが、この不況のあおりを受けて倒産や廃業に追いやられる事業所が増えている。塾業界とて例外ではない。多くの塾がここ10年の間に消えていった。

フランチャイズの塾は、これでもかと言うくらい加盟店を増やそうと、塾経営セミナーなるものを開催し、全国津々浦々店舗数を増やし続けている。その一方競争力を持たない個人塾が淘汰され、どこの町に言っても、似たような塾の看板を見かける。

全国どこのフランチャイズ塾に行っても、同じ教材、同じ指導のマニュアルが待ち受けている。指導レベルの均一化ということに於いては、確かに地方、地域の格差が少なくなってきたように感じるが、やはり僕に言わせれば、柔軟性のかける指導だ。

吉野家の牛丼やマックのハンバーガーだけを毎日食べ続ける人はいないだろう。指導パターンをマニュアル化することは、時に個性ある子どもを沈黙させてしまう恐れがある。

同じように塾経営者のスタンスも千差万別であるが、あるパターンの塾が儲かり始めると、どうしてもそのシステムをまねる個人塾も増えてくる。その最たるものが、分室の展開である。どんどん教室を増やしていくことで、利益を上げていく展開だが、必ずといって言うほど5年、10年で内部分裂が生じる。

陶芸をやろうとする方が、窯元で修行するのは、100パーセント独立して自分の窯を持つためである。塾教師もそういった方が多い。生涯塾勤めをする先生は稀有である。仕事を覚え、経営のノウハウを覚えると一国あるじの城を構えたがる方が多い。かく言う僕もその一人であった。

私が東京で勤めた塾は教室数5、生徒総数500名ほどの進学塾であったが、やはりその後内部分裂が起こり、離散してしまった。地元に戻り勤めた塾も、3市町村に5教室を構えていたが、25年たった今、廃業しなくなっている。当時の同僚が、僕を含め5人ほどが独立して塾を営んでいる。

小さな塾の先生が、社長と呼ばれるようになり、外車を買い、ゴルフの付き合いを始める。夜の蝶ともてはやされているうちに、内部崩壊は進んでいく。この業界で何度か目にしてきた光景である。

僕は社長になりたくて塾を始めたわけでもないし、夜な夜な美しい女性を相手に酒を飲みたくて塾を始めたわけでもない。何とか5人の家族を養い、そして勉強に悩む子どもたちをひとりでも助けてやりたいと思う気持ちがあって始めた塾である。

残念ながら僕はお金儲けは下手なようだ。しかし教える情熱は誰にも負けないつもりである。僕が塾を続けてきたのは、その一点に尽きる。それが僕の塾経営者としてのスタンスである。

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今僕が付け加えて言えることは、仕事は楽しめて最高だということかもしれない。やっぱりわくわく感がなければ継続は難しいと実感している。

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