短大・大学は行く価値があるのか
日本の大学進学率は、横ばい状況になっている。私立大学のA,O入試で、大学に入りやすくなっている昨今ではあるが、経済的な問題が、進学の壁になっているようだ。
大学は行った方がいいですか?生徒からよく尋ねられる質問だ。家庭環境等の問題で、進学を悩む生徒も多いわけだけれど、行きたいなら行くべきだと思う。
確かに大学の質が低下してきた近年、行く価値があるのだろうかと躊躇する生徒もいるのだろうが、後々の就職や仕事のことを考えれば、大卒や短大卒の資格は、あって邪魔になるものではないし、長い人生を考えれば、大学の学びは大切なものだろうと思う。
一流企業は、一流大出の人材を求めるわけだけれど、3流4流の生き方というのも間違いなくある。ほどほどに頭がよくて、ほどほどに仕事が出来れば、人生はなんとかなるものだ。一流にこだわる必要はない。
大学で目的もなく、遊びほうけるなら、そりゃ行かなくてもいいだろうけれど、目的があって学びたいことがあれば、行った方がいい。
お金に関しては、奨学金とバイトでなんとかなるはずだ。コンパは行かなくていい。車も必要ない。金がかかるなら、成人式も行く必要がない。ガラケイがあればスマホはいらない。卒業旅行?そんなものは行かなくていい。
僕は風呂無しのアパートに6年住んでいたが、夏は水道の水を浴びていた。ジーパン2本とTシャツ3枚あれば、6月から9月まで生きられる。サバイバルは結構楽しいものだ。ちなみに東京生活の6年間はテレビは必要なかったし、大学や市の図書館に行けば、本は無尽蔵にあるので、買う必要もなかった。お金を使わない工夫はくされるほどあった(笑い)。
大学で僕が学んだこと、それは人生は結構暇だということだ。仕事に忙しいと言いつつ、ギャンブルやお酒や不倫に精出すかたは多い。きっと時間の使い方を知らないんだろうと思う。
暇な時間の有効活用を大学で学んだ僕は、実に多くの時間を楽しんでいる。ギターがあれば曲が生まれるし、軽トラックで山をかけ巡れば、様々な驚きと出逢う。大学を出たおかげで、なんだか知らないうちに、先生と呼ばれる仕事までさせて頂いている。
3流4流だってちゃんと生きる世界はあるのだ。迷っているなら大学や短大に行ってみよう。僕はそう思う。
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