稲作農家を離脱したものの・・・
今年度もようやく休耕田と中間山地の草刈り作業が終わった。
この田んぼは、父が昭和30年代に原野を開墾して作った田んぼだ。2000年に入ってから休耕田にしている。今年から稲作農家を廃業したので、さらに休耕面積は増え、のり面や土手の面積を含めると、草刈り作業をしなければならない面積は、ゆうに甲子園球場のフィールド面積を超える。
これを昨年までは草刈り機械一本で頑張っていたが、血圧の上昇やら腰痛やらで、身体の限界を感じた僕は、中古のモワーを手に入れた。草刈り作業の労働時間が5分の1で済むようになった。ありがたい。
もったいないから耕作すればというお声を頂くが、これくらいの規模だと完全な赤字になる。26年前に父が他界し、家に戻ってきて農家を継いだころは、お米の買取り値段もそれなりで、間違いなく家計を支える収入源になっていた。しかし今やお米の金額は経費の値上げを考えると、当時の半分くらいになる。売ったお米の代金で、肥料代や機械代の維持費が賄うことが出来ないのが現実だ。
そろそろ稲刈りの季節を迎えるが、生まれて初めて収穫したお米を担がない秋を迎える。本業の塾稼業に万進するか。
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