中学1年生と2年生の鬼門
中総体の新人戦が終ったが、実はこの部活に一生懸命な日々、中学2年生の数学が大きな山場を迎えていた。連立方程式の文章題、そして一次関数だ。
高校入試に向けて、この山場を乗り越えた生徒はいいのだが、小学校時代に道のりや速さの問題、しいては割合や濃度計算が苦手だった生徒は、かなりの演習量をこなさないと理解は大変なところだ。そして矢継ぎ早にやってきた関数の文章題でアップアップの生徒は、間違いなく中間も大変だけれど、来年の入試に向けて、鬼門となることは想像にかたくない。
ご家庭で指導できる方がおられれば、早急に対処して頂きたい時期だが、そうでなければ塾での指導をお勧めする。この箇所での引っかかりは、高校入試もさることながら、高校数学への理解に向けて大きなビハインドになる。対策が急務だ。
一方中学1年生は英語が今年の山場にさしかかっている。三人称単数の動詞の処理だ。英語以前に日本語としての人称の意味があいまいな中学1年生は多いのだが、お子さんに三人称って何だと尋ねてみて、解答がチンプンカンプンの場合は、赤信号点灯である。
英語の三人称単数の英文に対して、動詞の疑問文や否定文が確実に作成できるようならば、英語は得意な生徒とみて間違いない。とりあえず英語の塾は必要がないだろうと思う。
しかしbe 動詞がいまだに理解できていない場合は、早急な対策が必要だ。部活も大切だろうけれど、それ以上に勉強も大切である。よろしくお願いしたい。
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かねごん様
秋も深まる9月も下旬、塾屋稼業にも一段と精が出る頃ではないかと勝手ながら、推察致します。
出題されています「中学2年生数学。2元1次方程式の問題」ですが、カネゴン氏の前段の記述より推測しますに、
(1) 出題された文章を上記の図式に纏めるだけで一苦労であり、
(2) その図式化された未知数の関係性を数式に変換する作業----これこそが、実際の社会生活に於いて遍在する諸々の事象の本質を摘出し、それを抽象化する高度な知的作業----であり、恐らく、これが最難関であり、且つ、
(3) 更に電卓や携帯、スマホ、PCなどを使用せず、中学生個々人に依る完全なる手作業で、出来上がった2元1次方程式を計算し、解を求める工程も、それに劣らず難関である筈です。
小学校4、5年生くらいの算数で落ち零れた中学生諸君には、こう云う問題は「異星人が喚き立てる意味不明、且つ聴き取り不能の呪文」にしか読めない、聞こえないのでありましょう。
落ち零れた人々には、衷心より甚く同情申し上げます。m(_ _)m
しかし、かねごん様、この種の「異星人から難癖をつけられて居る被害者の存在」は、塾経営者にとっては、未開拓の資源が無尽に眠る沃野でもありましょう。
今、かねごん氏の眼前には隠しようも無く、無限の市場が拡がっているのであります。御健闘、御盛業を祈ります。お元気で。
(かねごん)
Yzakuraさまお久しぶりでございます。
昨年の暮れから怒涛のごとくいろんなことが押し寄せてきて、そのフッレシャーにもだえ苦しんでおりましたが、ようやくトンネルの向こうに光が見えてまいりました。応援メッセージありがとうございます。
投稿: Yozakura | 2016年9月24日 (土) 12時51分