風景の中で
今日は曇り空で涼しい。珍しく草刈り機械の音もせず静かな朝だ。
田んぼと山に囲まれたこの風景も、半世紀以上見て来ると、これと言った感慨はわかないのだけれど、日々刻まれてきた歴史の体積を考えると、軽いめまいを覚える。
一番上の写真が我が家の田んぼだ。実は今年の春から稲作農家を廃業したので、近隣の方に田んぼを使用して頂いている。荒れ地にならなくて済んで、ほっとしている。感謝で一杯だ。
前回このブログも9年目に突入した話を書いたが、29歳の時に始めて塾は26年目に突入した。昨日夏期勉強会の前ということもあって、掃除をしていた時に、ずっと昔の塾生のファイルが出てきた。
失礼な話だが、鮮明に顔が浮かんでくる生徒と、全く忘却の彼方に消えてしまった生徒がいる。大変だった生徒の顔だけが僕の記憶から浮き上がってきて、きっと指導が順調だった生徒の顔は卒業と同時に記憶の奥底に沈殿してしまったのだろうと思う。
ゆえに町で僕に声をかけて、名前どころか僕が塾生であったことまで忘却した状況の場合は、面倒をかけなかった存在だったんだなと自負してして頂きたい(笑)。全くの言い訳にすぎないのだけれど・・・
ぼんやりした風景の中で、今朝はぼんやりとこんなことを考えていた。
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