2007の5月に書き始めたこのブログも9年目に突入した
2007の5月に書き始めたこのブログも9年目に突入した。アップした記事が4500稿を超えたので、平均すれば毎日1.3稿書いてきたことになる。閲覧して頂いた延べ人数ももうすぐ150万人になろうとしている。飽きっぽい性格の僕としては、奇跡に近い継続力だとちょっと自負している(笑)。
塾よりもなんかこのブログが注目された感があって、嬉しいのか哀しいのかちょっと分からないのだけれど、このブログを通じて多くの友人が出来たことは、本当に僕のかけがえのない財産だと思っている。
この10年余りを振り返ると、本当にいろんなことがあり過ぎて、クラクラするというのが、正直なところだ。気づいたら当時高校生と小学生だった息子たちは、当然のことだが社会人となっており、僕は間違いなく年をとった。
東日本大震災以後は生徒が激減し、閉塾することも脳裡をかすめたけれど、私立高校、そして短大の非常勤講師という機会を頂き、どうにかこうやって塾を継続することが出来てきた。関係者各位には本当に感謝で一杯である。
最近、かねごんさんのブログは過激度がなくなりましたねと言われるが、僕的にはちょっと休憩という感じで、充電中なのかもしれない。正直9年間もほぼ毎日、雑文を書き続けて来ると、知性の弱い僕にはストックがなくなるわけで、どうにもこうにも青息吐息である。
たまに過去の自分の文章を閲覧することがある。自分の感情が移り変わり、諦観や怒りが日々錯綜してきたわけだけれど、基本的には、学生の頃から、思想的なスタンスは全く変わっていない自分にちょっと愕然としてしまう。はっきり言ってしまえば進歩がない。独りよがりで妄想癖がとまらない自分と向き合うことがしばしばだ。
家族からは好きな卓球と音楽と、そして神社巡りを好き放題やらせてもらっている。こんなオヤジを持つ家族も大変かもしれないが、まあドンマイといくことで許してもらうことにしよう。
この秋からは自宅での母の介護も始まる。万が一という心配はないことはないが、母も自宅で最期の人生を送りたいというのが強い希望なので、僕も最後の親孝行だと思って、マイペースでやっていこうと思っている。
家に引きこもることが多くなると思うので(笑)、またこのブログに向かう時間も増えるかもしれない。ストレス解消に過激になることがあるかもしれないので、ご了承願いたい(笑)。
とにもかくにも、僕の拙い雑文にお付き合い頂いてきた皆様には本当に心より感謝申し上げます。10年という節目を目標に、このブログも、あっちこっちに寄り道しながらなんとか続けてきました。もう少しだけ頑張りたいと思います。よろしくお願い致します。
当塾のホームページはこちら☞➡大験セミナー
« 一関市千厩の巨石 | トップページ | 風景の中で »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- せっかくの人生だもんね(2018.07.05)
- 長旅から帰ってまいりました(2018.05.04)
- 神様を信じている人と信じていない人の違い(2018.04.26)
- 4761回目のつぶやき(2018.04.11)
- 流転(2018.03.25)
コメント
« 一関市千厩の巨石 | トップページ | 風景の中で »
もうまる九年経ったのですか、早いものです。
私の方は最近ブログを再開しましたが、根が飽きっぽいので、いつまで続くことやらです。過去記事を読むと思想的なスタンスが全く変わっていないことに愕然とする、とありましたが、私も同様です。自分の書いた記事をまとめて何回か分を読むと、同じことを言い方だけ変えて何度も繰り返しているだけではないかとギョッとしました。
しかし、人間そうそう急に変わるものでもないので、私もこの調子でやっていくと思います。暑くなってきますのでお体を大切に。
(かねごん)
小林先生ご無沙汰しております。
休日は卓球の指導。平日は草刈りで日々が過ぎて行きます。
昨年の今頃は一関相撲場所の準備で大変でしたが、今年の夏は本業が震災後、ようやく軌道にのってきた感じで、なんとか生活できています(笑)。
小林先生もお互い年なので(笑)ご自愛ください。
投稿: 学び舎主人 | 2016年7月25日 (月) 12時34分
かねごんさんはブログ派ですね(^^)
僕もブログ派です。
ブログというのは、自分と向き合うのに良いですね。
表面的な交流やら繋がりやらを求めてさまようSNSなんかよりずっと好きです。
自分を、自分の中から出てくるものをよく見つめてよく感じる。
これをちゃんとしないと、結果だけにとらわれてしまいそうで。
ふと感じた“自分”を、ブログに記すことで深く理解する。
ブログって、そんな感じしませんか?
(かねごん)
永田先生ご無沙汰しております。
自分が感じたことをブログに書き残す行為は、はた目からみたら孤独者の依存症に見えるかもしれませんが、やっぱりやめられませんね。ほとんど病気です(笑)
投稿: 永田 | 2016年7月25日 (月) 23時54分
かねごんさんへ
自宅で塾をやっている50代の者ですが、ブログを読むのを楽しみにしてきました。震災のころから定期的に読ませて頂いております。神奈川に住んでおります。
音楽、巨石など、興味深く感じながら、いつの間にか月日がたちました。
一人で塾をやっている関係もあって、参考になることがよくありました。行き詰まっているときに、かねごんさんのブログを見て、自分のこの辺がまずいんじゃないかとか、考えたりしました。
かねごんさんの影響もあってか、最近は古寺の境内にムササビを探しにいったり、自転車で走ったりします。
お母さんのお世話で大変でしょうが、今後も思うがままにお書き下さればと思います。
(かねごん)
かいけさんありがとうございます。
僕も震災後は一人で指導やらなにやらやって来ましたが、大手がどんどん進出してくる地方都市で、本当に青息吐息です。なんとか還暦までと思っていましたが、世の中の動向を見ると、死ぬまで赤ペンを握りしめなければならないのかと、ちょっとめまいがしますね(笑)。
でも無理はだめですね。
かいけさんは神奈川ですか。うちの息子が今年の春学校を終えて、横浜で放課後児童のお世話をする仕事をしています。都会で楽しそうですね。
僕も都会が好きでしたが、いなかジジイになってしまいました。
投稿: かいけ | 2016年7月26日 (火) 01時54分