努力は報われるか
昨日の読売新聞の投稿欄に、努力は報われるのかというテーマでの記事が掲載されていた。
ひょっとすると現代人の永遠のテーマかも知れない。目標設定と妥協点の有無もそれぞれあるのだろうけれど、頑張ったのにだめだったということは、人生に於いて頻繁にやってくるアンチテーゼだ。
努力は報われると断言することが、どこかに偽善を感じるという人は多いと思う。僕のような受験指導を仕事とする日々を送っていると、努力が報われるという現実を目にすることが多い反面、なぜにだめだったのか、というジレンマに陥ることも少なからずある。
ただこの年になって思うことだけれど、なが~い目で見れば、努力した時の失敗というものは、必ず将来の意味ある布石になっている。無駄な努力も無駄な失敗もないと言うことだ。
失敗を恐れていては何も出来ない。たとえ敗北の連続でも、その敗北は必ず報われる。それは間違いない。継続こそ力なりという言葉があるが、敗北だって敗北のままでは終わらない。
若い頃の時間はあっという間だ。その瞬間のきらめきは、努力でしか作れないんじゃないだろうか。後悔はいつでもできる。しかしチャレンジは今しかできない。
これから4月を迎えるまでの季節は、多くの若者たちにとって選択と決断の時期である。努力は100パーセント報われないかもしれないが、行動は必ず結果を持ってくる。頑張って欲しい。
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