烏兎ヶ森の風景
一関の中心街から東の方向、舞川方面に円錐形の美しい山を見ることができる。烏兎ヶ森(うどが もり)である。この写真は狐禅寺に鎮座する加茂神社の境内から写した風景だ。
この烏兎ヶ森の8合目には、巨石が祀られている岩倉神社がある。偶然見つけた時は、その荘厳さに思わず身震いしたかねごんであった。残念ながら今回の東日本大震災で、苔むしてきれいに佇んでいた石段が崩れてしまったが、古代からの祈りの場であったであろう痕跡がひしひしと感じる磐座である。
自宅から塾に向かう途中、いつの頃からか烏兎ヶ森に向かって手を合わせている自分がいた。それほど心をとらえる山である。
数字的には海抜350メートルのこんもりした山だけれど、存在感はかなりでかい。一関駅から新幹線で東京に向かう時、新幹線ホームからいつもこの烏兎ヶ森が見える。若い頃、頑張って来いと山が声をかけてくれている気がした。
故郷の山はいいものだ。
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