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2015年12月12日 (土)

ヘンリーという経済用語をご存知ですか

まず「ヤッピー」(若い都会派プロフェッショナル)が現れ、続いて「ディンクス」(子どものいない共働き夫婦)」が出現した。そして今度は、経済的にゆとりがある1980年から2000年までに生まれたミレニアル世代の「ヘンリー」(Henry:high earning not rich yet=まだ富裕層とはいえない高所得者)の登場だ。

アメリカ合衆国国勢調査局によると、ミレニアル世代は1982~2000年に生まれた若年層で8310万人。このうち44.2%が非白人の少数派となり、ヒスパニック系がこの少数派の半数にあたる50.2%を占める。
(東洋経済オンライン)

塾で教える仕事をしていると、何が大変かというと、新しい造語に対応する条件反射みたいなものを鍛える努力である。時代によって、刻々と変わって行く風潮や経済の流れが、教科書にも様々な変革をもたらし、受験に登場する言語も多様化する。

ミレニアル世代という言葉は知っていたけれど、ヘンリーなんていう単語は、固有名詞であること以外まったく僕のボキャブラリーにはなかった。

理科を教えていてもそうだな。突然太陽系の惑星から星の名前が削除されたり、大腸の働きの表記が変わったり、教科書が改訂されるたびに問題集や回答集を訂正しなければならない。

それが仕事なのだからしょうがないけれど、どうも記憶力のペースが落ちてきた気がする。いや気がするどころではないな。

ところでうちの息子たちもヘンリー世代ということなのだが、僕ら夫婦の老後を見てくれる余裕なんてあるのかな。日本は厳しいか・・・

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