明日からまたファイトだな
ころころと人生の季節が過ぎてきた。ふと気づくと・・・
塾教育に携わり、先生と呼ばれる仕事について35年の年月が流れた。初めて先生と呼ばれたのは、家庭教師を始めた19歳の時だった。その時教えていた中学生は、来年50歳になる。ちなみに現在の塾の最初の卒塾生は43歳になっている。
若い頃は自分の生き様を反省することが多かった気がするけれど、昨今は僕のような人生もありなのかなと思えるようになってきた。一種の諦観かもしれない。自由奔放な性格ゆえに、嫁さんや息子たちには、随分不自由な思いをさせてきたような気がする。
父親として家族を養い支えることは当然なことだろうけれど、健康やお金のことは、なかなか思うようにいかないのが世の常だ。塾生たちに、先生は若い頃は何になりたかったんですかと時々聞かれる。
幼少の頃から、お金で苦労する家族の姿を見てきたので、正直言うとお金持ちになりたかった(笑い)。しかしどうも自分はお金に縁がある人生ではないなと自覚してからは、自由人であることを渇望し続けてきた感がある。
3度の飯が食えて、家族がいて、そして好きな音楽と書物があればそれで僕は満足なのだが、それだけでは文化生活は送れない。携帯電話・パソコン・自動車・年金・税金etc・・・・。
塾を開校して25年間、過去に於いて2週間ほどの入院はあったけれど、それ以外で風邪や体調不良で仕事を休んだことはほとんどない。満身創痍の身体ではあるが、魂はなんとか元気なようだ。
頼って頂ける人間がいるうちは、僕は全身全霊で仕事に打ち込んでいきたい。明日からまたファイトだな。
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