秋の気配
オフコースの名曲である。
大学時代、友人の車に乗って秋の湘南を走っていた時に、この曲がカーステレオから流れていた。あれから気の遠くなるような月日が流れた。
僕は就職し結婚をして、そして子どもが生まれ父となり、そして50も半ばになった。
誰もが自分の人生を振り返ることがあると思うのだけれど、僕は自分の過ぎ去ってきた人生に十分満足している。塾教師という仕事は、実に僕の人生をいろんな色に染め上げてくれた気がする。
苦労が多かったけれど、子どもたちの元気な姿に励まされ、僕自身が癒されてきた。学生時代に自分が理想とした暮らしには手が届いていないけれど、後悔はない。
家族に恵まれ、好きな音楽をやり、そして本を読む時間がある。これ以上なにを求めるというのか。感謝で一杯だ。
岩手の今年の秋は、いつもよりゆっくりやって来たけれど、冬は早くやって来そうだ。自宅ではストーブが活躍している。
我が家の無断熱材の室内は、全くもって外気温と変わらないけれど、塾は築11年の断熱材バリバリの物件なので、ストーブがまだまだいらない。それどころか日中は暑くてクーラーが欲しいくらいだ。
自宅と塾での温度差に、身体のサーモスタットがちょっと悲鳴をあげているかねごんであるが、老体をだましだまし、頑張って行こうと思っている。
新学期のカリキュラムのご案内➡大験セミナー
« 此の花の咲くや姫 | トップページ | 格差・格差・格差 »
「音楽」カテゴリの記事
- ひふみ祝詞(2016.04.13)
- ボブディランがやって来る(2016.04.02)
- Kenny Dorham, Sunset(2016.02.16)
- Jim Hall/ My Funny Valentine(2016.02.14)
- 365日の紙飛行機(2016.02.09)
コメント