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2015年9月11日 (金)

児童虐待相談過去最多に

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昨日の岩手日日の記事だ。児童虐待が哀しいかな増加の傾向にある。

先日も友人の外国人に尋ねられた。どうして日本では児童虐待が起こるのかと。一番の理由は経済的理由だろうと思う。

経済格差が精神的な不和を社会にもたらしている。例えば国全体が町全体が貧しければ、相互扶助や、助け合いの精神が生活の中で、ストレスの軽減になりうるだろうけれど、日本のように企業や職種によって、収入に大きな格差が生じている国に於いては、労働時間に見合う報酬が確約されず、潜在的貧困に対する不安が拡大している。そしてそれが大きなストレスになっている。

地方の就職率が安定してきたと言われるが、賃金があまりにも低い。高卒で地元の企業に就職が出来ても、手取りが10万に届かない。結婚適齢期にになっても20万円を超えることがなく、小さな子どもがいても共稼ぎを余儀なくされる。

子育てにはお金がかかる。それどころか、子どもたちが高校や大学に進む頃になると、自分の親が病気になったりして、ダブルパンチでお金が飛んでいく。

大家族制が崩壊した地方に於いて、虐待を阻止する家族内の制御機能が果たせなくなった。

老人ホームには老人があふれ、そして核家族の中では児童虐待が増えて行く。離婚率と自殺率が高くなっている岩手の状況に於いて、やはりお金の問題は無視することは出来ない。大学進学率の低さと収入の関連を指摘する声もあるが、僕はあえて言いたい。学歴は必要かもしれないが、それ以上に学力やある種の技術力が必要だと。

どうだろう。仕事などで30分も会話をすれば、その人の知性や感性の有無は見えて来るのではないだろうか。学力で性格までが改善するとは思えないが、少なくとも、収入に繋がる武器にはなるはずだ。

考えて頂きたい。大学に行かなくても、英語が堪能で、機種に関係なくパソコンが自由に操ることが出来て、自動車を持っていれば、いい仕事は一杯見つかる。僕はこの春、職安に通ってそのことを実感した。この地域で大卒を求むなどという企業は皆無だ。残念ながら、僕にはブログを書くくらいのパソコン能力しかないので、パソコンの仕事にはありつけることが出来なかったが・・・・・。

児童虐待をやっていても、虐待をやっている意識を持っていない親御さんがいる。近所の方や学校からの報告で虐待が発覚することが多い。虐待は連鎖を生む。親から虐待を受けた子どもは、やがて自分が親になった時に虐待をする傾向がある。この連鎖を断ち切るためには、専門機関や教育関係者の関与だけではだめだ。おせっかいでもいいから、僕らは虐待行為を見たら、その家族に寄り添ってあげなければならない。

被災から4年半が過ぎたが、経済の復興はほど遠い。富める者だけが勝ち組という概念が生活の中で垣間見られる。

学歴がないのも、仕事がないのも、そしてお金がないのも、自己責任だとしたら。そういった状況を見て見ぬふりをしてきた地方行政の在り方の責任はどうなのだろう。

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