戦後70年
今日は終戦記念日だ。新聞のテレビのゴールデンは戦争関連の番組で埋まっている。
実は僕の祖父も家内も祖父も戦争で亡くなっている。戦後70年の節目の年に、自民党安倍内閣が打ち出した愚劣な政策は、戦没者に対する冒瀆だ。
戦後の平和憲法は、戦争で犠牲になられた数百万の方々の尊い命の礎で築き上げられたものだ。第9条の重さは、彼らの命の重さでもある。
僕の母は80歳になるけれど、父の顔を写真でしか知らない。母の父は、自分の妻に新しい命が宿ったことを知らないで戦地に赴いた。
戦中戦後の暮らしの困窮は、推してしかるべしである。
戦争のない生活を当たり前のことのように考えている日本人は多い。しかしこの当たり前の平和な暮らしがどれほど稀なものなのかは、世界を眺めれば一目瞭然だ。
自分の足元をしっかりと見つめた選択を我々はしなければならない。右と言えばみんなで右を見、左と言えばみんなで左を見てしまう。振り子の揺れを全体の流れで掌握するのではなく、各自の見識で見定めなければならない。僕はそう思うな。
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